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クルミットです♪
今回は、図書館で起きた司書の失踪事件から、マードックが思いがけない人と再会します。かつてトロントを追われたアンナが、戻ってきていたんです。
会えたことはうれしいけれど、彼女が警察を見て逃げる姿には胸が痛くなりました。一方、ジュリアも女性の健康を守ろうとして、警察に捕まってしまいます。
それでは59話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第7話「秘めたる心 前編」のあらすじ
図書館の閉館後、司書のメッシングが何者かに連れ去られます。捜査に来たウィリアム・マードック刑事たちは、同僚の女性から話を聞こうとしました。
しかし、その女性は警察の姿を見ると驚き、逃げ出してしまいます。追いかけたマードックが見たのは、アンナだったのです。
アンナは以前、黒手団に婚約者を殺され、トロントを追われた女性です。マードックとは、かつて心を通わせた間柄でもありました。
こんなところでアンナに会えるなんて! でも、警察を見て逃げるほど怖がっているのがつらいです。
アンナは各地を転々としたあと、数か月前にトロントへ戻ってきたと話します。今は図書館で働き、メッシングの同僚になっていました。
マードックにとっては、事件を調べに来た先での突然の再会。アンナの帰還を知り、驚きを隠せません。
やっと戻ってこられた街で、今度は同僚が行方不明。アンナには落ち着いて暮らしてほしいのに。
そして捜査が進むと、メッシングは殺され、遺体を森へ運ばれていたことがわかります。失踪事件は殺人事件へと変わりました。
知人たちの話から見えてくるのは、婚約者がいる物静かな女性の姿です。結婚を控えていた彼女の身に、何が起きたのかを調べていきます。
遺体を調べた女性の検視医は、足首の少し上にバラの入れ墨を見つけます。周囲が語る彼女の印象とは、ずいぶん違うものだった。
当時は、女性の足首もスカートに隠れている時代です。その場所にある入れ墨は、普段の姿からは気づきにくいものでした。
町に一人しかいない入れ墨師を訪ねると、メッシングは彼が入れ墨を施した唯一の女性だったとわかります。女性が入れること自体、とても珍しかったのです。
足首にバラがあるだけで、急に知らない人のように扱いたくはないですね。本人の話を聞けないのが、もどかしいです。
マードックとアンナは、メッシングについて調べていきます。すると、彼女が酒場である男性を誘惑していたことが明らかになりました。
その男性によると、メッシングは彼と出会い、目の前で服を脱いだというのです。物静かな司書としての彼女を知る人たちからは、出てこなかった話でした。
結婚を控えたメッシングに、いったい何があったんでしょう? 意外な話ばかり増えて、殺されてしまったことがますます悲しいです。
入れ墨と、酒場での男性との出会い。マードックたちは、同僚や知人が知らなかった彼女の行動を追うことになります。
一方、ジュリア・オグデンが警察署にいるという知らせが入ります。女性たちに避妊について教えたため、逮捕されていたのです。
当時は、女性に避妊の知識を教えることが違法とされていました。ジュリアは医師として女性の健康を心配し、声を上げようとしていたのでした。
マードックは帰宅するよう説得します。しかし、ジュリアには自分の意見をきちんと訴えるつもりがあり、簡単には応じません。
体を守るためのことを教えて、逮捕されるなんて! これではジュリアだって、黙って帰る気になれないですよね。
ジョージ・クラブツリー巡査と、メッシングの遺体を調べた検視医も面会に訪れます。検視医はこの扱いに抗議するため、集会を開こうと意気込んでいました。
そんなジュリアを迎えに来たのが、夫です。夫は一緒に取り組んでいくと約束し、家に帰るよう促します。
ジュリアはその言葉を受け入れますが、活動を諦めたわけではないと伝えました。自分が訴えたいことまで引っ込めるつもりはありません。
一緒に取り組んでくれるなら心強い! 夫の言葉を、このときは素直に頼もしく思いました。
ところが夫は、病院の上司から、活発に行動する妻について注意されます。夫自身には、病院の責任者への昇進の可能性がありました。
そこで夫は、その昇進に関わるからと、女性の健康をめぐる活動を控えるようジュリアに頼みます。一緒なら多くのことを成し遂げられると、彼女を説得したのです。
さっき一緒に取り組むと言ったばかりでは? 昇進の話が出た途端にジュリアに我慢を頼むのは、ちょっと腹が立ちます。
ジュリアは夫の頼みを受け入れ、活動を控えることにします。抗議のために動こうとしていた検視医は、その判断に失望しました。
ジュリアがここで折れてしまうのは、見ていてつらかった。応援していた検視医ががっかりするのも、わかるんです。
警察署では、別の署との野球の試合に向けて準備が進んでいます。長く張り合ってきた相手だけに、トーマス・ブラッケンリード警部は今年こそ勝つ気です。
クラブツリーと同僚の巡査は、投球の練習中にガラスを割ってしまいます。ところが、そのあとブラッケンリードはクラブツリーを投手に指名しました。
ガラスを割ったあとで投手に選ばれるとは! クラブツリーたちの野球の騒ぎには、少し肩の力が抜けました。
ふたりは相手チームの練習をこっそり見に行きます。ブラッケンリードだけでなく、相手の警部も勝つためなら少々ずるい手を使う気でいました。
その一方で、図書館に一人でいたアンナは、床板のきしむ音に気づきます。怖くなった彼女は、マードックに電話をかけました。
電話に出たのはクラブツリーです。マードックは外出しており、アンナはできるだけ早く図書館へ来てほしいと伝言を頼みます。
こういうときに限って、マードックがいないなんて。アンナの伝言、早く届けてあげてほしい!
アンナは図書館にいた男と鉢合わせし、本棚の間を追われます。身を隠してやり過ごそうとしますが、男はまだそこにいました。
恐る恐る様子をうかがったアンナに、男が銃を向けます。働いていた図書館の中で、追い詰められてしまったのです。
マードックも図書館に到着しますが、扉には鍵がかかっていました。中へ入ろうと必死に扉を開けようとします。
しかし、扉は開きません。画面が暗くなり、銃声が響いたところで前編は終わります。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第7話「秘めたる心 前編」の感想まとめ
いちばん残ったのは、最後にマードックが図書館の扉を開けようとする場面です。すぐそこまで来ているのに、アンナのそばへ行けない。
その状態で銃声を聞かされるのは、きつかった。せめて中に入れてあげてほしいと、そればかりでした。
アンナは各地を転々として、ようやくトロントへ戻ってきたんですよね。マードックと再会できたことを喜ぶ間もなく、今度は銃を向けられてしまうなんて。
メッシングのことも引っかかります。足首のバラや酒場での行動がわかっても、彼女がどんな気持ちでいたのかは、本人から聞けません。
婚約していたことを思うと、なおさら寂しいです。周りの人が知らなかった一面があるからといって、彼女を見る目まで冷たくしたくはありません。
そして、ジュリアの夫にはがっかりしました。一緒に取り組むという言葉で帰宅を促したのに、結局はジュリアが活動を控えることになるんですから。
夫の立場も気にしてしまうジュリアを責める気にはなれません。ただ、警察署ではあれほど譲らなかった彼女が折れてしまったのは、やっぱり悲しかったです。
野球の練習でガラスを割るクラブツリーたちには少し和みましたが、最後の図書館でその気分も飛んでしまいました。アンナが中にいる扉を必死に開けようとするマードックを見ているのが、苦しかったです。
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