ブラウン神父 第9話 あらすじ シーズン1「市長と魔術師」 マイクで感電死した市長と、魔術師姿で戻った亡き夫

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今回は、村のお祭りで市長が感電死するお話です。人前で話していた市長が、手にしたマイクで命を落としてしまいます。

しかも、この市長は敵の多い人物。妻が逮捕される一方で、亡くなったと思われていた夫が魔術師姿で現れるという、別の騒ぎも起こります。

夫が生きていたというだけでも驚くのに、その格好。再会を喜ぶより先に、聞きたいことがたくさん出てきそうですね。

事件の真相には、市長に傷つけられた女性のつらい過去も関わっていました。今回は結末まで触れていきます。

それでは9話を一緒に見ていきましょう!

ブラウン神父 シーズン1「市長と魔術師」のあらすじ

村では、毎年恒例のお祭りが開かれています。そこで演説をするのが、今回の事件の被害者となる市長です。

ただ、この市長は人に好かれる人物ではありません。態度は横柄で、女性を見下すところがあり、裏表もある人でした。

妻を含め、市長を快く思っていない人は少なくありません。

お祭りで挨拶をする人がこんな調子だと、話を聞くのもしんどいです。特に女性を見下す態度には、早くもイライラします。

そんな市長が、演説の最中に命を落とします。原因は、手にしていたマイクによる感電でした。

大勢の人が集まるお祭りで起きた死亡事件。ブラウン神父は、市長が故意に感電させられたことを見抜きます。

誰かがマイクの配線に細工をしていたのです。

演説に使うマイクが凶器になるなんて! 手に持って話すためのものだから、使う側はそんな危険を疑いませんよね。

市長に恨みを持つ人が多いため、犯人につながる事情も一つには絞れません。嫌われ者だったことが、事件をややこしくしています。

そして、殺人の疑いで逮捕されてしまうのが市長の妻です。

夫が亡くなったうえに、自分が逮捕されるなんてきついです。夫婦仲に問題があったとしても、それだけで妻を犯人と思いたくありません。

ブラウン神父は、市長の妻が逮捕されたことで調査に乗り出します。周囲に敵を作っていた市長の死について、真相を探っていくのでした。

夫を身近で知る妻にも、疑いが向けられる今回の事件。しかし、市長への反感と、実際に命を奪ったことは分けて確かめなければなりません。

ここでブラウン神父が調べてくれるのは心強い! 市長がどんな人だったかだけでなく、何が起きたのかをちゃんと知りたいです。

一方、お祭りでは事件とは別に、ある婦人を驚かせる出来事が起こります。

亡くなったと思っていた夫が、突然姿を現したのです。しかも夫は、魔術師の格好をしていました。

長い間、死んだものと思われていた夫。その本人が、生きて目の前に現れたことで、婦人は大きな衝撃を受けます。

えっ、亡くなったはずの夫が魔術師姿で? 生きていたことと、その格好と、驚くことが一度に来すぎです。

市長の事件が起きる中で、婦人も自分の過去と向き合うことになります。夫の登場は、気軽に懐かしがれるような再会ではありませんでした。

生きていてよかった、とすぐに喜べる話でもないですね。亡くなったと思って過ごしてきた時間があるのに、急に本人が現れても気持ちが追いつきません。

魔術師姿というところには驚かされますが、婦人にとって大きいのは、夫が生きていたという事実です。

私なら、まず今までのことを聞きたくなります。目の前にいるのが夫だと分かっても、すんなり受け止めるのは難しい。婦人が動揺するのも無理はありません。

その一方で、ブラウン神父は告解室で思いがけない手がかりを得ます。告解室は、信者が神父に自分の罪を打ち明けるための場所です。

そこで聞いた内容に、ブラウン神父も驚きます。そして、その言葉が殺人犯を探る手がかりになるのです。

ブラウン神父まで驚く話が出てくると、こちらも気になります。お祭りのマイクで起きた事件が、告解室で聞く言葉につながるとは思いませんでした。

