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クルミットです♪
故郷のケンブルフォードへ戻ってきた兄弟歌手に、ブレンダは大喜び。イザベルにも幼い頃から縁のある二人ですが、華やかな公演の準備中に兄が命を落とします。事件の背後から見えてくるのは、売り出しのために隠された事情と、長い間届かなかった母親の思いでした。
それでは132話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第132話 シーズン13第2話のあらすじ
アメリカを回ってきた兄弟歌手が、レコード会社の関係者を招く公演のため村へ戻る。二人はイザベルの息子の幼なじみだった。マネージャーは地元でのつながりを宣伝に利用しようとするが、兄は機材や待遇に不満を抱えていた。
リハーサル中、兄がマイクに触れたところで感電し、死亡する。アンプの不調による事故も疑われたものの、機材には人の手が加えられていた。長く離れていた母親が村へ来ており、兄の部屋にも入っていたことから、サリバンは彼女を逮捕する。
母親は、夫を亡くした後に子供を育てられなくなり、自分の父親へ預けたと神父に話す。立ち直ってからも引き取りには戻らなかったが、何年も手紙を書き続けていた。やがて兄から、もう送らないよう返事が来たという。弟はその手紙のことを知らなかった。
母が連絡してこなかったと思う弟と、手紙を書いていた母。同じ年月を、二人が違う事情の中で過ごしてきたことがつらいです。
神父は、亡くなった兄の歌のノートが消えたことを気に留める。曲を聴き直すと、信仰に関心の薄い兄が書いたとは思いにくい言葉がある。実際に歌詞を書いていたのは弟だった。兄ばかりが作者として紹介されることに腹を立て、弟がノートを持ち去っていたのだ。
マネージャーも、兄が別の相手と契約しようとしていたことを知っていた。売り出しに資金をつぎ込んだ彼には、離れていかれる理由が理解しがたい。一方、同行する写真係の女性は撮影の腕が乏しく、神父に問われると、兄へ近づくために仕事を装ったと認める。
公演を前に弟の姿が消える。神父たちは祖父の農場で彼を見つける。母の歌う姿を覚えていたこと、歌うと母を身近に感じられることを、弟は打ち明けた。母の手紙を読んだ彼は、その女性が兄を殺したとは思えなくなっていた。
事件を解く手掛かりは、写真係の女性が持つ腕輪だった。刻まれた頭文字は兄の名前ではなく、亡くなった婚約者のものだった。婚約者は兄弟の公演へ出かけた後に死亡し、転倒事故として扱われていた。
女性は後に、兄が婚約者を殴ったという目撃者の話を聞いていた。マネージャーが口止めして隠した事実を知り、復讐のため兄へ近づいたのだ。神父に追及され、彼女は兄を殺したことを認める。神父は、無実の母親を救うためにもサリバンへ真実を話すよう促した。
弟は公演へ戻り、会場に来た母親と再会する。手紙を知らなかったことを詫び、母ももっと子供たちのために行動すべきだったと話す。二人は一緒に舞台で歌った。レコード会社は弟に関心を示すが、彼は急がず母と旅行する時間を選ぶ。
歌手として成功する話より先に、母と過ごす時間を選べたのがうれしいです。兄を失った悲しみまで消えるわけではなくても、届かなかった関係は結び直せました。
ブラウン神父 第132話 シーズン13第2話の感想まとめ
消えたノートが、歌手としての評価と兄弟の関係の両方につながるのがおもしろかったです。弟には歌詞を書く力があるのに、売り出す都合で兄だけの才能として見せられる。兄は弟を支えた存在でもあったので、嫌いになれば済む関係ではありません。感謝と悔しさが同時にあることが伝わってきました。
弟が歌う理由を話す場面には、宣伝用の家族像とは違うものがありました。母と離れた後も、その歌声の記憶が自分の中に残っている。神父が曲の言葉を手掛かりにしたことも含め、音楽が背景の飾りで終わっていないのがよかったです。作品としての歌と、その人が歌い続ける理由がつながっていました。
写真係の女性については、兄を追いかけるファンだと見れば、撮影の不慣れさも説明できてしまいます。でも、その説明だけでは腕輪の意味まで分かりません。強い好意に見える行動の内側に、別の人への思いがあった。彼女が失った相手の存在が、事件の終盤でようやく見えるのが悲しかったです。
母親と弟の再会は、過去のすれ違いを全部解消したという終わり方には感じませんでした。母は戻らなかったことを認め、弟も知らなかった手紙を受け止める。相手だけのせいにせず話せるところから始まるのがよかったです。大きな契約より一緒に過ごす時間を優先する選択には、これからの関係を自分で作る意志を感じました。
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