刑事マードックの捜査ファイル 第64話 あらすじ シーズン5第12話「誇りと裏切り」 クラブツリーの旧友に殺人の疑い、ロッカールームで失われた仲間

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今回は、アイスホッケーのチームで起きた殺人事件。亡くなった選手と殴り合っていたのは、クラブツリーの古くからの友人でした。

ただでさえ落ち着かない話なのに、その友人の妻は、クラブツリーがかつて心を寄せていた女性。知っている人が事件に関わると、いつもの捜査とは違うところまで気になってしまいますね。

一方、捜査に関わる女性医師も、元婚約者と顔を合わせることに。こちらの男性の態度にも、ちょっと黙っていられません。

それでは64話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第12話「誇りと裏切り」のあらすじ

アイスホッケーチームの主将、シンプソンがロッカールームで遺体となって発見されます。ウィリアム・マードック刑事が、この事件を調べることになりました。

チームメイトの証言から、シンプソンは亡くなる前、同じチームのドリスコルと殴り合いの喧嘩をしていたと分かります。

口論だけでなく、手が出るほどの争い。その直後に一方が亡くなっているため、ドリスコルに疑いが向きます。

仲間が亡くなったうえに、直前には殴り合い。喧嘩を知っている人が相手を疑ってしまうのも分かるけれど、これだけで決めつけるのは怖いです。

このチームのオーナーは、初めてスタンレーカップの優勝を期待できるチームを持つことになっていました。スタンレーカップは、アイスホッケーの選手たちが優勝を目指して争うカップです。

しかし、チーム内には新しい選手が入ってきたことによる緊張もありました。選手の一人が、報酬を受け取って競技をするプロなのではないかという噂も出ています。

ここでは、プロの選手であることが歓迎されていません。お金をもらってプレーしているのでは、という疑いが、チームの中で問題になっているのです。

優勝が狙えるなら、みんなで喜べそうなのに。新しい仲間への疑いまであると、同じチームにいても落ち着かないですね。

そして、疑われているドリスコルは、ジョージ・クラブツリー巡査の古くからの友人でした。事件とは無関係のところで、すでにつながりがあったのです。

シンプソンが亡くなった時間、ドリスコルはクラブツリーとバーで飲んでいました。クラブツリー自身が、友人と一緒にいたことを証言できる立場にあります。

喧嘩をしたという証言がある一方で、死亡した時間には別の場所にいたという話も出てきます。ドリスコルを調べるうえで、この時間の確認は外せません。

これはクラブツリーがいてくれて良かった! 友達だから信じたいという気持ちだけでなく、一緒にいた時間を話せるのは大きいです。

ドリスコルとの縁は、それだけではありません。彼が結婚した相手は、クラブツリーが以前、好意を寄せていた女性でした。

古くからの友人であり、かつて好きだった女性の夫でもあるドリスコル。クラブツリーにとっては、私生活でもつながりのある相手が、殺人事件の捜査対象になったことになります。

昔好きだった人の夫が疑われるなんて、どんな顔で向き合えばいいの? クラブツリーの立場を思うと、私のほうが落ち着かなくなります。

ただ、ドリスコルは、人への接し方まで好ましい人物とはいえません。人をからかったり、横柄に振る舞ったりするところがある選手です。

クラブツリーの古い友達と聞いて、少し安心したのに、その態度には引っかかりました。昔から知っている相手でも、嫌な言い方は嫌です。

チームメイト同士の諍いが、殺人につながったようにも見える事件。しかし、マードックには、それとは別に気になる点がありました。

シンプソンとドリスコルの喧嘩だけでは、事件の全体は見えてきません。チーム内の事情も関わる中で、捜査は続きます。

殴り合いの話を聞くと、どうしてもそこばかり気になってしまいます。別の引っかかりも見ているマードックに、ここは任せたい!

一方、この事件は、捜査に関わる女性医師にも厄介な再会をもたらします。ホッケーチームの選手の中に、かつて婚約していた男性がいたのです。

元婚約者は、婚約が破談になったことを恨んでいました。彼女に対して攻撃的で、もう一度やり直す機会を与えてもらって当然だという態度を取ります。

もう一度やり直したいと思うのは、その人の気持ち。でも、その機会を相手が用意して当然という態度にはイライラします。彼女にも気持ちがあるのに!

事件に関わる中で、過去の婚約相手とも向き合うことになった女性医師。相手は別れを受け入れられず、その不満を彼女に向けてきます。

一度婚約したら、別れたあとまで相手の希望を聞かなきゃいけないの? 仕事で顔を合わせたところへ、こんなふうに迫ってこられるのはきついです。

そして、シンプソンを殺した犯人は、同じチームに所属する別の選手だと明らかになります。

犯人はドリスコルでも、女性医師の元婚約者でもありませんでした。シンプソンとともにチームにいた、もう一人の選手だったのです。

やっぱり、喧嘩をしたという話だけでは決められませんでした。それでも、同じチームの仲間が殺していたという結末は、やりきれないです。

主将を失った事件の行き着く先には、チームメイトによる殺人がありました。優勝を期待されていたチームの中で、シンプソンの命が奪われていたのでした。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第12話「誇りと裏切り」の感想まとめ

いちばん引っかかったのは、女性医師の元婚約者が、やり直す機会をもらって当然という態度を取るところでした。別れたことへの怒りを、彼女にぶつけてくるのが嫌だった。

まだ好きだという気持ちが残っていても、相手を責めていいことにはなりません。まして、彼女が仕事で関わる事件の中での再会です。

そこで昔の関係を持ち出されるのは、しんどいですよね。彼女の側に立つと、まず目の前の仕事をさせてあげてほしいと思いました。

元婚約者というだけで、今も特別な権利があるような振る舞い。そこはちゃんと腹が立ちます!

クラブツリーとドリスコルの関係も、気になったところです。古い友人が疑われ、その時間には自分が一緒にいたという、ずいぶん近い位置にいました。

クラブツリーの証言があることには、少しほっとしました。疑わしい喧嘩の話ばかりが先に出る中で、死亡した時間のことを確かめられる人がいたからです。

そのうえ、ドリスコルの妻は、昔クラブツリーが心を寄せていた相手。事件の話を追っていたのに、ついクラブツリーの昔の恋まで気になってしまった。

ただ、ドリスコルの横柄さには困ります。クラブツリーの友人だからこそ、もう少し人に優しく接してくれたらいいのに、と思ってしまいました。

そして、犯人が別のチームメイトだったという結末。ドリスコルの喧嘩や態度に引っ張られていると、私もつい、その人ばかりを疑ってしまいそうです。

感じの悪い態度には腹が立つけれど、それを見て殺人まで結びつけたらいけませんね。今回は、途中でドリスコルに引っかかったぶん、犯人が分かったところで一度気持ちを落ち着けたくなりました。

シンプソンは主将としてチームにいて、そのチームのロッカールームで亡くなっています。犯人も仲間の一人だったと知ると、その場所が余計につらく思えます。

オーナーが初めて優勝を期待できるほどのチームだったことも、引っかかったまま。カップを目指す選手たちの中で、こんな事件が起きていたのは残念でした。

マードックが、目立つ殴り合いの話だけに流されず、別の気になる点にも目を向けていたことに、私はほっとしました。

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