ブラウン神父 第126話 あらすじ シーズン12第6話 落ちた照明とダンスシューズ、代役ブレンダの地区決勝

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第12シーズン第6話の舞台は、社交ダンス番組の地区決勝。高慢な青年の代役パートナーとして出場するブレンダの周りで照明の落下事件が起きる。ブラウン神父はダンスシューズを手掛かりに、次の犯行を食い止めようと動く。

それでは126話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第126話 シーズン12第6話のあらすじ

テレビの社交ダンス番組の南西部地区決勝が、ホテルを会場に開かれる。高慢な青年ダンサーは相方が病気で出場できなくなり、スカウトの前で踊りを披露したブレンダを代役に迎えた。だがブレンダは、彼の横柄な態度にうんざりしていた。

ブラウン神父とディヴァイン夫人は、ブレンダの応援に駆けつける。ほかの出場者たちは、規則を曲げてまで青年の出場が認められたことに不満だった。彼の祖母が番組の司会を務めているため、優遇されているのではと疑っており、三組の関係は険悪だ。

リハーサルでは、前科のある男性ダンサーが転倒し、組んでいた女性が負傷する。ライバル組の女性が、負傷した女性の靴底が十分に擦り加工されていないと気づいた。男性ダンサーは前夜に済ませたと主張し、青年が靴をすり替えたと考えて殴りかかった。

靴底ひとつから転倒と疑惑が同時に生まれる導入は、ダンス大会ならではの仕掛けで引き込まれました。

その晩の合同リハーサルで照明が落下し、ブレンダがとっさに青年を突き飛ばして救う。神父は事故ではないと見抜き、サリバンとグッドフェローが到着した。ディヴァイン夫人は中二階で、細工に使われた工具とマッチを見つける。ボルトには紫色の布切れが引っかかっていた。

工具の持ち主だと認めた男性ダンサーは、サリバンに逮捕される。面会した神父に、彼は工具が便利屋の仕事道具だと説明した。服役を繰り返した末に、獄中で信仰を得たことも明かす。過去と決別しようとする彼を、神父は犯人だとは考えなかった。

青年の立ち位置を知り得たのは、番組プロデューサーと出場者だけだった。神父たちはプロデューサーの部屋で、工具袋のものと同じマッチを見つける。それは彼が通う同性愛者のクラブのもので、当時なら投獄もあり得る秘密だった。彼はその秘密を青年に握られて要求をのまされていたが、殺人未遂への関与は否定する。

犯人探しの途中で、当時は口にできなかった秘密と、それを脅しに使う青年の姿まで見えてくるのが苦いところです。

ライバル組の女性は、ブレンダの練習を手伝いながら、準備の足りない演目を強行して兄弟を事故に遭わせた過去を語る。その日のリハーサルの終わりに、サリバンは男性ダンサーを殺人未遂の罪で訴えたと出場者たちに告げた。

生放送の本番直前、緊張したブレンダが外の空気を吸いたいと言うと、ディヴァイン夫人は、プロならダンスシューズで外には出ないと止める。それを聞いた神父は思い当たる。照明が落ちる前に病院へ付き添ったはずのライバル組の女性を、ダンスシューズのままロビーで見かけていたのだ。

ブレンダたちが踊る間、神父は舞台裏でライバル組の女性を問い詰め、彼女のスカーフに布の欠けた箇所があることを確かめる。彼女は兄弟の靴にも青年が細工したと疑い、照明に細工したと認めた。さらに残された仕掛けに気づいた神父は、生放送に割って入ってそれを阻止する。

真相を暴いて終わりにせず、本番中に迫る次の犯行を止めるところまで神父が動く終盤でした。

放送後、司会の祖母は青年の裏工作を知り、彼への支援を打ち切る。神父は空いた地区代表の枠に男性ダンサーとその相方を推し、二人は地区優勝を果たした。

ブラウン神父 第126話 シーズン12第6話の感想まとめ

今回いちばん面白かったのは、靴が二度効いてくる構成です。序盤は擦り加工のない靴が転倒と疑惑を生みます。終盤は、ダンスシューズで外に出るはずがないという常識が、犯人の行動の食い違いを暴きました。同じ小道具で事件の入口と出口をそろえていて、すっきりしました。

しかも決め手になったのが、外に出ようとするブレンダを止めたディヴァイン夫人の何気ない一言なんですよね。神父が推理のきっかけを事件とは別の会話から拾う流れは自然でした。紫の布切れという物証と組み合わさる点にも納得感があります。

犯人の動機は、兄弟の事故を青年の細工だと疑ったことでした。ただ、彼女は準備不足の演目を強いた自分を責めてもいたわけで、罪悪感と疑いがどう結びついたのかはもう少し知りたかったところです。疑いの矛先が青年に向かった経緯が見えると、もっと刺さった気がします。

嫌っていた相手をブレンダが体を張って救ったのに、その相手は最後に祖母から見放されます。この皮肉な落とし方が効いていました。工具の件で逮捕された男性を神父が代表に推し、その組が優勝する締めくくりは、更生を信じた神父の見立てがそのまま報われた形で気持ちよかったです。

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