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クルミットです♪
暗殺犯の一味から解放されたトミーに課されたのは、「3階」の極秘ファイルを盗むこと。『秘密機関(3)』で、ベレスフォード夫妻は敵の正体にたどり着く。
それでは3話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
トミーとタペンス 第3話「秘密機関(3)」のあらすじ
暗殺を企てる一味に拘束されていたトミーは、陸軍の極秘ファイルを盗み出すことを条件に解放される。従わなければ息子ジョージの命はないと脅されており、帰宅したあともタペンスの問いをかわしながら、一味の指示をこなそうとする。村の電話ボックスで一味からの連絡を受ける一幕もある。
トミーは情報部の報告会に呼ばれ、ロシアとの関わりを厳しく追及される。寝返りを疑われる立場だったが、どうにか切り抜けた。隙を見て記録保管室へ向かうと、気づいたタペンスが止めに入る。
息子の命が交換条件だと知ったタペンスは、止める側から協力する側に回る。火災報知器の騒ぎで建物から人が出ていく間にファイルを手に入れるが、中身はカーターに関わるものだった。二人は動揺しつつも、ジョージを守るためだと割り切る。
事情を聞いたとたんに共犯者へ切り替わるタペンスが、いかにもこの夫婦らしい。
二人はアルバートの手を借り、ウィティントンの車に追跡装置を取り付ける。ところが信号を追う途中でブレーキが効かなくなり、車は畑に突っ込んだ。トミーは自分はただの平凡な男だと訴え、探偵の真似事はやめようと言い出す。
それでも二人はジェーンの伝言を受け取り、録音が女王蜂のもとに隠されていると突き止める。そこへジュリアスが録音を奪おうと現れ、夫妻は自転車で追いかける。ジュリアスは村の電話ボックスから誰かに連絡し、録音を壊すよう命じられた。
やがてジュリアスは自分がブラウンだと告白し、カーターはそれを信じる。だがトミーとタペンスは納得せず、手を引こうとしない。
犯人が決まったかに見せて、すぐひっくり返す二段構えの種明かしだ。
真のブラウンは、頼りにされていた専門家の一人であるピールだった。ソ連の暗殺者であるピールは、訪英中のアメリカの要人の護衛に就いており、狙う相手のすぐそばにいたことになる。夫妻は暗殺を阻止しようと追い、トミーの蜂蜜も役立って要人は守られた。
屋上での追跡の末、追い詰められたピールは自ら命を絶つ。事件を終えた夫妻は、これからも国のために働き続けると決める。
トミーとタペンス 第3話「秘密機関(3)」の感想まとめ
今回の軸は、ジョージの命を盾にされたトミーが、タペンスにすぐ打ち明けられないまま一人で抱えようとする点だと思います。記録保管室で止めに入ったタペンスが交換条件を知り、責めるより先に手を貸す側へ回ったことで、二人が同じ側に立つ形がはっきりしました。
盗んだファイルがカーターに関わるものだったと分かる場面は、重みがあります。おじを危うくするかもしれないと知りながら、二人はジョージを優先しました。軽い調子の回の中で、親としての選択の苦さが芯になっています。
畑に突っ込んだ直後に、トミーが探偵稼業をやめたがるのは無理もない反応です。それでも伝言を読み解いて先へ進んだのは、冒険が好きだからというより、息子と要人の命が懸かっていたからでしょう。怖がりつつ踏みとどまる姿が、今回のトミーの核だと感じます。
報告会でロシアとの関わりを追及されながら、トミーが切り抜けた点も見どころでした。要領が悪いと言われてきた人物が、息子のためなら嘘をつき通せるようになっています。
ジュリアスの告白でカーターが納得する一方、夫妻は簡単には信じませんでした。本命は護衛に就いたピールで、素人の疑いが専門家の判断より先に正解へ届いたことになります。商才がなさそうなトミーの蜂蜜が要人の無事につながったのも、少し笑ってしまう結びつきです。
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