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クルミットです♪
今回は、若い女性リリー・ダンの死を調べるうちに、マードックがジュリアの過去を知ることになるお話です。
排水路で発見されたリリーの体には、金のブレスレットが残っていました。しかし、体中の血液はほとんど失われています。
彼女に何があったのかを追う捜査。その先でジュリアが打ち明ける話に、胸が詰まりました。親しくなってきた二人だからこそ、ここで生まれる距離がつらいんですよね。
それでは19話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第6話「灰色の色合い」のあらすじ
若い女性リリー・ダンが、排水路で遺体となって発見されます。衣服を身につけておらず、体には鈍器で打たれたようなアザがありました。
腕に残されていたのは、金のブレスレット。死後およそ36時間がたち、体内の血液はほとんど失われている状態です。
ウィリアム・マードック刑事は、リリーの死について調べ始めます。体のアザに加え、大量の血液を失っていることも、彼女に起きた出来事を探る手がかりになります。
こんな場所で、服もない姿で見つかるなんて。それだけでもつらいのに、体にはアザまであるんです。リリーの身に何が起きたのか、聞くのが怖くなりました。
リリーが働いていたのは、ビクスビー保険会社。前日は午後5時15分まで勤め先にいましたが、成績が悪いという理由で解雇されていました。
雇い主のビクスビーは、その日のリリーは体調が悪かったと説明します。そして、主治医であるドクター・タッシュのもとへ向かったと話します。
仕事を終えた時刻は分かりました。その先の足取りを確かめるため、マードックはタッシュに話を聞きます。
体調が悪い日に、仕事まで失っていたんですね。リリーの一日をたどるほど、気の毒になってきます。せめて具合が悪いときくらい、安心して休めたらよかったのに。
しかし、タッシュの話はビクスビーの説明と合いません。リリーの診察予約は入っておらず、実際に訪ねてきてもいないというのです。
ビクスビーは医師のところへ向かったと言い、タッシュは来ていないと言う。リリーが診察を受けたという確認は取れません。
マードックは、タッシュが患者について何かを隠しているのではないかと疑います。
病院へ向かったという話は、どこで食い違ったの? タッシュの返答を聞くと引っかかります。ただ、来ていないという言葉だけで責めることもできなくて、落ち着きません。
一方、検視を担当するジュリア・オグデンは、リリーが大量に出血したことに注目します。中絶のあとに出血が起きた可能性を考えるのです。
体に残されたアザだけでなく、体の中で何が起きたのかも調べる必要が出てきます。リリーの死を追う捜査は、中絶に関わる事情へと進んでいきます。
出血の理由に中絶の可能性が出てきて、リリーの体調不良の話が頭に戻ってきました。あの日も苦しかったのかな、と考えてしまう。亡くなったあとに少しずつ事情を知るのが、しんどいです。
そして、捜査線上に浮かんだタッシュは、ジュリアと関わりのある医師でもありました。二人は大学時代からの友人です。
タッシュは以前の事件で、マードックに協力したこともあります。マードックにとっても、今回初めて会う相手ではありません。
患者について隠していることがありそうな医師。その人物がジュリアの友人だと分かり、捜査はマードックの身近なところにも及びます。
ここでジュリアの友人につながるんですね! 以前は捜査に協力してくれた人でも、今回は疑いがある。マードックも、ただ知り合いだからと済ませるわけにはいきません。
このころ、マードックとジュリアの関係は、以前よりも親密になっていました。互いへの気持ちが深まり、身体的な距離も近づいています。
そんな中で、マードックはタッシュの診療所から出てくるジュリアを見かけます。
マードックには、ジュリアとタッシュの関係への嫉妬が生まれます。それと同時に、ジュリアの医師としての振る舞いにも疑問を抱くようになります。
ジュリアが診療所から出てくるところを見て、気になってしまう気持ちは分かるんです。でも、友人の医師との関わりに、恋愛の心配まで重なるのはきつい! ジュリアの話も聞いてほしくなります。
タッシュが何を知っているのかを確かめようとするマードック。その捜査には、親しい相手であるジュリアへの心配も入り込んできます。
