ブラウン神父 第34話 あらすじ シーズン3第14話 告解の予告は罠だった 二人の女性が結んだ殺人の協定

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告解で聞いた司教殺害の予告を誰にも明かせないまま、ブラウン神父は狩猟の場へ向かう。ところが撃たれたのは別の人物だった。演劇界の人々が絡むシーズン3第14話を、結末まで含めて振り返る。

それでは34話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第34話 シーズン3第14話のあらすじ

告解の終わりに、名乗らない告解者が、翌朝11時までに司教が射殺されると告げる。司教は聖体祭の説教を取りやめ、教会の塔の修理費を出すという演劇プロデューサーの狩猟に出かけるという。ブラウン神父は予定を変えさせられず、フェリシアの伝手で狩猟に加わる。

一行には、フェリシアの名付け子である女優と、彼女との不倫を報じられた俳優兼演出家もいた。俳優は、新聞で自分を批判した司教に食ってかかる。

次の猟場で神父は司教を伏せさせるが、撃たれたのは司教の補佐役だった。サリバン警部補は薬莢から一行の誰かの仕業とみて、狙いの外れ方が大きすぎることから補佐役こそが標的だったと考える。

司教が狙われていたのではと詰め寄られても、神父は黙って謝るしかありません。告解の秘密を守る立場が、事件の入口から神父の手足を縛っているのがこの回の苦しいところです。

稽古の見学を申し出た神父に、プロデューサーは寄付の話は俳優をからかうための嘘だったと明かす。フェリシアは、女優が子どもの頃に叔父から虐待を受け、両親にも信じてもらえなかったと打ち明ける。

告解での予告を察した司教に名前を問われても、神父は答えない。やがて神父は、自分が森で注意をそらす役を割り振られていたと気づき、標的は補佐役だったと確信する。

シドの聞き込みで補佐役が競馬で大金を失っていたと分かり、警部補は夫が妻の貯金を持ち出していたこともつかむ。だが妻には、事件の朝に工場の持ち場を離れなかったという同僚12人の証言があった。

警部補は、司教の進言で前作の上演を止められた恨みを動機とみて、プロデューサーを連行する。本人は恨みこそ認めたものの、撃ったことは否定した。

初日の終演後、神父は楽屋で女優と向き合う。彼女の過去の出演作で、補佐役の妻が臨時の衣装係を務めていたのだ。女優は告解の形で罪を認め、夫に金も愛情も奪われた妻の話が叔父への怒りと重なったと語る。予告は警察の目をそらすためだった。

神父は自首を勧めたが、女優は神父からプロデューサーの告白を聞いたと警察に申し立てる。警部補に問い詰められる中で、神父は二人が互いの憎む相手を殺し合う協定を結んでいたと気づく。次の標的は女優の叔父だった。

二度も女優にだまされた神父は珍しく後手に回ります。それでも警部補とのやり取りから、殺人がもう一件控えていることに思い至る流れには膝を打ちました。

警部補に足止めされた神父は、フェリシアとシドの車で叔父の住む町へ急ぎ、叔父を殺そうとする補佐役の妻の前に立つ。聖書の言葉で説かれた妻は思いとどまり、自首した。

叔父を自ら殺しに行こうとする女優とも、神父は再び向き合う。叔父は神父に告解して赦されたと彼女に語っており、彼女はそれを恨んで神父に罠を仕掛けたのだった。沈黙から叔父の嘘を悟った女優に、神父は警察へすべてを話すよう促す。

劇場に戻ったプロデューサーは公演の打ち切りを口にし、フェリシアは代役を申し出る。司教は今度こそ女優が犯人なのかと迫るが、神父は答えなかった。

ブラウン神父 第34話 シーズン3第14話の感想まとめ

今回いちばん印象に残ったのは、告解の守秘が犯人の道具として使われる点です。予告で神父を森へ向かわせ、自首を勧められると今度は神父から聞いたと嘘の供述をする。神父が反論できないことまで計算に入れた罠で、二度とも同じ弱みを突かれているのが苦いんですよね。

神父が真相に近づく糸口が、犯行現場を芝居の一場面として捉え直す発想なのも、舞台が絡む回らしくて好きでした。自分は観客の目をそらす役を割り振られていた、という気づきで、司教を中心に見えていた構図がひっくり返ります。

交換殺人の協定も、補佐役の妻の鉄壁のアリバイがそのまま仕掛けの一部になっていて納得感がありました。動機のある人物には手を下せない状況を作り、互いに相手の憎む人間を引き受ける。二件目を止める鍵が、神父を責め立てる警部補との言い合いから出てくるのも皮肉です。

女優が神父を恨んだ理由が、叔父から神父に告解して赦されたと聞かされていたことだと分かる終盤は重い場面でした。神父は何も言えない立場のまま、沈黙だけで彼女の誤解を解く。守秘が罠にもなり救いにもなるという、この回の軸がきちんと閉じています。

最後に司教があれこれ品物をちらつかせて答えを迫り、神父がきっぱり断るやり取りは軽い笑いどころ。代役に名乗り出るフェリシアの行動力も相変わらずで、重い事件のあとに少し息がつけました。

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