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クルミットです♪
ヨーロッパでの戦争が終わろうとしています。町ではお祝いの準備が進み、フォイルたちにも、それぞれ新しい生活が近づいていました。
そんな中、再会した米軍少佐の様子が気がかりです。亡くなった兵士の姿に苦しみ、酒に頼る日々。町の明るい空気についていけない人がいると思うと、胸が痛くなります。
祝賀行事の委員会で顔を合わせた医師まで殺されてしまう今回。アンドリューの帰還にはほっとするものの、つらい出来事も続きました。
それでは19話を一緒に見ていきましょう!
刑事フォイル シーズン5第3話「警報解除」のあらすじ
1945年5月2日。フォイルと親交のある米軍少佐が、町のホテルにやって来ます。少佐は亡くなった米兵の幻影に悩まされ、以前とは様子が変わっていました。
フォイルは友人として近づこうとしますが、少佐は酒に浸り、周囲にもとげのある態度を取ります。本人が望んでいるのは、アメリカへ帰ることでした。
再会できたのに、この様子はつらいです。フォイルにくらい、少し頼ってくれたらいいのに。
一方、町では戦勝を祝う準備が始まっていました。ここで迎えるのは、ヨーロッパでの戦争の終わりです。
フォイルも祝賀行事の委員会に協力することになります。委員には、保守党の政治家を目指すホテル経営者や、オーストリア出身の開業医らが集まっていました。
この医師は、ミルナーの妻の診察も担当しています。そして委員の一人には、軍で通信を担当していた元少佐もいました。
警察署のほうも落ち着きません。今の庁舎は閉鎖され、移転する予定で、フォイルは再び退職を迎えようとしていました。
ミルナーは昇進の知らせを待ちながら、妻との間に生まれる初めての子どもを心待ちにしています。サムは次の仕事を探しているところです。
ミルナーには、うれしい知らせが二つとも届いてほしい! サムまで仕事探しをしていると、別れが近づいた気がして寂しくなります。
ホテル経営者のもとで働く女性にも、退役した夫が帰ってきました。しかし夫は、戦地で経験したことをあまり話そうとしません。
妻にも隠していることがありました。雇い主であるホテル経営者との間に、子どもがいたのです。
夫は妻が何かを話していないと気づきます。戦争から戻って同じ家にいても、すぐに以前の暮らしへ戻れるわけではありませんでした。
その頃、経営者は新しい助手を探しており、サムも候補に入ります。ところが面接は、夕食を共にして相性を確かめようという話に。
仕事の面接なのに、夕食で相性を確かめるの? サムの就職先としては、どうにも落ち着かない相手です。
結局、サムがこの経営者のもとで働くことはありません。一方、今の助手である女性は、自分の代わりが探されていると知ります。
子どもの父親でもある人が、仕事でも自分を手放そうとしている状況でした。
子どもまでいる相手に、ずいぶん身勝手です。女性ばかりが困ることになっていて、腹が立ちます!
そして、通信部隊にいた委員の様子もおかしくなっていきます。扉に虎の絵を貼られたり、砂を送りつけられたりして、ひどくおびえていました。
医師はそんな彼に睡眠薬を処方します。米軍少佐も、この委員に強い敵意を向けていました。
虎の絵や砂だけで、こんなに追い詰められるなんて。本人には思い当たることがあるようで、見ていて落ち着きません。
やがて、祝賀行事の打ち合わせを終えた医師が、刃物で刺されて殺されます。フォイルは、顔を合わせていた人たちの間で起きた殺人を調べることに。
凶器は、博物館に展示されていたものでした。ドイツを強く嫌う高齢の学芸員は、どうやって展示品が持ち出されたのか説明できません。
その後、通信部隊出身の委員が自ら命を絶ってしまいます。医師の死に続いて、委員会の関係者が亡くなりました。
眠れるように薬をもらっていたのに、そこまで追い詰められていたのですね。お祝いの準備どころではないです。
フォイルが気にかけるのは、米軍少佐と亡くなった委員の関係です。少佐は何かを知っている様子ですが、なかなか事情を話しません。
そこでフォイルはロンドンへ向かい、事情を知る女性に会います。そして、隠されていた「タイガー作戦」について聞き出しました。
それは、上陸作戦に備えてイギリス沿岸で行われた訓練です。少佐の率いる米兵たちがドイツ軍の高速艇に襲われ、約700人もの兵士が命を落としていたのでした。
この出来事は、士気が下がることを恐れて伏せられていました。町の人たちが戦勝を待つ間も、少佐は部下を失った苦しみを抱え続けていたのです。
