ブラウン神父 第17話 あらすじ シーズン2第7話 母を失った娘の罪悪感と、父の死を隠した秘書

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今回は、母親を亡くして自分を責め続ける娘と、その父親の死をめぐるお話です。

母親の事故だけでもつらいのに、今度は父親まで亡くしてしまう娘。ブラウン神父には、事件を解くだけでなく、この娘のそばにいてあげてほしくなりました。

縄や銃が残る現場には、人を傷つけるためとは思いもしない事情が隠れています。
それでは17話を一緒に見ていきましょう!

BS12で放映されるまであと14日です!

ブラウン神父 シーズン2第7話のあらすじ

ある屋敷の娘が、電気ショックによる治療を受けています。狩りの最中に母親を死なせてしまい、記憶の欠落と気分の落ち込みに苦しんでいました。

使っていた散弾銃には不具合があったと分かっています。それでも娘は、自分を責める気持ちから抜け出せません。

治療に立ち会った父親も、娘の苦しむ姿に耐えられず、その場を離れます。しかし、そこへ借金の取り立て屋が現れ、返済しなければ命はないと脅すのでした。

娘を助けるための治療なのに、こんなにつらい思いまでさせる必要があるの? 見ていて落ち着きません。

母親の葬儀で、ブラウン神父は娘のこめかみに残る治療の痕に気づきます。神父は、そのような苦痛を与える治療に強い嫌悪を示しました。

ブリジット・マッカーシー夫人は父親に手助けを申し出て、神父も屋敷に招かれることに。葬儀には取り立て屋も来ており、屋敷の運転手に、翌日は彼の母親を訪ねると告げていました。

