ブラウン神父 第2話 あらすじ シーズン1「空翔ける星々」 盗まれた首飾りは偽物、乳母の息子が迎えた悲しい最期

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今回は、娘の誕生日にお芝居を披露するはずだった一家で、母親が亡くなるお話です。

家族に受け継がれてきた首飾り「空翔ける星々」。その持ち主の死を調べていくと、娘の結婚への反対や、お金にまつわる事情まで出てきます。

娘のお祝いの日なのに、家の中では言い争いばかり。娘の気持ちを思うと、出だしからつらくなりました。

ここからは犯人と結末まで触れていきます。
それでは2話を一緒に見ていきましょう!

ブラウン神父 シーズン1「空翔ける星々」のあらすじ

ブラウン神父が訪ねるのは、退役した大佐の一家。娘の誕生日に合わせて、芝居が上演される予定です。

ところが屋敷では、大佐が妻の飲酒に気づいていました。夫人は豪華な首飾りを着けながら、隠していた酒を飲んでいたのです。

夫に責められると、夫人は残った酒まで飲み干してしまいます。怒った大佐が離婚を切り出すと、夫人も引きません。

二人はカトリックの式で結婚しており、夫人は死ぬまで夫婦であるという誓いを持ち出しました。その言い争いを、掃除の仕事に来ていた女性が聞いていました。

一方、娘は恋人のアメリカ人の青年と結婚するつもりでいました。娘の名付け親である貴婦人にも、二人の関係を公にすると話します。

この名付け親は、洗礼に立ち会い、子どもの成長を見守る役目の人です。

しかし、話を聞いた夫人は猛反対。青年を侮辱したうえ、屋敷での仕事も辞めさせてしまいました。

娘の誕生日に、そこまで言わなくても! 結婚の話を聞いてもらうことさえできないのは、つらいですね。

神父が到着したときには、芝居は中止になっていました。表向きの理由は夫人の体調不良ですが、実際には酔ってしまったため。

青年は屋敷を去る際にも、娘との交際を続けると大佐に告げます。父親に腹を立てた娘も、その場を離れました。

そして夫人が、屋敷の湖で遺体となって見つかります。首には「空翔ける星々」を着けたままでした。

警部は、酒に酔って湖に落ちた事故だと判断します。しかし神父は、夫人の首にある引っかき傷が気になっていました。

近くにはイタリアの硬貨も落ちています。ただ、神父たちが教会の献金箱に入っていた外国の硬貨を持参していたため、その一枚として片づけられました。

酔っていたと聞くと、事故で話が終わってしまうんですね。首の傷だけでも、もう少し調べてほしいです。

数日後、神父と貴婦人は教会で、亡くなった夫人の兄弟にあたる男性と会います。娘にとっては、おじにあたる人です。

彼はアフリカから戻ったばかりで、かつて自分の世話をしてくれた乳母の墓を訪ねていました。夫人の死を知らず、二人から知らせを受けることになります。

その後、神父は湖の桟橋につながれたボートを調べ、オールに血が付いているのを発見。単に足を滑らせた事故では済まなくなりました。

夫婦の口論を聞いた女性の証言から、大佐に疑いが向きます。

周囲の人たちは大佐をかばい、追い出された青年のほうを疑っていました。青年には、共産主義の思想を理由にアメリカを追われた過去があります。

貧富の差や階級に反対する考えを持っていたため、裕福な一家を恨んでいたのではないかと見られたのです。

しかし、葬儀で大佐の身体について新しい事情が分かりました。戦争で背中を負傷しており、ひつぎを担ぐこともできません。

神父は、それほどの状態でオールを振り上げ、妻を殴れたとは考えにくいと警部に伝えます。

その葬儀の間、青年は娘とひそかに会っていました。自分は母親を殺していないと訴え、娘との関係を守ろうとします。

遺言の読み上げでは、首飾りは娘に、いくつかの品は貴婦人に渡ると分かりました。残りは教会へ寄付され、おじには何もありません。

それでも、おじは気にしていない様子。中止になった芝居を上演しようと動き始めます。

娘と青年も、この上演を利用することにしました。みんなが芝居に気を取られている間に、駆け落ちする計画です。

母親を亡くしたばかりで、父親にも結婚を認めてもらえない。逃げ出す計画にまでなってしまった娘が、気の毒でした。

神父は、夫人の首の傷を、犯人が首飾りを奪おうとした跡だと考えます。そして、宝石への執着が動機なら青年ではないと見て、おじに疑いを向けました。

おじが話した到着日の朝には、申告したアフリカの都市から着く便がなかったことも判明。夜中に屋敷を抜け出していた姿も目撃されています。

ところが貴婦人は、夜中に彼が会っていた相手は自分だと告白。警部も、夫人が殺された時点では、おじはまだアフリカにいたと確認しました。

疑いが消えたように見えたところで、芝居の準備中に思わぬほころびが出ます。

おじのために用意された靴が、大きすぎるのです。貴婦人が確かめると、その靴には確かに本人の名前が縫い付けられていました。

本人の靴なのに、なぜ合わない?

