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クルミットです♪
今回は、フォイルがチェスを教わっている友人の勤め先で、殺人事件が起きます。そこは、戦争で心に傷を負った軍人たちのための病院。
一方、捕虜生活から帰ってきた男性は、息子と親しくしているドイツ人捕虜に戸惑っていました。やっと家に戻れたのに、家族とうまく話せない姿がつらいです。
二つの家庭の事情が気になるうちに、フォイルの友人にも大きな異変が。今回は結末まで触れていきます。
それでは18話を一緒に見ていきましょう!
刑事フォイル シーズン5第2話「壊れた心」のあらすじ
フォイルは、友人であるユダヤ系ポーランド人の精神科医とチェスを楽しんでいます。友人が働いているのは、軍人の心の治療を行う病院です。
そこで問題になったのが、若い医師の発表した論文でした。友人の患者の診療記録を、許可なく使っていたのです。
若い医師には、大学での新しい仕事も決まっていました。しかし、自分の患者の記録を勝手に利用された友人は激怒します。
殺してやると口にするほどの怒り。その場にはフォイルもいました。
患者さんが話してくれたことを、勝手に自分の論文に使うなんて! 怒るのはわかるけれど、その言葉は口にしてほしくなかったです。
翌朝、若い医師が院内で刺殺されているのが見つかります。フォイルは、友人の勤め先を捜査することになりました。
怒りの言葉を聞いているだけに、友人にも事情を尋ねる必要があります。チェスを挟んで向き合っていた相手が、今度は殺人事件の関係者になってしまったのです。
一方、農場には、長い捕虜生活を終えた夫が帰ってきます。足には凍傷による障害が残り、食事にもすぐには慣れません。
留守の間に父親は亡くなっていました。妻と息子は農場を守っていましたが、夫の知らない暮らしが、そこにはありました。
二人を手伝っていたのは、ドイツ人の捕虜です。当時は、捕虜が収容所から農場などへ働きに出ることがありました。
息子は、その捕虜によく懐いています。久しぶりに戻った父親には距離があるのに、捕虜とは親しそうに過ごしていました。
息子のそばに、自分より親しい大人がいる。帰ってきたお父さんには、これはこたえますね。長く離れていた時間は、すぐには埋まらないんですよね。
夫は、妻と捕虜の仲まで疑い始めます。捕虜が間を取り持とうとしても、夫の怒りは収まりません。
妻にとっては、夫のいない間に農場を支えてくれた人でした。しかし夫には、自分が苦しんでいる間、その相手が家族と食卓を囲んでいたことが受け入れられません。
でも、奥さんを責めるのは待って! 一人で息子を育て、農場を続けてきた人にまで疑いを向けるのは、見ていてつらいです。
そのころサムは、ロンドンから姿を消した十五歳の少年を捜す手伝いをしています。少年は父親のもとを逃げ出し、以前の疎開先へ戻っていました。
疎開は、空襲などを避けるために都会から離れることです。少年は、そのとき世話になった夫婦を頼ろうとしていました。
ところが、夫婦の屋敷は精神科病院に変わっています。そこで少年に夫婦の今の住まいを教えたのが、フォイルの友人でした。
少年の父親も町へやって来ますが、疎開先の夫婦は少年を守ろうとします。父親に殴られて逃げてきた少年には、帰りたくない事情がありました。
前にお世話になった家を覚えていて、そこまで来たんですね。頼れる大人がいてくれてよかった! サムが捜してくれるのも心強いです。
病院では、爆撃手としての仕事に苦しむ患者が治療を受けています。その妻は病院長の秘書で、院長と不倫関係にありました。
若い医師が殺されたあと、この患者は別の精神科施設へ移されることになります。フォイルは、その経緯も調べていきます。
そして、友人自身にも深刻な異変が起こりました。自ら命を絶とうとし、病院へ運ばれたのです。
友人が残したのは、ある人物の話を聞いたことが原因だという言葉。その人物の姓は、殺された若い医師と同じでした。
さっきまで患者さんのことを考えていた先生が、こんなところまで追い詰められていたなんて。助かってよかったです。本当に、まずは休んでほしい!
