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クルミットです♪
ブラウン神父が母校の神学校を訪れると、学生が鐘楼から転落して亡くなる。前年の溺死事故とのつながりを探るため、神父はシドを神学生に仕立てて送り込む。秘密の友愛会と、畑の植物が手掛かりになる回です。
それでは26話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第26話 シーズン3第6話のあらすじ
ブラウン神父は母校の神学校を訪れ、告解を聞く役目を引き受ける。校内では高齢の校長の衰えを案じる声があった。前年には、校長の畑仕事を手伝っていた学生ヒッチンスがイタリアでの修養会中に湖で溺死しており、審問では不慮の事故とされていた。
告解室に来た学生ポッツは、ヒッチンスが死んだ夜に自分も湖にいて、恐ろしいことに目をつぶったと打ち明ける。仲間と忠誠の誓いを交わしたとも話すが、外で物音がすると飛び出してしまう。ほどなくポッツは鐘楼から転落し、命を落とした。
駆けつけたサリバン警部補は自殺と見る。しかし後ろ向きに落ちたことや瞳孔の開きなど、不自然な点もあった。ルイス神父は警察にポッツの精神的なもろさを伝えていた。前年の修養会で学生を引率していたことをブラウン神父に指摘されると、ルイス神父は神父を学校から追い出してしまう。
ポッツは謎めいた図柄入りの十字架を身につけていて、同じものがヒッチンスの遺品にもあった。ブラウン神父は二人の死がつながっていると考える。ただ、学生への聞き取りはルイス神父が許さないと見て、校長の協力を得て内部に協力者を送り込むことにした。
白羽の矢が立ったのはシドだった。マッカーシー夫人は難色を示したが、シドは挑発に乗る形で引き受ける。祈りや教理を詰め込み、見習い神学生として潜入した。世話役になったのは隣室のリズリーで、ヒッチンスとは友人だったという。
15年でミサ1回という人に神学生をやらせる作戦は、さすがに無茶ですよね。マッカーシー夫人の心配はもっともです。それでも挑発に乗って引き受けてしまうところがシドらしいです。
シドはウルフの部屋でヒッチンスの祈祷書を見つけ、ブラウン神父に報告する。神父はウルフに近づいて信頼を得るよう指示した。一方でシドの経歴を疑う者も現れる。リズリーは、シドが友愛会の学生たちと親しくなることに不満を見せていた。
聖母被昇天の祝宴の最中、友愛会の一員マケーナがベラドンナの毒で倒れたが、解毒剤が効いて持ち直す。同じころサリバン警部補は、ポッツの遺体から強い幻覚作用のある薬物が出たとして、頭痛用にナツシロギクを処方していた校長を疑い始めた。
シドはウルフに詰め寄り、ヒッチンスとポッツの死、マケーナの毒について問いただす。ウルフは誰も殺していない、ポッツは飛び降りたのだと言い張った。その後、ウルフは何者かに襲われて負傷する。
ブラウン神父と校長は畑を確かめ、黒すぐりの代わりにベラドンナが、ナツシロギクの花の代わりに幻覚を起こすサルビアの葉が使われていたと突き止める。畑で働いていたのはリズリーだった。修養会に同行していた可能性や、苦行用の鎖で脚を傷つけていたことも浮かび上がる。
畑の植物のすり替えという手掛かりが、まじめな働き者のリズリーに真っすぐつながる流れがうまいです。誰にも気に留められない存在だったことが、そのまま隠れみのになっていました。
動機は、唯一の友人の死を隠した仲間たちへの復讐だった。シドも危うく命を落としかけるなか、リズリーは修養会の夜の出来事を語る。友愛会の仲間が神学の些細な点で言い争い、かっとなったウルフに手を出されたヒッチンスが暗い湖に落ちた。それなのに、仲間は皆口をつぐんだという。
ポッツを苦しめていた悪夢やおびえには、すり替えられたサルビアの作用が関わっていたとみられる。リズリーは、屋上でもポッツに嘲られたと話し、自分の行いはやむを得なかったと正当化した。
リズリーは逮捕され、ウルフは治療を受けたあと、ヒッチンスの死に関して罪に問われる見通しとなる。友愛会はルイス神父が作ったもので、助けを求めてきた学生を守りたかったと語られるが、二人の学生が命を落とした事実は変わらない。
校長は辞任を決め、修道会に身を寄せて静かに暮らすという。シドは司祭へのなりすましで連行され、4時間留め置かれたが、起訴はされなかった。
命がけで潜入した結果が4時間の留置というのは、シドにとってあまりに割に合いません。気の毒ですが、ちょっと笑ってしまいました。
ブラウン神父 第26話 シーズン3第6話の感想まとめ
今回の怖さは、真相を知る人が何人もいたのに、全員が口をつぐんだことにあると思います。ルイス神父の隠蔽は、学生を救いたい気持ちから始まったのかもしれません。でも、その沈黙がリズリーの復讐を生み、新たな死者まで出してしまいました。
リズリーが友愛会の面々を狙った理由が、親友の死を皆で隠したことにある、という構図はやりきれません。祝宴で彼が笑い者にされる場面が伏線のように効いていて、怒りが積み重なっていく流れに納得がいきました。
転落の向きや瞳孔といった小さな違和感から自殺説が揺らぎ、最後は畑の植物で犯人にたどり着く。手掛かりの置き方は筋が通っていて、謎解きとしても楽しめました。
校長が自ら身を引く結末は少し寂しいです。ただ、また訪ねるという約束を交わす別れのやりとりがあって、重い事件のあとの救いになっていました。
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