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クルミットです♪
今回は、おいしそうな料理が次々に登場する「美食の報酬」。食事の場面につい気を取られますが、その裏で料理評論家がしていることには腹が立ちます。
店の評判を握ってお金を要求し、逆らった店主には毒入りのワイン。穏やかに話していても、近づきたくない相手です。
そんな男を追い詰めるコロンボが、今回は料理の腕前まで披露してくれました。最後の食卓で交わす言葉も、ちょっと忘れられません。
それでは40話を一緒に見ていきましょう!
刑事コロンボ シーズン7第2話「美食の報酬」のあらすじ
有名な料理評論家は、高級レストランの経営者たちからお金を受け取っています。その見返りは、店を褒める批評を書くこと。
料理評論家は、料理や店を評価する仕事です。この男の評価には影響力があり、店主たちは悪く書かれることを恐れていました。
評論家はその立場を利用し、お金を払わせていたのです。料理がおいしいかどうかだけで、店の評判が決まるわけではありません。
お金を払わなければ、料理まで悪く言われてしまうんですか? 毎日お店を切り盛りする側には、たまらない話です。
しかし、ある店主がこの要求に耐えかねます。もう支払いには応じず、評論家の不正を明るみに出すと告げました。
店主が黙っていれば、評論家はこれまでどおりお金を得られます。告発されれば、その評判も危うくなるところでした。
そこで評論家が選んだのは、店主を殺すことだった。食事をともにした相手のワインに、フグから取った毒を仕込みます。
店主は毒の入ったワインを飲んで亡くなりました。支払いを拒んだことが、殺されるきっかけになってしまったのです。
もう払わないと言った店主を応援したかったのに。散々お金を取っておいて、命まで奪うなんてひどい!
事件を調べ始めたコロンボは、店主と食事をしていた評論家に目を向けます。二人の間には言い争いもありました。
ただし、同席していたというだけで殺人を証明することはできません。ワインにどうやって毒を入れたのか、そこを突き止める必要があります。
評論家は人当たりがよく、コロンボにも礼儀正しく接します。コロンボも丁寧に話しかけるので、二人のやり取りは一見穏やかでした。
食べ物については話も合う二人です。それでも、コロンボの質問は少しずつ評論家の身辺に近づいていきます。
丁寧に話す人でも、店主にしたことは消えません。感じよく振る舞う評論家を見ていると、私は余計に腹が立ってしまいました。
捜査の間にも、コロンボにはおいしいものとの出会いが続きます。銀行でさえケーキを勧められるほど。
事件の話を追っていたのに、食べ物が出てくると、そちらも気になってしまいますね。食事の席では、コロンボの楽しそうな様子にもつい目が向きました。
一方、評論家が日本から来た実業家とフグを味わう場面もあります。そこでコロンボは、フグに毒があることを知ります。
評論家には、フグを調理する知識もありました。食に詳しいという彼の得意分野が、店主の死と結びつき始めたのです。
ここでフグの話につながるんですね。評論家のそばで毒の話が出ると、こちらまで相手の反応を確かめたくなります。
コロンボが追っているのは、毒の手がかりだけではありません。店の経営者たちから評論家へ渡っていたお金も調べます。
そのお金の扱いに関わっていたのが、評論家の秘書でした。彼女は恋人でもあり、彼に利用されて裏金を管理していたのです。
店主たちからの支払いをたどるうち、コロンボは、口座に関わる別の名義と秘書のつながりを疑います。
そして、何気ない会話のあと、その名義で彼女に呼びかけました。秘書は思わず返事をしかけ、途中で気づきます。
いつもの調子で話していたコロンボに、うっかり反応してしまった。名前を呼ばれただけなのに、ごまかしにくいところを押さえられます。
そこで返事をしかけちゃった! 責め立てるような聞き方ではないからこそ、つい普段どおりに答えてしまいそうです。
秘書は、コロンボから話を聞き、自分が評論家に都合よく使われていたと知ります。恋人でもある相手から、裏金の管理をさせられていたのでした。
料理に関わる書き手たちが集まる晩餐会では、コロンボの前に次々と料理が運ばれます。ごちそうが続く席で、コロンボは亡くなった店主について語りました。
そのあと、秘書は評論家に仕事を辞めると告げます。彼のそばを離れるという、自分の答えを出したのです。