目の前にいる男は、本当のおじではありません。貴婦人はそこで、なりすましに気づきました。

夜中に会うほど親しくしていた相手が、別人だったなんて。気づいたところへ本人が来るのも怖いです。早く誰かのいる場所へ行って!

助けを求めたい貴婦人ですが、舞台に出る順番が来てしまいます。舞台上で警察を呼ぼうとしても、客席には芝居の一部だと思われてしまいました。

男は役の衣装で女装しており、筋書きに沿って貴婦人を箱へ閉じ込めます。

そこで大佐が飛び込んできました。首飾りが盗まれたと分かり、芝居は中断です。

屋敷では青年が見つかり、娘との駆け落ち計画も明らかに。しかし、首飾りは持っていません。

姿の見えない貴婦人は、舞台の箱の中にいました。男に薬品のクロロホルムをかがされ、意識を失っていたのです。

本気で助けを求めていたのに、誰にも分かってもらえないなんて。箱の中で見つかったときは、まず無事でいてほしいと思いました。

神父は、女装したまま出ていった男を追って駅へ向かいます。そして列車の中で追いつき、正体を突きつけました。

男はおじではなく、亡くなった乳母の息子でした。

教会で墓参りをしていた相手も、自分の母親だったのです。長く暮らしていたのはアフリカではなく、イタリアでした。

湖のそばに落ちていた硬貨は、神父の持ち物ではありません。乳母の息子が落としたものだったと、ここでつながります。

本当のおじがアフリカにいたからこそ、警部が確認したアリバイも成立していました。

男は帰国して、母親が亡くなり、埋葬の費用を払えない人のための墓に葬られたことを知りました。

一家は裕福に暮らしているのに、長年仕えた母は貧しいまま死んだ。母を見捨てられたと思い、男は夫人に金を求めに行ったのです。

しかし、酔っていた夫人と言い争いになり、オールをめぐってもみ合いに。夫人は頭に一撃を受け、湖へ落ちてしまいました。

男は泳げず、夫人を助けられなかったと明かします。

帰ってきたら、お母さんはもう亡くなっていた。その悔しさは分かるけれど、夫人まで命を落とした経緯を聞くのはきつかったです。

神父は、一家には男に渡せる金がなかったと説明します。教会に残された品も、金銭的な価値のない思い出の品でした。

首飾りを返し、自首するように勧める神父。しかし男は逃げ出してしまいます。

列車の後方から飛び降り、逃げ切ったように見えた直後のこと。別の線路を走ってきた列車にはねられ、男は亡くなりました。

そして、盗まれた首飾りのダイヤモンドも偽物だったと分かります。

大佐は、一家の財産がすでに失われていたことを娘に打ち明けました。本物の首飾りは売却し、体面を保つために複製品を作っていたのです。

娘と青年の結婚に反対したのも、裕福な家との結婚に望みをかけていたためでした。

娘の結婚でお金の問題を何とかしようとしていたなんて。それなら事情を話してほしかった! 娘が父親に怒ったのも無理はありません。

神父は、お金の心配を二人の結婚に持ち込まず、認めてあげるよう大佐に話します。

やがて娘と青年は、教会で結婚式を挙げました。乳母の墓には、息子の名前も刻まれています。

回復した貴婦人は、偽物のおじに心を許したことを悔やんでいました。それでも、式に現れた本物のおじが素敵な男性だと、そちらへ目が向きます。

最後は、みんなで記念写真を撮りました。

ブラウン神父 シーズン1「空翔ける星々」の感想まとめ

いちばん残ったのは、乳母の息子が列車から逃げ出したあと、別の列車にはねられてしまう場面でした。あそこで逃げずにいてくれたら、とどうしても思ってしまいます。

神父が自首を勧めているところまで来ていたのに。母親を亡くした話を聞いたあとだけに、あの最期はつらかったです。

しかも、持ち逃げした首飾りは偽物。本物はもう売られていたなんて、あまりにむなしい結末でした。

母親が貧しいまま亡くなった怒りは分かります。でも、貴婦人に薬品をかがせて箱へ閉じ込めたところは、やっぱり許せません。

助けを求める声まで芝居だと思われてしまうのが怖かった。すぐそばに人が大勢いるのに、気づいてもらえないんですから。

大佐にも、娘の結婚をお金の当てにしていたことには腹が立ちました。娘の幸せを心配していたとしても、それを知らされない娘はどうすればいい?

最後に事情を話し、二人が結婚できたことにはほっとしました。神父が結婚を認めるよう話してくれて、良かったです。

そして、回復した貴婦人が本物のおじに目を向けるところ。あんな怖い目に遭ったあとでも素敵な男性が気になる、その様子には少し笑ってしまいました。

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