シェイクスピア&ハサウェイの事件簿 第6話 あらすじ シーズン1第6話「クマに追われて退場」

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第6話は劇場が舞台です。元ドラマスターのサリーが脅迫を受け、フランクとルーは舞台裏へ入り込みます。結末まで触れるのでご注意ください。

それでは6話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

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シェイクスピア&ハサウェイ 第6話「クマに追われて退場」のあらすじ

元病院ドラマのスターだったサリーが、フランクとルー(ルエラ)の探偵社を訪ねてくる。自作に書き換えた『ロミオとジュリエット』で主役を演じる予定だが、殺すという脅迫を受けているという。題名は入れ替わり、サリー版のジュリエットは死なない。

この書き換えは、共演者、演出家、裏方、シェイクスピア愛好家の反発を招いていた。ルーは、過激な原作主義者の仕業かもしれないと推測する。サリー版のジュリエットは、毒を飲んでも助かる理由を説明されず、女性で重要すぎて死なせられないという扱いだった。

毒を飲んでも助かる理由が「女性で重要だから」では、周囲が怒るのも無理はない。

脅迫の品には熊のぬいぐるみがあった。フランクが配送業者をたどると、送り主はあからさまな偽名だった。マーロー警部は、これを見抜けないほうがおかしいと呆れる。

フランクは容疑者への聞き込み中、針山に勢いよく座って飛び上がる。この針山は、あとで事件を解く重要な手掛かりになる。また、別の容疑者のホテルの部屋に入るため、フランクとルーは鍵をなくした不倫の恋人を装った。

針山に座るのは痛い災難だが、笑いどころで終わらない手掛かりだった。

セバスチャンは舞台の関係者として潜入していた。公演中、サリーが飲むはずの毒杯に本物の毒が仕込まれ、サリーは咳き込んで舞台上で倒れる。観客には、ジュリエットを死なせる決断をした名演のように受け取られたが、異変に気づいたセバスチャンが飛び出して彼女を救った。サリーは舞台を続けられなくなり、演出家は原作どおりの上演に戻す。

フランクとルーは、サリーが出演していた昔の連続ドラマの過去の回を調べ、過去と現在のつながりを探る。ルーが筋書きを説明しながらフランクに見せていくと、フランクは初めこそ気乗りしなかったものの、すぐにのめり込んでいく。

真相は、サリーの過去にあった。サリーは昔、その連続ドラマのプロデューサーに働きかけ、ライバルの女優の役を死なせる台本に書き換えさせた。自分の役は生き残り、サリーが主役に収まる。職を失ったその女優は心を病み、姉の世話を受けることになった。毒を仕込んだのは、その姉だった。姉は今回の舞台に衣装係として加わっていた。

脅迫状を送ったのは代役で、本人は脅したことを認めたが、殺そうとはしていなかった。毒杯の犯人が捕まると、サリーは「やり直せるなら」と語り始める。フランクはそれをさえぎり、同じことをまたやるし、気にしているのは注目だけだと突き放す。

脅迫した人物と毒を盛った人物が別だった点が、この事件の骨組みだ。

シェイクスピア&ハサウェイ 第6話「クマに追われて退場」の感想まとめ

今回いちばん面白いと感じたのは、脅迫と毒殺未遂が別々の動機から出ていた点です。代役の脅迫は、サリー版への反発が渦巻く劇場では、いかにももっともらしい動機に見えます。そのため、衣装係という目立たない立場の人物が、昔の連続ドラマに由来する恨みで毒を仕込んでいたという筋が、後から効いてきます。

調査の進め方も楽しめました。ルーが連続ドラマの粗筋を説明し、最初は乗り気でなかったフランクがだんだんはまっていくくだりは、二人の掛け合いらしい場面です。過去の回を追うことが、そのまま事件の動機をたどる作業になっているのも良い流れでした。

手掛かりの置き方もうまいと思います。フランクが針山に座ってしまうのは笑える一幕ですが、それが事件を解く重要な手掛かりにもなります。笑いと謎解きを一つの出来事に重ねているところが、軽妙な推理コメディーらしさだと思います。

セバスチャンが舞台の関係者として潜入していたので、毒杯の異変にいち早く気づけた展開も、潜入調査を担う彼の立場がきちんと生きています。サリーの倒れ方が芝居の一部と受け取られかける中で、セバスチャンが危険に気づいて駆け付ける流れも、よく考えられていました。

締めくくりのフランクの一言も印象に残ります。サリーが自分の悲劇を語り始めても、フランクは同情に流されず、過去に彼女がしたことを突きつけます。フランクの突き放し方には、元警部らしい手厳しさがありました。

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