辞めると言ってくれて、ほっとしました。好きな相手に利用されていたと知るのはつらいけれど、これ以上この人のために働いてほしくなかった。
お金を要求していた事情も、毒についての知識も分かってきます。しかし、評論家がワインに毒を入れた方法は、まだ大事な問題として残っています。
その答えは、ワインの栓を抜く道具にありました。使われたのは、圧縮した空気で栓を抜くタイプのワインオープナーです。
コロンボが突き止めたのは、オープナーの針を通して毒を入れる方法。評論家はこの仕組みを利用して、店主のワインを毒入りにしていたのです。
ワインを開ける道具にまで毒を仕込んでいたなんて。食事をする相手がそんなことを考えているとは、思いたくないです。
コロンボは評論家との食事を用意し、自ら料理を作ります。帽子とエプロンを身につけ、子牛肉の料理を仕上げていきました。
捜査の話をしながら、料理も進めるコロンボ。評論家を相手に食事を出すというのも、なかなか気を使いそうな役回りです。
でも、この食事には犯行を証明する狙いがありました。コロンボは、評論家が同じ手口を使うように仕向けます。
追い詰められた評論家は、今度はコロンボに毒を飲ませようとします。店主を殺した方法で、捜査をしている本人まで消そうとしたのです。
コロンボにまで同じことをするなんて! 店主を殺したことへの後悔より、自分が逃げることばかりなんですね。
ところが、コロンボはグラスをすり替えてからワインを飲みます。評論家が自分のグラスに手を伸ばすと、飲まないように止めました。
そのワイン、飲んでしまって大丈夫? すり替えていると分かっても、毒のある食卓で口をつけるところは落ち着きません。
評論家の企みは、コロンボに見抜かれていました。再び毒を使おうとしたことで、犯行を裏づける証拠を自分から残してしまいます。
そしてコロンボは、かなり早い段階から評論家を疑っていた理由を明かします。それは、毒の知らせを聞いたときの反応でした。
一緒に食事をした店主が、毒で亡くなった。その知らせを受けても、評論家は病院へ急ごうとしなかったのです。
同じ食事をした自分にも毒が入っているかもしれません。それなのに、診察を求めるより警察の聞き取りに応じていました。
コロンボは、そこに引っかかっていたのでした。評論家は、自分には毒の心配がないと知っているように振る舞っていたのです。
一緒に食べた人が毒で亡くなったら、私なら自分の体が心配になります。話を聞く前に、まず診てもらいたい!
評論家も、その指摘には納得するしかありません。料理やワインには詳しくても、自分の反応に出た不自然さまでは隠せませんでした。
最後に二人は、互いを好きではないと認めます。ずっと礼儀を守って話していた二人が、ここでは率直な気持ちを口にしました。
それでもコロンボは、自分の作った料理の感想を尋ねます。評論家は料理の腕を認め、コロンボが料理人だったらよかったと伝えるのでした。
刑事コロンボ シーズン7第2話「美食の報酬」の感想まとめ
一番残ったのは、コロンボが病院へ行かなかった理由を指摘する場面です。ワインオープナーの仕掛けより、私はそちらにうなずいてしまいました。
毒の名前も、道具の使い方も、詳しくなければ分かりません。でも、一緒に食べた人が毒で亡くなったと聞く怖さなら想像できます。
評論家は警察の話を聞いていられたんですよね。自分も危ないかもしれない、という心配が抜けていた。その一点をコロンボが覚えていたことに、じわっと納得しました。
そして、秘書が辞めると告げたところも好きです。評論家のそばにいる人が、自分で離れると決めてくれて良かった!
店主は支払いを拒み、告発しようとして殺されてしまいました。だからこそ、評論家に利用されていた秘書が離れる場面には、少しほっとしたのだと思います。
ただ、おいしそうな料理が続くほど、亡くなった店主のことも気になりました。お金を要求されることなく、自分の店で料理を出し続けてほしかったです。
評論家には最後まで腹が立ちました。特に、コロンボまで毒で殺そうとしたところ。あの食事の席でも、まだ自分の都合しか考えていないのが嫌だった。
その相手に、嫌いだと伝えたあとで料理の感想を聞くコロンボには、少し笑ってしまいます。そこはちゃんと聞いておきたいんですね。
料理人だったらよかったと言われても、私は刑事でいてくれて良かったと思いました。毒を使った相手を逃がさず、そのうえ自分の料理の評価まで聞くコロンボが好きです。
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