今回の殺人では、マイクの配線に手を加える知識が必要でした。犯人には、その知識を身につけた過去があります。

市長を殺した女性は、第二次世界大戦中、海軍の女性部隊で電気技師として働いていたのです。

戦時中には、女性もこうした部隊で専門の仕事を担っていました。彼女の場合は、電気を扱う仕事の経験がありました。

配線をいじることができたのは、そんな経験があったからなんですね。市長を嫌っていた人を探すだけでは、分からないところでした。

犯人はマイクの配線に細工をし、市長を感電死させました。人を死なせた仕掛けは、魔術ではなく、電気についての知識を使ったものだったのです。

そして犯人の女性は、市長と関係を持ち、捨てられた人でした。

ただし、今回の別れだけが殺人の理由ではありません。彼女は以前から、市長に対する深い恨みを抱えていました。

別れ話だけで片づけられない事情があったんです。ここから分かる市長の仕打ちが、本当につらかった。

市長はかつて、この女性に、非合法な中絶を受けるよう強いていました。その結果、彼女はその後、子どもを産めなくなってしまったのです。

女性が長く抱えていた恨みに、捨てられたことが火をつけます。それが、市長を殺す動機になりました。

そんなことまで強いておいて、最後には捨てるなんて。市長に腹が立ちました。彼女の体に起きたことは、別れれば済む話ではありません。

電気技師として身につけた技術と、市長への積年の恨み。その両方が、今回のマイクを使った殺人につながっていたのです。

この過去を知ると、女性が市長を恨んでいたことにはうなずいてしまいます。あまりにもひどい仕打ちです。

村のお祭りで演説していた市長は、かつて自分が傷つけた女性に命を奪われました。事件の発端は別れでも、その前から彼女の中には消えない苦しみがあったのでした。

市長の横柄さにイラッとしていた最初の気持ちより、ずっと重くなりました。彼女が子どもを産めなくなった事情を知ってしまうと、犯人が分かっただけではすっきりしません。

ブラウン神父 シーズン1「市長と魔術師」の感想まとめ

一番心に残ったのは、犯人の女性が市長に中絶を強いられ、その後、子どもを産めなくなったと分かるところです。

市長に捨てられた女性と聞いたときには、まだそこまでの事情は分かりませんでした。過去を知ってからは、この人のつらさが気になってしまいました。

中絶を強いられたことだけでも苦しいのに、その結果まで彼女が背負っているんです。市長への恨みが長く残っていたことを、責める気にはなれません。

市長には本当に腹が立ちます!

最初は、嫌な態度を取る人だなと思っていました。女性を見下す態度にも引っかかったけれど、実際に一人の女性にしていたことが、想像していた以上にひどかったです。

殺人に至ったことはつらい。でも、彼女の過去を知った後では、市長の死を気の毒だという気持ちだけで受け止められませんでした。

妻の逮捕も落ち着かない展開でした。市長の身近にいた人だからこそ、疑いが向くのは分かりますが、そこで話が終わらず、ブラウン神父が調べてくれてよかったです。

手口については、犯人の電気技師としての経験が結びつくところに納得しました。マイクの配線という具体的な仕掛けに、その人の過去の仕事が関わっているんですね。

ただ、仕掛けが分かったときの納得より、動機を知ったときの重さのほうが残っています。彼女が市長に何をされたかを、どうしても思い出してしまう。

そして、亡くなったと思っていた夫と再会する婦人のことも気がかりでした。

夫が生きていたら、うれしい?

そう聞かれても、あの婦人の立場なら簡単に答えられません。突然戻ってきた相手を見ながら、これまで過ごしてきた時間をすぐに飲み込むのは難しいです。

魔術師姿で登場したことには驚かされましたが、婦人の衝撃を思うと笑ってもいられませんでした。再会したという事実だけで、気持ちまで元に戻るわけではないですから。

あの格好で現れた夫には、まず婦人がどれほど驚いたかを、ちゃんと受け止めてほしくなりました。

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