友人には、離れ離れになった妻と娘がいました。ドイツがポーランドへ侵攻したとき、本人は学会のためにパリに滞在していたのです。
家族と一緒にいられなくなったのは、その留守の間でした。最後に聞いた消息は、二人がユダヤ人の隔離された居住区から収容所へ移された、というものでした。
自殺を図ったあとも、病床が足りないため、友人はほどなく退院して仕事へ戻ります。少年が家を飛び出した原因に向き合う手助けもしていました。
自分だって助けてほしい状態なのに、少年の話を聞いてあげるんですね。そんな先生を見ていると、もう少し誰かがそばにいてくれたらと思ってしまいます。
農場では、妻がドイツ人捕虜に、もう働きに来てもらえないと伝えます。しかし、別れを惜しむ二人を見た夫は、いっそう腹を立ててしまいました。
夫は捕虜に襲いかかり、妻にも手を上げそうになります。その後は酒に逃れ、妻は友人であるサムの家に泊まることに。
ここは腹が立ちました。帰還した夫の苦しさはあっても、奥さんが家にいられなくなるのはつらすぎる! 息子のいる家なのに。
友人はフォイルを映画に誘いますが、フォイルは同行しませんでした。映画の好みが合わないという、ごく普通のやり取りだったのです。
その夜、ドイツ人捕虜が収容所を抜け出します。そして翌朝、川で遺体となって発見されました。
病院の殺人が解決しないうちに、二つ目の死が起きてしまいます。農場での対立もあり、帰還した夫にも疑いが向きます。
サムは、農場の妻が自分の家に泊まっていたことを、先にフォイルへ伝えます。そして、この殺人を目撃していた少年は、再び姿を消していました。
あの少年が殺されるところを見ていたんですか? 父親から逃げてきた先で、こんな出来事に出くわすなんて、気の毒でなりません。
捜査の末、若い医師を殺したのは病院長だとわかります。論文を勝手に使われた友人ではありませんでした。
殺人のきっかけは、盗まれた恋文でした。院長と秘書の不倫に関わる手紙をめぐって、若い医師は命を奪われたのです。
患者さんの奥さんと関係を持ったうえに、手紙をめぐって人まで殺すなんて! 夫が治療を受けている場所だと思うと、院長には余計に腹が立ちます。
そして、友人が自殺を図った理由も明らかになります。本人が話していたのは、殺された医師ではなく、同じ姓を持つ報道記者のことでした。
その記者は、解放された収容所の惨状を伝えていました。そこは、友人の妻と娘が送られた収容所だったのです。
友人は、その後に出かけた映画館でも、収容所のニュース映像を見てしまいます。当時は映画と一緒に、ニュースの映像も上映されていました。
家族が置かれていた状況を突きつけられ、友人は映画館を飛び出しました。そして一人でいたところへ、逃げ出したドイツ人捕虜が現れます。
捕虜は友人を突き倒し、ドイツ語で怒鳴りました。その瞬間、友人は衝動的に捕虜を殺してしまったのです。
家族の苦しみを知った衝撃と、自分が生き残っていることへの罪悪感。その夜、捕虜の命を奪ったのは、少年や患者を助けていた、フォイルの友人でした。
先生が犯人だったことが、つらいです。農場で親子を助けていた捕虜が亡くなったこともつらい。どちらの顔を思い出しても、気持ちが沈んでしまいました。
友人は、自分の人生を変えた偶然について語ります。妻との出会いも、侵攻のときに家族と離れていたことも、本人には選びきれない出来事でした。
フォイルが映画に同行していたら、一人で外へ飛び出すこともなかった。その思いまで口にする友人に、事件が解けた安堵はありませんでした。
刑事フォイル シーズン5第2話「壊れた心」の感想まとめ
いちばん残ったのは、友人の医師が映画館で収容所の映像を見てしまうところです。妻と娘のことを心配していた人に、あの知らせはきつかった。
患者の話を聞き、逃げてきた少年にも手を差し伸べていた人でした。だから、助かったあとすぐに仕事へ戻る姿も、私は心配で落ち着きませんでした。
病床が足りない事情はあっても、あの先生をもう少し休ませてあげてほしかったです。
農場の捕虜も忘れられません。息子と親しくなり、妻を助けていたことが、帰ってきた夫には耐えられない。
夫の寂しさはわかります。でも、妻への疑いを何度も口にするところには、やはりイライラしました。
終盤、夫は妻にとって捕虜の死がつらいことを認めます。それでも二人の間に何かあったのかと確かめていて、私はそこで少し気持ちが引っかかりました。
留守を守った奥さんにも、ねぎらいがほしい! 夫が帰ってきた喜びだけで、怖い思いをしたことまで消えるわけではありません。
フォイルと友人の映画の話も、最初は何でもない誘いに見えました。一緒に出かけるかどうかなんて、普段なら好みで決めることです。
結末を知ると、あそこでフォイルが誘いを受けていたらと、どうしても思ってしまう。チェスを教えてくれた友人と、その晩は一緒に映画を見ていてほしかったです。
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