あれだけの人を失って、そのことまで隠されていたなんて。少佐がお祝いの気分になれないのも、無理はないです。
当時、通信を担当していたのが、亡くなった委員でした。無線の周波数を確認しておらず、敵の接近を知らせる警告が届かなかったことがわかります。
フォイルが少佐と向き合うと、少佐はこの委員を捜し出し、追い詰めていたことを明かします。惨事の責任はすべて彼にあると考えていたのでした。
部下を失った少佐の怒りは、委員一人へ向かっていました。そして、責められた委員はもう生きていません。
少佐の苦しみを知ったあとだけに、責める言葉も出にくいです。でも、相手が亡くなるまで追い詰めたことは、やっぱり苦しい。
一方、医師を殺した犯人はホテル経営者でした。隠したかったのは、病気を理由に軍を除隊した際の不正です。
医師は経営者に見覚えがありました。経営者は除隊の嘘を隠すために、その医師を殺したのです。
政治家になろうとしていた経営者の不正と殺人を、フォイルが突き止めます。医師殺害は、少佐が抱えていた訓練の惨事とは別の事件でした。
自分の嘘を隠すために、人の命まで奪うなんて! この経営者には、女性への仕打ちも含めてイライラします。
経営者との子どもについては、女性の夫も知ることになります。夫婦は言い争いになり、夫は妻に手を上げてしまいました。
女性は、子どもを養子に出したくないと考えています。夫が戦地から戻ってきても、家族の問題が片づいたわけではありません。
夫が傷つくのはわかります。でも、手を上げるのはだめです。子どもと一緒にいたいという彼女の気持ちまで、押しつぶさないでほしい。
そんな中、フォイルにはうれしい再会もありました。釣りをしているところへ、息子のアンドリューが帰ってきます。
無事に戻った息子を迎え、フォイルにも喜びがにじみます。ただ、アンドリューは副鼻腔炎の影響で視力を損ない、もう飛行機を操縦できなくなっていました。
アンドリュー、帰ってこられてよかった! 飛べなくなったことはつらいけれど、父親に会えたのは本当にうれしいです。
アンドリューは、サムとの関係も修復しようとします。別の女性との交際はうまくいかず、自分の判断がよくなかったことを父に話しました。
操縦士を訓練する仕事で気持ちが沈んでいたことも口にします。しかしフォイルは、サムに対する息子の接し方が不親切だったと、きちんとたしなめます。
帰ってきた息子はかわいいですよね。それでもサムがされたことを忘れずにいてくれて、ほっとしました。
サムも、アンドリューの言葉をそのまま受け入れるわけではありません。彼が恋愛の話を持ち出すと、脱走に関するパンフレットならあると切り返します。
サム、そのくらい言っていいです! 戻ってきたからといって、置いていかれた気持ちがすぐ消えるわけではありません。
そしてミルナー夫妻には、女の子が誕生します。亡くなる人の話が続いただけに、新しい家族を迎える知らせには救われました。
この回では、フォイルが車を運転できることもわかります。できないのではなく、自分ではあまり運転したくなかったのでした。
フォイル、運転できたんですね! それを知ると、これまでサムが運転してきた日々まで少し違って見えます。
5月8日、町はヨーロッパでの戦勝を祝います。待ち続けていた日を迎え、フォイルは警察署を去っていきました。
刑事フォイル シーズン5第3話「警報解除」の感想まとめ
一番残ったのは、ホテルにやって来た米軍少佐が、亡くなった兵士たちの姿に苦しんでいた場面です。町がお祝いへ向かう中、あの人だけを置いていけない気持ちになりました。
フォイルと再会しても、少佐は帰国したいと口にするばかり。失った部下のことを知ると、最初のとげとげしい態度も、ただ不機嫌だったとは受け取れません。
それでも、通信担当だった委員を追い詰めたことには、つらさが残ります。怒りの向け先を見つけても、少佐自身が楽になったようには思えませんでした。
ホテル経営者には、そんなふうに気持ちを寄せられなかったです。女性と子どもを困らせ、自分の除隊の嘘を隠すためには医師まで殺す。フォイルに突き止めてもらえてよかった!
アンドリューの帰還と、ミルナーの赤ちゃんの誕生はうれしかったです。特にフォイルには、息子と過ごす時間をゆっくり取ってほしくなりました。
サムへの態度を息子に注意したところも好きです。無事に帰ってきた喜びの中でも、そこを曖昧にしない父親でいてくれました。
ただ、サムの仕事探しまで始まると、いつもの顔ぶれで働く日々が恋しくなります。勝利を祝う5月8日に警察署を去っていくフォイルには、やっぱり寂しくなりました。
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