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クルミットです♪
今回は、大学で起きた暴行事件から、フォイルが国の秘密に踏み込んでいきます。被害者の家族も大学も、なぜか事件を大ごとにしたがりません。
一方、ロンドンではユダヤ人への憎しみをあおる政治家が勢いを増しています。誰かを悪者にして人を集めるやり方に、早くも腹が立ってしまいました。
妊娠中のサムも、人のために動き続けています。頼もしいけれど、体のことは心配ですね。
それでは27話を一緒に見ていきましょう!
刑事フォイル シーズン8第2話「エルサレムの悲劇」のあらすじ
パレスチナでは、ユダヤ人の武装組織によるホテル爆破事件が起きていました。犠牲になったのは、パレスチナ人、ユダヤ人、そして英国人です。
事件に関わった人物を捜す英国軍は、ある家族の夕食中に家へ踏み込みます。父親は人違いだと訴えますが、そのまま連行されてしまいました。
家族で食事をしていただけなのに、これは怖いです。違うと訴える言葉も聞いてもらえないのが、つらかった。
そのころ英国では、裕福なユダヤ人の海運業者の息子が、大学の敷地内で二人組に襲われます。父親は多くの船を持つ、世間でもよく知られた人物でした。
フォイルに相談を持ちかけたのは、大学で教えている知人女性です。襲われた青年は、彼女の教え子でした。
しかし、家族も大学も事件を追及することに消極的。息子が暴行を受けたのに、周囲は話を収めようとするばかりです。
フォイルは、ユダヤ人であることを理由に襲われた可能性を考え、調べ始めます。
殴られた学生を、そのままにしてしまうの? 周りが黙ろうとするほど、本人が置き去りにされている気がして嫌です。
ロンドンでは、四日後にパレスチナについての会議が開かれる予定でした。ユダヤ人側とアラブ人側の対立をめぐり、話し合いの場が設けられます。
警備を担うのは、フォイルが所属する情報機関です。国内の安全を守る組織ですが、今回は外務省の担当者とも協力することになります。
ところが、フォイルの上司たちは、この連携を歓迎していません。会議を控えた職場でも、互いへの不信が隠せない状態でした。
一方、街では極右政党の党首が支持を広げていきます。移民やユダヤ人、ポーランド人などのスラブ系の人々を敵視する人物です。
暮らしへの不満を抱えた人たちに向け、党首はユダヤ人を責める言葉を繰り返します。サムの夫は、そのやり方を止めようと話し合いに臨みました。
しかし、党首はまともに歩み寄ろうとしません。サムの夫の働きかけまで、自分が政府に圧力をかけられていると訴える材料にしてしまいます。
相手が話を聞く気もないと、こんなに通じないんですね。サムの夫が言葉を尽くしているのに、腹が立ちます!
しかも、地元警察の幹部まで党首を支持していました。差別をあおる言葉は街の暴動につながり、住宅には火炎瓶が投げ込まれます。
その火事で、年配の夫婦が命を落としてしまいました。党首の言葉に集まった人々の暴力が、暮らしていた二人を襲ったのです。
党首の息子は父親を止めようとしていましたが、ついには父のもとを去ります。それでも、失われた命は戻りません。
家の中にいた夫婦まで犠牲になるなんて、きついです。憎む相手を指さしていた党首に、この死を知らん顔してほしくありません。
パレスチナで連行された父親も、その後亡くなっていました。その娘は奨学金を得て、医学を学ぶため英国へやって来ます。
娘が身を寄せたのは、父親と親しかったユダヤ教の指導者の家です。宗教について教え、人々の相談にも乗る立場の人物でした。
そして、その家の音響技師の息子は、娘に好意を寄せるようになります。父を失った娘の英国での生活が、ここから始まっていきました。
迎えてくれる知り合いがいて、少しほっとしました。父親を亡くしたうえに、知らない土地で何もかも一人ではつらいです。
フォイルは、襲われた学生の父親である海運業者に会います。しかし、その海運業者が殺され、フォイルは上司たちから面会について責められることに。
外務省の担当者は、海運業者の死を理由にフォイルの辞職を要求します。すると、フォイルはその要求を受け入れてしまいました。
自分の部屋に戻ると、帽子と上着を取り、同僚に別れを告げて職場を出ていきます。その早さには、引き留める間もありません。
辞めると決まったら、帰る支度が早い! ここで働くことに、ずいぶん嫌気が差していたんだなと思いました。
大学の知人女性は、辞職したフォイルが静かに過ごせる場所を見つける手助けをします。事件についても、フランス側の情報報告書を訳して協力しました。
報告書に関わるのは、海運業者の船が爆破された件です。フランスでは、人の乗っていない輸送船が狙われていました。
爆破の背後にいるとされたのは、パレスチナのアラブ人を守ることを掲げる組織。しかし、調べていくと、その組織自体が架空のものだと分かります。
作り上げたのは、会議に関わっている外務省の担当者でした。パレスチナへのユダヤ人の不法移住を減らすための工作だったのです。
海運業者は、自分の船でユダヤ人難民や物資をパレスチナへ運んでいました。その活動を妨げるために、彼の船が標的にされていたのでした。
よその組織がやったように見せていたとは。フォイルに辞職を迫った人が裏でこんなことをしていたのは、腹立たしいです!
