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クルミットです♪
今回は、大学で起きた教授の射殺事件です。人が大勢いる中庭から撃たれたのに、犯人の姿を見た人がいないという、困った事件がマードックを待っています。
被害者と電話で言い争っていた同僚には、恨む理由がありました。しかし本人は、その電話こそが完璧なアリバイだと主張するんです。
一方、クラブツリーは実の母親を捜し始めます。いつもの彼を見ているだけではわからなかった生い立ちに、胸がきゅっとなりました。
それでは20話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第7話「キャンパスの殺人者」のあらすじ
大学構内で、物理学のサミュエル・ベネット教授が銃撃されます。窓際の望遠鏡をのぞいていたところを、中庭から撃たれて亡くなりました。
銃弾が当たったのは頭でした。事件が起きた午後9時、ベネットは同僚のアルバート・ゴッドフリー教授と電話をしていました。
中庭には大勢の人がいたにもかかわらず、撃った人物を見た人はいません。ウィリアム・マードック刑事は、この奇妙な事件の捜査に当たります。
人が大勢いたのに、撃った人を誰も見ていない? ベネットが撃たれた場所を考えるだけでも、落ち着かない気持ちになります。
ベネットが望遠鏡をのぞいていたことも、単なる偶然ではないようです。犯人はわざと彼を窓際へおびき寄せ、狙ったと思われました。
そして、ベネットが望遠鏡で見ていたのは、着替え中の女子学生でした。
望遠鏡でそんなことをしていたんですね。ベネットにはあきれますが、そこを狙って命まで奪う犯人には、別の怖さがあります。
捜査の中で話を聞くのが、学生のロバート・ペリーとジェームズ・ギリーズです。二人によれば、ベネットは学生からも、ほかの教員からも好かれていたといいます。
しかし、ゴッドフリーにはベネットを恨む理由がありました。ベネットに学部長の座を奪われていたのです。
学部長は、学部をまとめる立場です。その座をめぐる事情から、ゴッドフリーとベネットの関係が捜査の手掛かりになっていきます。
学生たちから同僚同士の確執を聞くというのも、何だか生々しいですね。好かれていたという話だけでは済まなくなってきました。
ゴッドフリーは、事件当夜にベネットと激しく議論していたことを認めます。日頃から二人は言い争うことがあり、亡くなる直前の電話でも、穏やかなやり取りをしていたわけではありません。
ただし、ゴッドフリーは自分に完璧なアリバイがあると主張します。自分は被害者と電話をしていた、その電話の向こう側にいたのだという説明でした。
電話の相手だったというだけで、そこまで言い切っていいんですか? 完璧だと押されると、私はかえって引っ掛かってしまいます。
ベネットを恨んでいたことと、実際に銃撃できたかどうかは、それぞれ確かめなければなりません。マードックは、目撃者のいない銃撃と、電話を使ったアリバイに向き合います。
その捜査について回るのが、ペリーとギリーズでした。二人は好奇心が強く、マードックの捜査に熱心な関心を寄せています。
すぐそばで人が亡くなっているのに、二人ともずいぶん捜査に熱心です。マードックについて回る様子には、少し落ち着かないものがありました。
一方、ジョージ・クラブツリー巡査は、実の母親を捜すために新聞広告を出します。
クラブツリーは赤ん坊の頃、教会の入り口の階段に置き去りにされていました。その後、牧師とその家族に育てられたのです。
クラブツリーに、そんな生い立ちがあったんですね。母親を捜すために広告を出したと知ると、どうか会わせてあげてほしいと思ってしまいました。
広告に応じて現れたのは、一人ではありませんでした。二人の女性が、それぞれ自分こそクラブツリーの母親だと名乗ります。
会いたかった相手につながる手掛かりが届いた一方で、その言葉をそのまま信じるわけにはいかなくなります。どちらが本当の母親なのか、確かめる必要がありました。
