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クルミットです♪
全26話を一緒に追ってきた「刑事マードックの捜査ファイル」も、ついに最終回。シーズン2の締めくくりは、マードックが事件の捜査を通じて父と再会する「父との再会」です。
事故に見せかけられた死を調べるうちに、思いがけない家族のつながりまで明らかになります。しかも、一緒に捜査する相手は、どうにも気に障るほど自分に似た警察官。
ジュリアとの関係にも動きがあり、最後は少し肩の力を抜いて見届けられました。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第13話「父との再会」(シーズン最終回)のあらすじ
物語は、ウィリアム・マードック刑事と父、そして北西騎馬警察のジャスパー・リニー巡査部長が、銃撃を受けている場面から始まります。
三人がいるのは、プリングル・クリークの廃屋。外から撃ってくる相手が何人いるか、こんな状況でも意見が分かれています。
撃たれている最中まで細かいところが気になる二人。そこは後にして、まず無事に出てきてほしいです!
そこから話は数日前のトロントへ。地質学者ハンフリー・ブリーンが、建物の三階から転落して亡くなっていました。
事故とも見える現場でマードックを待っていたのが、ジャスパーだった。彼は遠くブリティッシュ・コロンビアからやって来た警察官です。
ブリティッシュ・コロンビアはカナダ西部にある地域。ジャスパーは、自分の担当する土地で起きた別の死を調べていました。
亡くなったのは、鉱石を分析する仕事をしていたユライア・ドークス。こちらの死も、一見すると事故に見えるものでした。
しかし、ジャスパーは不審な点があると考えています。そして、ドークスの所持品からマードックの名刺を見つけ、トロントまで足を運んだのです。
ブリーンは、そのドークスを雇っていた人物。ジャスパーにとって、事情を聞く必要のある相手でした。
ところが、訪ねてきた先でブリーンまで死亡。ジャスパーは転落の現場についても、巧妙に事故を装った殺人だと指摘します。
亡くなった人が二人とも事故として片づけられそうになっていたのが嫌ですね。ちゃんと疑って追いかけてきてくれてよかった。
ドークスが調べていたのは、アルコナ鉱業がプリングル・クリークで計画していた採掘事業の鉱石サンプルでした。
採掘する場所の鉱石に何が含まれているか、確かめるための調査です。その仕事を依頼したブリーンと、実際に分析したドークスが相次いで亡くなったことになります。
マードックはジャスパーと協力して捜査を進めますが、どうも素直に相手を受け入れられません。
ジャスパーの説明は筋が通っていて、細かいところにもよく気がつきます。新しい捜査方法への関心まで、マードックとよく似ていました。
正確な話をしているのに、その話しぶりが気になる。マードックにとっては、なかなかやりづらい相手だった。
この二人、どうしてこんなに似ているの? マードックが相手の細かさに困っているのを見ていると、少し笑ってしまいます。
トーマス・ブラッケンリード警部やジョージ・クラブツリー巡査も、二人の似たところに気づいています。
ジャスパーは腹が立つほど正確で、ほとんど間違えない。そんな相手について不満をこぼすマードックですが、聞いているブラッケンリードには思い当たる相手がいる様子。
いつもマードックと仕事をしている側からすると、身近な話でした。
ブラッケンリードの側に立つと、うなずきたくなります。自分に似た人の癖ほど、本人には気になってしまうんですね。
一方、マードックには事件とは別の心配もありました。ジュリア・オグデンと関わりのある男性を、新しい恋人ではないかと疑っていたのです。
そこでブラッケンリードとクラブツリーに、その男性を調べてもらうことに。捜査では理路整然としているマードックも、ジュリアのこととなると気持ちが落ち着きません。
ジュリアの相手が気になるのは分かるけれど、同僚に調べてもらうところまで行ってしまうのがマードックらしいです。本人に聞くのは難しいんだなあ。
事件の捜査では、ブリティッシュ・コロンビアの採掘権をめぐる詐欺の疑いが浮かびます。
そしてマードックは、土地への投機に関わる可能性のある人物の一覧に、父の名前を見つけます。事件を追っていた先に、自分の家族がいたのでした。
父がどう関わっているのか確かめるため、マードックはジャスパーとともに現地へ向かいます。
そこで待っていたのは、父との再会だけではありませんでした。ジャスパーの父も、マードックの父と同じ人物だったのです。
