ブラウン神父 第65話 あらすじ シーズン6第5話 フェリシアがスパイ騒動に巻き込まれ、恋人と夫の間で答えを出す

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フェリシアとシドが久しぶりにケンブルフォードへ帰ってきた回。再会を喜ぶ間もなく、フェリシアは恋人と国家機密をめぐるスパイ騒動の中心に置かれ、殺人の容疑までかけられる。

それでは65話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第65話 シーズン6第5話のあらすじ

北ローデシアからフェリシアとシドがケンブルフォードへ戻り、ブラウン神父やマッカーシー夫人と再会する。だがフェリシアは、ロンドンにいる夫に会うと言ってすぐ駅へ向かった。冒頭では、彼女が昔の恋人から結婚を捨てて一緒になろうと迫られ、承諾する場面が描かれている。

駅で彼女に声をかけたのは、以前シドの一件で関わったMI5の諜報員だった。彼は密会の盗聴記録を突きつけ、恋人はソ連のスパイだと告げる。国防省から流出した設計図のフィルムが恋人の屋敷での芸術募金パーティーで渡る見込みなので、偽情報入りの複製とすり替えろという。断れば敵との共謀を疑うと脅した。

シドは、フェリシアが駅で諜報員と一緒にいるところを見ていた。神父たちは心配するが、フェリシアは詮索しないでほしいと突き放す。それでも4人はパーティーに乗り込み、本人に帰るよう言われても二手に分かれて見張りを続けた。

会場では恋人の秘書が、彼の正体を知っていると打ち明け、フェリシアは彫刻に隠された物を狙っていると警告する。書斎で彫刻を調べていたフェリシアは恋人に銃を向けられ、MI5の指示だと明かした。やがて書斎に彫刻の作者が入ってきて、銃声が響く。

血にまみれたフェリシアは、自分の血ではないと言い、頭の出血も構わず神父たちと会場を離れた。彫刻家は撃たれて死亡していた。捜査の指揮を取り上げた諜報員はマロリー警部補に、フェリシアを第一容疑者として捜すよう命じる。

パーティーへ乗り込む前、法衣姿の神父が「一人のほうが目立たない」と言い出すあたりは思わず笑いました。その後に会場であの銃撃が起きるので、緩急の付け方が分かりやすい前半です。

フェリシアはフィルムを諜報員に渡して終わらせようと考えるが、まず神父が彼と話しに行く。神父は、国を守るためなら手段を選ばない姿勢を問いただした。神父の留守中、マッカーシー夫人の家には恋人が現れる。彼は自分が国防省の秘密部署の人間だと名乗り、彫刻家を撃ったのは秘書だと話した。

恋人は、ソ連とつながるスパイ網の首謀者を追うためにフィルムが必要だと説明する。フェリシアは愛情を語られても、嘘を仕事にしている相手を信じきれない。別の場面では、秘書が持ち出したフィルムが偽物だと分かる。秘書は神父に銃を突きつけ、フェリシアに電話でフィルムと神父の命の交換を求めた。

指定された森で受け渡しをしていると、恋人が姿を見せる。秘書は彼のために殺したと口にするが、やがて彼がソ連側ではないと悟り、裏切り者と叫んだ。恋人は諜報員側の発砲で傷を負いながら逃げ去る。フェリシアは国家機密法違反で拘束された。秘書は後に頭を撃たれた姿で見つかり、フィルムも消えていた。

秘書は恋人の「大義」に加わりたい一心で引き金を引いたのに、肝心の正体を見誤っていました。報われなさが際立つ場面です。

諜報員は恋人の仕業とみて、フェリシアに最大限の刑を求めると言う。だが神父は、奪われたのは複製で本物はこちらにあると示し、彼女の解放を迫った。一度は拒まれるものの、神父は戦場で若い仲間を失ったときの憎しみと、その憎しみが消えていった経験を語る。

フェリシアは無事に帰宅し、翌週には夫と北ローデシアへ戻ると話す。電報が届いた後、彼女は恋人と再会し、答えはまだイエスかと問われる。彼女は、彼が今の仕事を愛していると見抜いたうえで断った。一方、モスクワ側には思いもよらないフィルムが届いていた。

ブラウン神父 第65話 シーズン6第5話の感想まとめ

今回いちばん印象に残ったのは、フェリシアが最後に出した答えです。冒頭ではすべてを捨てる覚悟でイエスと言ったのに、結末では、彼が仕事を手放せばいずれ自分を憎むだろうと言って断ります。恋人に「怖かったから断った」と言われた10年前とは違い、相手を見たうえで選んだ「ノー」なので、苦いのに筋が通っていると感じました。

MI5の諜報員が仕掛けた「複製とのすり替え」が、最後には神父の手で彼自身に突きつけられる流れも気持ちいいですね。本物を握られたことで、国を守るためなら誰が犠牲になっても構わないという理屈が、取引の場でそのまま試されます。

神父が語る戦場の話は、相手を説き伏せる勢いではなく、若い仲間を失った瞬間に自分も敵を憎んだと率直に認めるものです。諜報員の恐れを否定しないまま、別の見方を差し出すやり方は、この回の神父らしいと感じました。

犯人の秘書は、恋人の正体も彼の気持ちも取り違えたまま事件を起こしてしまいます。一方で、秘書を撃った人物は劇中で明かされません。モスクワに届いたフィルムについては、冒頭のマッカーシー夫人の写真撮影の場面を思い出すと、つい中身を想像して笑ってしまいました。

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