屋敷を訪れた神父たちの前に、泥で汚れ、動揺した父親が庭から現れます。取り立て屋と、ひともめあったあとだったのです。

一方、父親の秘書は、娘にこれ以上の治療を受けさせないでほしいと訴えます。ところが父親は、秘書が娘を愛していると知ると、彼を解雇してしまいました。

娘を心配してくれる人を、そこで追い出さないで! お父さんにも余裕がないとはいえ、この対応はつらいです。

父親が娘の様子を見に行くと、娘は治療を受けさせた父親への怒りをぶつけます。父親は良かれと思っていたものの、娘には耐えがたい苦痛だったのでした。

翌朝、秘書は娘を助けようとするブラウン神父に冷たい態度を取り、屋敷を去ります。そのあと神父は、娘が散弾銃を壊そうとしているところに出くわしました。

神父は事故の記憶を取り戻す手助けを申し出ますが、娘は拒みます。思い出すこと自体が怖くて、助けを受け入れられないのです。

そして神父は、茂みの中に隠された父親の遺体を発見します。両手は縛られていました。

母親の葬儀を終えたばかりなのに、父親まで。あの娘にどう知らせたらいいのか、そこからもう気が重かったです。

駆けつけた警察に、神父は砂利の乱れを示します。父親は書斎の窓から落ち、そのあと遺体を茂みに移されたと考えられました。

書斎の金庫は空で、床には銃も落ちています。夜のうちに主人の車で出ていった運転手が、まず疑われるのでした。

知らせを聞いた秘書は屋敷へ戻り、マッカーシー夫人は娘に付き添います。神父は事情を話すため、自転車で警察署へ向かいました。

その道中、取り立て屋の車に追いやられ、神父の自転車が壊れてしまいます。取り立て屋はナイフまで突きつけ、屋敷で自分を見たことを黙っていろと脅してきます。

自転車を壊したうえに、今度はナイフ! 借金の取り立てでも十分に腹が立っていたのに、まだ人を脅すんですね。

しかし神父は、男が殺人を犯したというより、犯人扱いされることを恐れていると見抜きます。そして、男のカトリック信仰に呼びかけ、告解を促すのでした。

告解は、神父に罪を打ち明けること。その内容には守秘義務があるため、男も話し始めます。

父親には多くの借金があり、男は返済を迫っていました。運転手の母親の家にも行きましたが、そこへ運転手が現れ、借金を全額返したと明かします。

告白を終えたつもりの男の車には、取り上げた子どもの木馬が残っていました。神父に気づかれた男は、その木馬を持ち主の家へこっそり返しに行きます。

子どもの木馬まで持っていったのは、やっぱりひどい。でも、神父に言い逃れを続けず、返しに行ったのは良かったです。

神父は運転手の母親に会い、息子を夜の納屋へ来させてほしいと伝えます。ただ、その話は警察にも聞かれていました。

娘のもとへ戻った神父は、説教をするのではなく、彼女の苦しみに寄り添おうとします。娘が恐れているのは、記憶が戻り、自分がわざと母親を撃ったと分かることでした。

銃の故障だと聞いても、覚えていない部分がある。娘は、その空白を自分にとって一番つらい想像で埋めてしまっていたのです。

覚えていないからこそ、自分を信じられないのが苦しい。今の娘には、急いで思い出せとは言えません。

神父は屋敷で火を燃やした跡を見つけ、灰の中から、ボタンに加工された銀貨を拾います。

夜、約束の納屋に来た運転手は、主人の許可を得て車を使ったと説明します。車の座席にはお金の入った封筒があり、それで母親の借金を返したのでした。

運転手は、治療を恨んでいた娘を疑っていました。けれど、銀貨のボタンについて説明する前に警察が踏み込み、彼は逮捕されてしまいます。

その後、娘がボタンを見て、秘書の上着についていたものだと気づきます。前の晩に着ていた上着を燃やした疑いから、今度は秘書が逮捕されるのでした。

翌朝、娘は父親の書斎へ行ったときのことを神父に話します。父親は酔って縛られており、その場では事情を話さず、娘に出ていくよう告げていました。

神父は書斎を調べ直します。そして、父親を暖房器具につないだ縄は、殺すためではなく、動きを止めるためだったと気づきました。

梁の塗装が欠けた跡や、そこにあった銃から、神父は父親が自ら命を絶とうとしていたと考えます。秘書は、それを止めていたのでした。

あの縄は、父親を生かしておくためのものだった! 縛られた遺体を見たときには、そんな事情があるとは思えませんでした。

父親は借金を抱え、娘に借金のない財産を残したいと考えていました。首をつろうとし、銃も使おうとしたところを、秘書に阻まれたのです。

秘書は、父親が再び命を絶とうとしないよう、縄で拘束していました。ところが、その父親は窓から転落して亡くなっていたのでした。

神父は娘に、父親の死は自殺だったという見立てを伝え、そのあと秘書に会いに行きます。ここで、まだ神父の知らなかった出来事が明らかになります。

秘書がいったん書斎を離れた間に、娘が父親を訪ねていました。そして、父親を縛っていた縄を切っていたのです。

戻ってきた秘書は、娘が書斎から出ていくところを見かけ、その後、窓の外で父親の遺体を発見します。娘がまた自分を責めることを恐れ、遺体を隠し、遺書を燃やしたのでした。

殺人に見せかけたのも、娘を守るため。秘書は、自分が父親を殺したという嘘の自白までしていました。

娘を守るために、自分が犯人になるところまで引き受けるの? その気持ちは切ないけれど、あなたまでいなくなったら困るよ。

神父は、娘に父親の自殺を伝えたことが、どれほど危うい状況を招いたか悟ります。縄を切った娘は、父親の死まで自分のせいだと思いかねません。

神父は仲間と屋敷へ急ぎます。そこで見つけたのは娘の遺書で、娘は庭の池に身を投げていました。

仲間が水へ飛び込み、娘を引き上げます。救命の末、娘は息を吹き返しました。

間に合ってくれて、本当に良かった! 両親を失ったこの子まで、ここで失いたくなかったです。

救出された娘は、母親の事故についての記憶を取り戻します。娘は母親に散弾銃を向けていませんでした。

母親が亡くなったのは、故障した銃が破裂したための事故だったのです。娘が恐れていた、わざと母親を撃ったという出来事はありませんでした。

神父は父親の死についても、娘が縄を切ったことだけに責任を負わせません。父親はそれ以前から、自ら命を絶つことを考えていたと伝えます。

翌日、娘は両親の死を自分一人の責任として抱える苦しみから解放されます。秘書とともに生きていける結末に、ようやくほっとしました。

ブラウン神父 シーズン2第7話の感想まとめ

一番残ったのは、娘の遺書が見つかり、仲間が池に飛び込む場面です。神父が真相にたどり着いたあとだっただけに、まだ娘を救えていなかったことがきつかった。

父親の死が自殺だと分かれば、疑われた人たちは助かる。でも、縄を切った娘には、その事実が別の苦しみになってしまうんですよね。

秘書が遺体を隠した理由も、そこまで知ると責めにくくなります。母親のことで毎日苦しんでいた娘に、もう一つ背負わせたくなかったのでした。

ただ、嘘の自白には困ってしまった。娘のそばにいてあげてほしい人が、自分から連れていかれようとするのは寂しかったです。

父親にも、娘を助けたい思いはありました。それでも、治療をつらいと訴える娘の言葉を、もっと早く聞いてほしかった!

そんな重い話の途中で、取り立て屋が木馬を返す場面には少し気持ちが緩みます。あれだけ威張っていた男が、こっそり返しているところがいいですね。

そして何より、娘が母親に銃を向けていなかったと、本人の記憶で確かめられて良かった。故障だと人に言われるだけでは、安心できなかったのですから。

池に飛び込んで娘を引き上げてくれた仲間には、本当にありがとうと言いたくなりました。

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