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クルミットです♪
今回は、女の子のベッドに残された、しゃべる人形から事件が始まります。いなくなった子どもの代わりに人形があるだけでも嫌なのに、その人形が口にするのはマードックの名前です。
子どもの安否を心配していたら、マードック自身に向けられた悪意まで見えてきました。やがてジュリアにも危険が及ぶ、落ち着かないお話でした。
それでは63話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第11話「悪意の人形」のあらすじ
ある朝、ボーデン夫人は娘のベロニカを起こしに行きます。しかし、ベッドに娘の姿はありません。
代わりに置かれていたのは、しゃべる人形でした。いつものように娘を起こすはずの朝が、思いがけない事件の始まりとなります。
子どもが寝ているはずの場所に、人形だけがあるなんて嫌ですね。何が起きたのか分からないまま娘を捜すお母さんのことを思うと、胸が痛いです。
捜査にあたるウィリアム・マードック刑事が人形のぜんまいを巻くと、人形は彼の名前を口にします。そして、一緒に遊ぶかと誘いかけるのでした。
ぜんまいを巻いて動かすおもちゃに、マードック個人へ向けた言葉が仕込まれています。ベロニカの失踪とともに、刑事を名指しする人形の存在が問題になります。
どうして人形がマードックの名前を知っているの? 子どもがいなくなっているときに遊びに誘うなんて、その言い方だけでも腹が立ちます。
マードックは、人形の販売元を調べていきます。そこで見つかったのは、同じ人形を5体、ホテルへ届けたという業者でした。
ベロニカのベッドにあった人形につながる手がかりです。マードックはジョージ・クラブツリー巡査と、そのホテルへ向かいます。
1体でも十分に気味が悪いのに、注文されていたのは5体。残りの人形にも何か入っていそうで、数を聞いただけで落ち着かなくなりました。
人形をたどって行き着いたのは、ホテルに滞在する金髪の女性です。そして、そこでマードックたちは意外な人物を見つけます。
いなくなったはずのベロニカが、無事な姿でいたのでした。誘拐を疑って捜していた女の子は、ホテルで見つかったのです。
ベロニカが無事でよかった! あの空っぽのベッドを見たあとだったので、まずはそこにほっとしました。
ところが、ベロニカのもとには、マードックに向けた別の人形が用意されていました。その人形にも、彼への新たなメッセージが入っています。
女の子を発見しても、人形を使った呼びかけは終わりません。マードックは引き続き、自分を挑発してくる相手を追うことになります。
子どもの無事が分かったところで、もうひとつ人形が出てくるのはきついです。こちらは安心したばかりなのに、犯人はまだマードックを付き合わせるつもりなんですね。
犯人は、現場にしゃべる人形を残し、そのたびにマードック個人へ言葉を向けてきます。人形を通じて、わざわざ彼に働きかけているのです。
最初の人形も、ホテルにあった人形も、メッセージの相手はマードック。捜査では、彼が狙われる理由も探る必要が出てきます。
マードックに言いたいことがあるなら、子どもまで巻き込まないでほしい! ベロニカが無事だったからといって、お母さんが味わった怖さまで消えるわけではないです。
そんな中、ジュリア・オグデン医師が、思いがけず警察署を訪れます。ジュリアは、過去にマードックが逮捕した人物による復讐ではないかと考えます。
以前の逮捕を恨んでいる誰かが、人形を使って彼を挑発しているのではないか。その可能性を、ジュリアが示したのでした。
こうして一緒に考えてくれるジュリアがいると、少し気持ちが落ち着きます。ただ、逮捕した相手を思い返すとなると、マードックには心当たりが多すぎそうです。
マードックとクラブツリーは、黒板を使って過去の事件に関わった犯罪者を整理します。これまで捕まえてきた人々の中に、人形のメッセージを送る人物がいないか調べるのです。
黒板には多くの名前が並び、それぞれのその後も記されています。処刑された者、今も収監されている者、逃亡している者という具合です。
収監とは、刑務所に入れられていることです。二人は名前だけでなく、相手が現在どのような状況にあるのかも確認していきます。
黒板に並ぶ名前を見ると、マードックは本当にたくさんの相手を捕まえてきたんだなと思いました。クラブツリーと一緒に確かめているのが、こんなときはありがたいです。
そこには、これまでの数々の事件で関わった人物が含まれています。捕まった者ばかりではなく、逃亡している者の存在も残っています。
今回の挑発につながる相手を探すため、過去の事件を振り返る二人。ジュリアの考えを手がかりに、マードックへの恨みという方向からも捜査を進めます。
以前の事件が終わっていても、逃げた相手はいるんですよね。黒板の名前を一人ずつ確かめる作業を見ていると、早く相手を見つけてほしい気持ちになります。
一方、トーマス・ブラッケンリード警部は、もともと人形が好きではありません。かわいらしいおもちゃだとは思えないようです。
今回は、その人形から刑事を挑発する声まで出てきます。ブラッケンリードにとっても、好きになれるはずのない代物です。
今回ばかりは、ブラッケンリードの人形嫌いにうなずいてしまいます。こんな言葉をしゃべる人形を見たら、私も近くに置きたくありません!
そして事件は、マードックの身近な人を巻き込むところまで進みます。犯人にさらわれてしまうのは、ジュリアです。
警察署で、犯人の狙いについて考えを伝えていたジュリア。その彼女が、今度は犯人に捕らわれる側になってしまいます。
ジュリアまで連れていくなんて、あんまりです。マードックを困らせるために、周りの人を傷つけるやり方にはイライラします。
犯人が最後の被害者に選んだジュリアは、生きたまま埋められてしまいます。人形に託された挑発を追う事件は、彼女の命が脅かされる事態に至るのです。
ベロニカの無事を確かめたときとは違い、ジュリアには恐ろしい危険が迫っています。マードックたちにとっても、身近な仲間が狙われた事件となりました。
生きたまま埋めるなんて、どうしてそこまでできるの? ジュリアが置かれた状況を思うだけで苦しくて、人形の不気味さどころではなくなりました。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第11話「悪意の人形」の感想まとめ
いちばんつらかったのは、ジュリアが生きたまま埋められてしまうところです。これはきつかった。
警察署でマードックに意見を伝えていた人が、こんな目に遭うなんて。少し前まで一緒に犯人のことを考えていた姿があるので、余計に嫌でした。
ジュリアが何か悪いことをしたわけでもありません。マードックに向けられた悪意で彼女の命まで脅かされることに、腹が立ちました。
人形が名前を呼ぶところも不気味でしたが、私には、相手の大事な人を巻き込む犯人のやり方がいちばん嫌です。女の子を捜すところから始まり、ジュリアまでさらうなんて、もうやめてほしい!
ベロニカがホテルで無事に見つかった場面には、救われる気持ちがありました。あの子の姿が確認できたことは、素直にうれしかったです。
でも、そこで別の人形が用意されていたのが嫌でしたね。子どもが見つかってほっとした気持ちを、そのまま続けさせてくれません。
マードックとクラブツリーが黒板に向かうところでは、二人で調べている姿に少し安心しました。あれだけの名前を前にしても、一人ずつ確かめていくしかないのがもどかしいです。
ブラッケンリードの人形嫌いにも、今回はすんなり共感できました。ベッドに残された人形を思い返すと、かわいいおもちゃとして眺める気にはなれません。
それでも、いちばん頭に残ったのはジュリアのことでした。警察署で捜査の力になっていたジュリアを、生きたまま埋めるなんて、本当にひどいです。
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