母親を名乗る人が二人も来るなんて! クラブツリーにはうれしい知らせだけを受け取ってほしかったので、ここは切なかったです。
会えたかもしれないと思ったところで、相手を疑わなければならないのがつらい。こういう時まで気を張るのは、しんどいですよね。
今回の捜査では、マードックが防弾着の試作品を作ります。銃弾から体を守るために着るもので、まだ試作の段階です。
銃を使った事件だけに、体を守るものがあるのは心強いです。それでも試作品と聞くと、すぐに安心しきれない私もいました。
捜査の途中には、クラブツリーが撃たれたように見える出来事も起こります。マードックはこの機会を使い、母親を名乗る二人のうち、どちらが彼の母親なのかを見極めます。
母親を捜す話に、クラブツリーが撃たれたように見える一件まで重なるとは。本人のことを思うと、穏やかに会わせてあげたかったです。
それでも、マードックが母親を見極めるところまで関わってくれたのは良かった! クラブツリー一人で抱えることにならず、そこにはほっとしました。
そして、マードック自身にも、気持ちの晴れない関係がありました。ジュリア・オグデンとの間には、彼女の告白をきっかけに冷たい空気が流れています。
近づきかけていた二人は、すっかり改まった態度で接するようになっていました。親しくなってきたところから、堅い付き合いに戻ってしまったのです。
二人のよそよそしさが寂しいです。丁寧に接していても、前より距離があるとわかるのが、見ていてつらかった。
ジュリアを前にしたマードックにも、もう少しやわらかく接してほしいと思ってしまいます。すぐに気持ちを整理できないのもわかるけれど、ジュリアの側も苦しいです。
教授の殺害事件で明らかになる犯人たちの動機は、身勝手なものでした。殺人ができると思ったから、実際に試してみたかったというのです。
そして、人を殺しても捕まらずに済むか、確かめようとしていました。それ以外に、殺害の動機はありません。
試してみたかったから人を殺すなんて、ひどすぎます! そんなことでベネットの命を奪ったのかと思うと、腹が立ちました。
ゴッドフリーとベネットの確執が捜査の中で浮かぶ一方で、犯人たちが殺人に手を染めた理由は、恨みではありませんでした。
犯人たちは、ほかの人の命や気持ちに、まるで関心を持っていません。そのあり方に、マードックたちも衝撃を受けます。
捕まるかどうかを試すために殺されたなんて、ベネットがあまりに気の毒です。犯人たちの都合だけで命を奪われたことが、どうしても嫌でした。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第7話「キャンパスの殺人者」の感想まとめ
いちばん残ったのは、犯人たちの動機がわかったところでした。殺人を試して、逃げ切れるか確かめたい。そのためにベネットを撃ったというのが、きつかったです。
ゴッドフリーが学部長の座を奪われていたと聞いた時は、私もそこに気を取られました。電話で激しく言い争っていたなら、なおさら疑ってしまいます。
それだけに、最後にわかった動機には戸惑いました。犯人たちのやってみたいという気持ちのために、ベネットは命を失ってしまったんです。
望遠鏡で女子学生をのぞく行動にはあきれました。それでも、殺された理由を知れば、そんな勝手な話があるものかと腹が立ちます。
クラブツリーの母親捜しも、気持ちが離れませんでした。教会の階段に置き去りにされ、牧師の家族に育てられた彼が、自分から新聞広告を出したこと。どうかその一歩が報われてほしいと思いました。
そこへ母親を名乗る女性が二人。相手の言葉を喜ぶ前に、確かめなければならなくなるのはつらいです。クラブツリーには、もう余計なことで傷ついてほしくありません。
ジュリアとマードックの堅いやり取りも寂しかったです。二人が近づいてきたのを見ていた分、改まった態度に戻ったことがこたえました。
事件の犯人たちには腹が立ったままですが、クラブツリーの母親を見極めようと動いてくれたマードックには、ありがとうと言いたくなりました。
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