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クルミットです♪
シーズン5第2話は、侯爵家の縁談と女中の不審な死が重なる回です。地下迷宮の奥に隠された一家の秘密を神父が解き明かします。新顔バンティの登場とフェリシアの旅立ちも、この一話で描かれます。
それでは47話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第47話 シーズン5第2話のあらすじ
真夜中、フェリシアの寝室に忍び込んできたのは姪のバンティだった。ナイトクラブ帰りの姿を新聞に撮られ、他人の離婚騒動にも名前が出た。父親の怒りが収まるまで身を隠したいという。フェリシアはブラウン神父とマッカーシー夫人に、25歳の姪の「お守り」を頼む。
25歳の姪にお守り、という頼み方がまず可笑しいです。しかもバンティは窓から入ってくる登場の仕方なので、おばさんが悲鳴を上げるのも無理はありません。
一行は、赤ん坊を養子に出したルビーが女中として働く侯爵家を訪ねる。屋敷では家の立て直しを狙う母親が、当主ボビーと大富豪の娘ジョーンの縁談を進めていた。ボビーは旧知のバンティを夕食に招く。急にロンドンへ発つフェリシアに代わり、神父が席に着く。
夕食では、5代目の侯爵が地下に造った迷宮が話題になる。その夜、バンティはロンドンの暮らしに戻りたいと話すルビーに、自分のストールを譲った。翌朝、屋敷を発とうとしたバンティが、屋根から落ちたルビーの遺体を見つける。
警察は自殺と見たが、神父は出血の少なさを疑う。検視の結果、ルビーは落下前に頭を殴られていたと分かった。屋根で血の付いたストールが見つかり、バンティに疑いが向く。一方、迷宮に一人で入ったジョーンは、中に誰かがいると気づいて怯えた。
迷宮に答えがあると考えた神父は、残された糸をたどって奥へ進む。後から来たバンティとともに、隠し階段を見つけた。その先は屋敷の上階にある隠し部屋で、死んだとされていたボビーの弟アーサーがいた。
アーサーには知的障害があり、母親は施設に入れることを拒んで、死んだことにして屋敷で暮らさせていた。執事のローガンは実は専門の看護人で、迷宮はアーサーの運動場だった。ローガンは、ルビーを殴ったのは驚いたアーサーで、自分は動転して遺体を屋根から落としたと説明する。
しかし神父たちが部屋に入った時、アーサーはカーテンの陰に隠れていただけだった。実際には、ルビーはアーサーの存在を知ってしまい、ローガンが彼女の頭を殴ったのだ。秘密が漏れれば、高給の職を失うからだった。見抜かれたローガンは、神父をアーサーとともに閉じ込めて車で逃げる。
バンティは車で追いかけ、ローガンの車を道から追い出して止める。彼女を逮捕しに来ていたマロリー警部補は危うくひかれかけ、グッドフェローとともに追跡に加わった。結局、バンティ自身も公務執行妨害や速度違反などで逮捕される。訴追は父親の働きかけで取り下げられたが、新聞の一面に載ったことが決定打になった。
真犯人を追い詰めた直後に自分が捕まってしまうあたり、バンティの間の悪さは初登場の回から全開です。マロリー警部補の災難ぶりも気の毒でした。
ジョーンの父親は、アーサーを施設に送るなら縁談は進めてよいと言う。だがジョーンは、まず本人に会いたいと申し出て、すぐに打ち解けた。アーサーも一緒に暮らすことになり、ボビーとジョーンは自分たちの意思で婚約する。
バンティは仕送りを止められ、数か月ケンブルフォードで大人しくしなければ相続権を失うことになった。一方フェリシアは、夫が北ローデシア総督に任命され、同行するため村を去る。留守宅をバンティに任せ、列車で旅立っていった。
ブラウン神父 第47話 シーズン5第2話の感想まとめ
今回いちばん印象に残ったのは、殺人の動機です。守ろうとしたのは家の秘密そのものより、その秘密で成り立っていた自分の高給の職でした。しかもローガンの説明は、アーサーの言葉が信用されにくい立場を利用して、罪を彼に負わせる形になっていました。神父がそれを崩す糸口になったのが、隠れていただけのアーサーの様子だったところに納得しました。
母親の選択も、簡単には裁けません。施設の子どもたちの様子を見て、手元に置くと決めたのは愛情からです。それでも、死んだことにして隠し続けたのは事実です。ボビーが、弟が施設に送られるくらいなら、と思い詰めた言葉を漏らす場面には、家族が長く追い込まれていた重さがにじんでいました。
その閉じた状況を開いたのがジョーンだったのは良かったです。父親に学問は役に立たないと言われていた彼女が、迷宮を数学の考え方で歩き、本人に会うと自分で決めました。指輪を渡すだけのぎこちない求婚から始まった縁談が、アーサーを含めた三人の暮らしの約束で終わる流れは、素直に好きです。
そしてフェリシアの退場です。説明のない外出が続いた末に、アフリカへの長い旅立ちという大きな知らせが来たのは意外でした。入れ替わりにやって来たバンティが、初回から容疑者になり、犯人を追い詰め、自分も逮捕されました。この慌ただしさで、彼女が村に残る理由まで決まってしまう構成はよくできていると思いました。
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