ブラウン神父 第25話 あらすじ シーズン3第5話 グラウンドを賭けた対抗戦と、整えられた遺体の謎

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

グラウンドの所有権がかかった隣村とのクリケット対抗戦を前に、チームの看板投手が撃たれる回。恐喝メモに並んだあだ名、都合よく見つかる凶器、そして最終打者フェリシアと、事件と試合が並行して決着へ向かう。

それでは25話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第25話 シーズン3第5話のあらすじ

ケンブルフォードと隣村ハンブルストンは、古い境界争いの名残として毎年クリケットで対戦し、勝った側が翌年の土地の持ち主になってきた。ここ9年は隣村の連勝が続いている。相続税の負担で屋敷を手放した前の当主に代わり、新しい地主が隣村チームの顔として姿を見せる。

主将が不在で人数も足りない村チームに、代診医として来たインド出身の医師が加わる。大学で主将を務めた経歴を買われ、フェリシアの案で新主将に決まるが、差別的なクラブ書記の少佐は露骨に不満を示す。少佐は看板の速球投手と自分の若い妻の仲も疑っていた。

その速球投手が、パビリオンへ呼び出されて撃たれる。ブラウン神父は傷の位置から、遺体が誰かの手で仰向けに直され、顔まで拭われていたことに気づく。身寄りは教授の女性で、空襲で家族を失った8歳の疎開児童を、前年に自ら命を絶った兄弟と二人で引き取って育てていた。

教授の家で神父は、ミサから長く遠ざかっていた青年の祈祷書を見つける。挟まっていたのは、イニシャルと日付、金額を並べたメモと、話をつけようと持ちかける手紙だった。OM、PW、LBの3人が強請られており、OMからの支払いだけが1年前に止まっていた。

現場は銃殺なのに、遺体の扱いだけが妙に丁寧。この最初の違和感が最後まで効いてくるのがうまいんです。ここを覚えておくと、終盤の告白がすっと腑に落ちますよ。

隣村の地主は外部から腕の立つ選手を集めたうえで、1783年の取り決めを持ち出す。どちらかが10年続けて勝てば、土地は永久にその側のものになるという条項だ。今年も負ければ、村はグラウンドを失うことになる。

メモのイニシャルは本名ではなく、青年がつけたあだ名だった。LBは少佐が妻を呼ぶ愛称で、彼女は戦争で最初の夫を亡くした後、ある紳士に囲われて暮らした過去を握られていた。PWの正体に見当をつけた神父は医師を訪ねるが、医師は殺していないと否定しつつ、問いには私的なことだとして答えない。

一方、警察には、医師が夜に庭で何かを埋めていたという匿名の電話が入っており、家宅捜索で庭から銃が見つかる。医師は見たこともないと否定する。同じ頃、シドは、後をつけた男たちが運輸省の測量士で、地主が自分の土地を道路用に売ろうとしていると突き止める。障害は地主のものではないグラウンドだけだった。

取り調べで医師は強請られていたことを認めるが、既婚女性を守るため、その理由を明かさない。事件当夜のアリバイもないと答える。関係が知れれば相手がすべてを失うと考えていた。サリバン警部補も、試合直前に村チーム主将の医師が拘束されたのは出来すぎで、地主の仕業と見ていたが、弾道の結果が出るまでは逮捕するしかない。

3人の被害者がそれぞれ違う秘密を抱えていて、医師に至っては相手の女性をかばって自分が不利になる道を選びます。黙っている理由がどれも誰かを守るためなので、容疑者探しがやけに切ない回です。

試合当日、教授と歩いていた神父が、青年のマフラーに包まれた本物の凶器を見つける。神父を欠いたまま始まった試合で、主将の医師を欠いた村チームは、8人で196点を追う苦しい展開になる。本物の凶器が見つかったことで医師は解放され、試合の途中でチームに戻る。

OMは、青年が教授の亡き兄弟につけたあだ名だった。男性を愛していることを握られ、相手にも累が及ぶと悟った兄弟は、自ら死を選んでいた。教授は一度は青年を許したが、彼は数週間で恐喝に戻った。呼び出しの手紙を書き、撃ったのは教授自身で、寝るときは仰向けだった息子をうつ伏せのままにできなかったという。

教授は心臓を患っており、殺害を決めた時点で薬をやめていた。逮捕より先に命が尽きると見越し、自分の死後に警察へ渡す告白書を弁護士に預けてある。獄中で死ぬことだけが怖かったと語り、神父には最後のワインを託す。神父は、最期の瞬間まで遅すぎることはないと説き続ける。

試合は残り3球で6点が必要な場面。相手投手がわざと頭を狙った球で医師が倒れ、村チームには打者が残っていない。地主が勝ちを宣言しかけたところで、フェリシアが最終打者として名乗り出る。兄たちの投球練習に付き合わされて育った彼女は、ヒールのまま打席に立ち、最後の1球で6点打を放って勝利を決めた。

走るつもりはないから靴はこのままでいい、と一打に賭けるフェリシアが痛快でした。9連敗の重さも地主の策略も、この1球でまとめて吹き飛ばす形になっています。

試合後、少佐の妻は過去を打ち明ける。だが少佐は、出会った時から承知していたと答える。最優秀選手の賞はフェリシアに贈られ、医師はウェールズでの職に移ると告げる。神父は祝いの席に向かう前に、教授から託されたワインのもとへ向かうのだった。

ブラウン神父 第25話 シーズン3第5話の感想まとめ

仰向けに直された遺体と拭かれた顔という最初の手掛かりが、そのまま育ての母の手つきだったと回収される構成がよかったです。犯人の非情さを示すはずの痕跡が、実は情の深さを示していた。犯人が分かった瞬間に、事件の見え方ががらりと変わりました。

教授の動機が、兄弟の仇討ちだけで片付かないのも印象に残りました。一度は許したのは、育て方が間違っていなかったと信じたかったからで、そこに自分の誇りがあったと認めている。自分の死期まで計算に入れた決断に、神父が改心を説き続ける終盤の会話は重たかったです。

一方で、差別的な発言ばかりだった少佐が、妻の過去を最初から知ったうえで大事にしていたと分かる場面は、いい意味で裏切られました。重い本筋と、フェリシアの一打や夫婦の和解といった明るい決着の配分がちょうどいい回だと思います。

🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする

いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。

※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

SNSでシェア
目次