つまり二人は、父を同じくする異母兄弟。捜査の進め方や関心の向け方が似ていた相手は、思いがけず近い存在でした。
兄弟だったんですね! さっきまで張り合っていた二人を思い返すと、似ていることに妙に納得してしまいました。
ただ、家族のつながりが分かっても、事件の危険がなくなるわけではありません。
殺人を事故に見せかける手口を使っていたのは、雇われた殺し屋でした。ブリーンたちの死を調べる道筋は、鉱山をめぐる不正へとつながっていたのです。
父と息子二人は、プリングル・クリークで銃撃にさらされます。ここで、冒頭に出てきた廃屋での状況につながります。
再会した父を挟み、兄弟と分かった二人が一緒に危険を切り抜けようとすることに。家族の話をゆっくりする余裕もありません。
その銃撃の中で、マードックの命を救ったのが、胸ポケットに入っていた詩集だった。
詩集を持っていてよかった! 胸元に入れていた一冊のおかげで助かったと分かって、ようやくほっとしました。
やがてマードックたちは、採掘地で銃撃してきた者たちを逮捕します。命を狙われる事態は、ひとまず収まりました。
そして父と息子二人には、別れの時間が訪れます。けれども、その別れはぎこちないものでした。
父に再会し、知らなかった兄弟の存在も分かった今回。大きな出来事が続いた後だからこそ、その気まずさが気になります。
無事に別れられるのはよかったけれど、家族としてどう接したらいいか迷いそうです。すぐに打ち解けなくても、今は顔を合わせられただけで十分な気がしました。
ジャスパーは、ジュリアとの関係についてもマードックに助言をします。出会ったときには反発を覚えた相手から、恋のことまで言葉をもらうことになりました。
トロントの署に戻ったマードックを待っていたのは、ブラッケンリードとクラブツリーの調査結果です。
ジュリアの新しい恋人だと思っていた男性は、実は航空学の先生。空を飛ぶことについて教えている相手で、恋人ではありませんでした。
恋人じゃなかったの? マードックには悪いけれど、ここは少しおかしかったです。心配していた分、早くジュリアに会いに行ってほしい!
事実を知ったマードックは、航空学校へ急ぎます。そして、ジュリアの乗る熱気球に自分も飛び乗ります。
二人を乗せた気球は、トロントの空へ。マードックとジュリアは、そこで恋人としての関係を取り戻すのでした。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第13話「父との再会」(シーズン最終回)の感想まとめ
一番心に残ったのは、マードックがジュリアの気球に飛び乗るところです。誤解が解けた後、すぐに彼女のもとへ向かったのがうれしかった!
人に調べてもらうほど気にしていたのに、最後は自分で会いに行く。ジュリアと同じ気球に乗れたところで、こちらも気持ちが緩みました。
空に浮かぶ二人を見ながら、やっと一緒に過ごせるところまで来たなあと。最終回の終わりに、この二人の恋を心配したままにならなくてよかったです。
父との再会は、少し気まずさの残るものでした。銃撃を切り抜けたからといって、家族としての距離まで急に縮まるわけではないんですよね。
別れ際がぎこちないままだったことも、私は嫌ではありません。父を前にしたマードックには、自分のペースで気持ちを落ち着けてほしいと思いました。
ジャスパーが異母兄弟だったことにも驚かされましたが、それまでの二人を振り返ると、つい頬が緩みます。
相手の細かさに腹を立てていたマードック。その相手と同じ父を持つと分かった後では、捜査中の張り合い方まで少し身近に見えてきました。
そして今回も、ブラッケンリードとクラブツリーがいてくれてよかった。マードックの扱いに慣れた二人が、恋の心配にも付き合ってくれるのがありがたいです。
全26話を振り返ると、私が見守っていたくなったのは、事件に真面目に向き合うマードックと、身近な人のことで迷うマードックの両方でした。
細かいことを確かめずにはいられないところも、恋になると不器用になるところも、すっかりなじみになりました。周りの人たちとのやり取りも含めて、もう少し一緒に過ごしたくなる人です。
シーズン2の最後に兄弟の存在を知り、ジュリアとの関係も取り戻せたことがうれしい。再放送や配信で出会えたら、ジャスパーにむっとする顔も、今度は少し違う気持ちで見られそうです。
ジュリアのいる気球へ飛び乗ったマードックには、ようやく素直に会いに行けたねと、ほっとしました。
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