そして、大学で息子を襲ったのも、父親を殺したのも、外務省の担当者の工作員たちだったと判明します。
息子への暴行と父親の死は、同じ担当者の配下によるものでした。担当者は命令に従ったと主張し、海運業者の殺害については正当防衛だと言い張ります。
しかし、工作員たちは海運業者の家へ押し入り、銃を向けて脅していたのです。フォイルは、そんな説明をそのまま受け入れません。
息子を殴り、父親の家へ銃を持って押しかけて、正当防衛で済むの? 説明を聞くほど、被害に遭った親子が気の毒になります。
一方のサムは、妊娠に伴って病院へ通っていました。フォイルには事情を話さず、元気だと伝えています。
仕事の合間には、病気の子供を一人で育てる父親にも手を貸そうとします。必要な医療の支援を十分に受けられず、困っている親子でした。
自分の体も大変なときに、困っている親子を放っておけないんだなあ。サムらしいけれど、少しは自分もいたわってほしいです。
調査中、サムはフォイルから車で待つように言われます。ところが、車を離れたために銃を向けられる事態になってしまいました。
そのうえ、パレスチナについての会議を狙った爆弾の脅威まで明らかになります。辞職したばかりのフォイルも、これを放置するわけにはいきません。
フォイルとサムは、会場にいる同僚へ危険を知らせようと動きます。警備の者たちをフォイルが引きつけ、その間にサムが駆け抜けました。
サムは追ってくる警備を振り切るように二階まで上がり、警告を届けるために力を尽くします。二人の働きもあり、会議への攻撃は食い止められました。
サム、そこまで走って大丈夫! 間に合って良かったけれど、妊娠を知っているこちらは体のほうも心配でした。
一連の工作を進めていた外務省の担当者には、フォイルの上司から辞職が求められます。そしてフォイルは、離れたばかりの仕事に戻ることになりました。
ただ、知人女性との関係にも気になる点が残ります。フォイルを助けてくれた彼女には、情報機関の女性幹部とのつながりが見えてきたのです。
静かに過ごす場所まで気遣ってくれた相手なのに。フォイルが安心して付き合える人であってほしかったです。
刑事フォイル シーズン8第2話「エルサレムの悲劇」の感想まとめ
いちばん心に残ったのは、海運業者の死を正当防衛で片づけようとする担当者に、フォイルが向き合う場面です。
息子を襲わせたことまで分かっているのに、まだ自分たちの行動を正当化する。その言い分を聞かされるのは、かなり嫌でした。
命令だったと言われても、親子にしたことは消えません。フォイルがそこで引き下がらずにいてくれて良かったです。
街で亡くなった年配の夫婦のことも、気持ちに残っています。家を燃やされるような目に遭う理由なんて、二人にはありません。
党首の息子が父親のもとを去ったことには、少し救われました。身近な息子まで離れていった事実を、あの父親には受け止めてほしいです。
そんな重い出来事が続く中、辞職したフォイルの帰り支度の早さには、ちょっと笑ってしまいました。帽子と上着を持ったら、もう帰れる。その迷いのなさが好きです。
だからこそ、危険を知って会議を守るために動く姿には、ほっとしました。職場にはうんざりしていても、助けられる人を放ってはおけないんですよね。
警備を引きつけるフォイルと、その間に走るサム。息の合い方は頼もしかったけれど、二階まで駆け上がったサムには、今度こそ座って休んでほしくなりました。
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