それでも、リリーの死を明らかにするための追及は続きます。医師たちの関わりを調べる中で、マードックは中絶という問題に向き合うことになります。
リリーのために調べ続けてくれるのは、頼もしいです! ただ、ジュリアを見る目まで疑いに傾いていくと、そちらも気になる。二人が近づいてきたのを見ていたので、余計にこたえます。
捜査で明らかになるのは、リリーが中絶を試みたあと、中毒によって亡くなったということです。大量の出血が認められた体から、死に至るまでの事情が見えてきます。
そして、この事件はジュリア自身の過去にも触れることになります。彼女にも、中絶を経験した過去があったのです。
リリーが亡くなった理由が分かっても、ほっとはできませんでした。体調を崩し、仕事を失い、そのあとに命まで失ってしまった。その日の話を聞くたび、リリーのことがつらくなります。
ジュリアはマードックに、数年前に中絶を受けたことを打ち明けます。それは、当時の法律では違法に当たるものでした。
中絶の話は、リリーの事件だけに限られなくなります。目の前にいるジュリアも、その経験をしていたのです。
ジュリアが自分のことを話すところが、いちばんきつかったです。相手の反応が気になる話を、好きな人に伝えるんですから。マードック、まずはジュリアの話を受け止めてあげて!
この告白によって、二人の関係にはひずみが生まれます。親密になっていたからといって、マードックがすぐに受け入れられる話ではありませんでした。
リリーの事件を追ってきたマードックは、自分の考えを見つめ直すことになります。ジュリアとの関係についても、これまでと同じ気持ちのままではいられなくなります。
ジュリアの過去を知ったら、マードックは今の彼女をどう受け止める? ここが気になりました。好きな人に打ち明けたことで距離ができてしまうのは、見ていて寂しいです。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第6話「灰色の色合い」の感想まとめ
いちばん心に残ったのは、ジュリアが自分の中絶についてマードックに話したところです。事件の話を聞いているうちに、こんなに身近な人の過去につながるとは思いませんでした。
ジュリアが話してくれたことを、私はまず受け止めてほしかったです。そこまで親しくなったマードックだから、なおさら。
もちろん、打ち明けられた側がすぐに気持ちを整理できないこともあります。マードックが戸惑うのも分かるけれど、ジュリアとの間に距離ができるのを見るのはつらかった。
ここでは、どうしてもジュリアの側に気持ちが寄りました。
過去の経験を話す前から、彼女はリリーの体を調べ、出血の理由を考えていました。医師として事件に関わっていたジュリアが、自分のことまで話す。その順番で見ていると、告白のところで胸が詰まります。
そして、タッシュの診療所から出てくるジュリアを、マードックが見かける場面も引っかかりました。嫉妬するほど好きなんだな、と少しだけ思ったのも確かです。
でも、医師としての振る舞いまで心配し始めると、気軽には見ていられません。ジュリアにとっては大学時代からの友人でもあるのに、と口を挟みたくなりました。
マードックには、事件の疑問とジュリアへの気持ちが重なってしまったんですね。調べる立場の彼も困るけれど、疑いを向けられるジュリアのほうが気になりました。
リリーのことでは、午後5時15分まで働いていたという具体的な時刻が残っています。亡くなった女性として話が始まったのに、その時刻を聞くと、勤め先にいた彼女のことを考えてしまうんです。
しかも、その日に解雇されていた。成績が理由だと説明されても、体調まで悪かったという話と一緒に聞くと、気の毒でたまりません。
腕に残っていた金のブレスレットも、妙に頭から離れませんでした。衣服のない遺体に、それだけが残っていたというのが痛ましいです。
リリーの体に何が起きたのかを、きちんと調べてほしい。その気持ちは、ジュリアの過去が分かったあとも変わりませんでした。
そしてジュリアにも、自分の話をしたあとで寂しい思いをしてほしくなかった! マードックへの告白を見ていると、うまく言葉にできないまま、そちらの心配ばかりしてしまいます。
ジュリアが中絶の過去を打ち明けたあの場面では、マードックにもう少し彼女のそばにいてほしかったです。
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