ブラウン神父 第95話 あらすじ シーズン9第5話 聖シルヴェストロの教皇冠を追う偽装結婚と古井戸の取引

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シーズン9第5話は、シーズン9では珍しく、シーズン中盤にフランボウが登場する回です。ブラウン神父が枢機卿から託されたのは、500年近く行方知れずの教皇冠の捜索。偽装結婚で古城へ乗り込む作戦は、思わぬ方向へ転がっていきます。

それでは95話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第95話 シーズン9第5話のあらすじ

ケンブルフォードに、使徒座署名院の長官に任命されたラトクリフ枢機卿がやって来る。大物の来訪にマッカーシー夫人だけでなく、ブラウン神父まで落ち着かない。枢機卿は教皇憲兵のアンジェリーニを伴っていた。

依頼は、1485年にラテラノ大聖堂の宝物庫から持ち去られた聖シルヴェストロの教皇冠を探し出すこと。冠がサー・ウィリアム・ブレントリーに売られたことを示す書簡が見つかり、彼が大戦で亡くなる前に私有地へ隠したのではないかと考えられていた。

ブレントリー城の現在の所有者レディ・セシリーは財産が目減りし、城を特別な日の会場として貸し出している。ブラウン神父はそこに目をつけ、結婚式をでっち上げて城へ入り込む計画を立てる。

花嫁役は、夫と喧嘩してケンブルフォードに来ていたフェリシア。アメリカの鋼鉄王との再婚を控えた裕福な未亡人という設定で、マッカーシー夫人も渋りながら母親役を引き受ける。

聖職者が偽の結婚話で城に潜り込むという作戦が、まず愉快です。バチカンの頼みとあっては断れないマッカーシー夫人の不安げな参加ぶりも、この回らしい味になっています。

ところが城には、花嫁を驚かせたい婚約者を名乗ったフランボウがすでに迎え入れられていた。足を洗ってニューヨークで暮らすつもりの彼が、最後に一つだけ欲しいと告解室で神父に語っていた宝こそ、この教皇冠だった。フランボウは改心したと言い、捜索への協力を申し出る。

フランボウのペースに巻き込まれつつ、ブラウン神父は夜ごと冠に近づいていく。だがその現場をアンジェリーニに見つかり、二人は銃を向けられる。翌朝、女性陣が目を覚ますと、村へ行くという神父のメモが残されているだけだった。

やがて、冠を見つけてフランボウを捕らえ、スペイン当局に引き渡して死刑にさせるという本当の狙いが明らかになる。神父は人を死に追いやる手伝いはしないと拒み、破門も覚悟で、英国かローマでの公正な裁判がなければ探さないと告げる。枢機卿は、冠が見つかれば死刑にはしないという条件を出す。

捜索を急ぐなか、アンジェリーニの暴挙でレディ・セシリーが負傷し、医者を呼ぶためにも冠を早く見つける必要に迫られる。アンジェリーニの正体は、フランボウに恨みを抱く元泥棒仲間のヴィンチェンツォで、復讐に駆られていた。

憲兵を名乗っていた男こそ最も危険な人物だったと分かり、城の宝探しは一気に命のかかった駆け引きに変わります。負傷者まで出て、悠長に謎解きをしている場合ではなくなりました。

ブラウン神父は古井戸の中に入って教皇冠を見つけ出すが、そのまま置き去りにされかける。フランボウは自分の身と引き換えに神父を解放するよう要求し、フェリシアは思わず彼に別れのキスをする。

実は神父は、冠を見つけたどさくさにヴィンチェンツォの銃から弾を抜いていた。これで形勢は逆転し、冠は無事に戻り、井戸からの脱出もかなう。枢機卿はヴィンチェンツォに騙されていただけだった。そしてフランボウは、枢機卿に返された冠から巨大なルビーだけを盗んでいった。

ブラウン神父 第95話 シーズン9第5話の感想まとめ

今回いちばん印象に残ったのは、枢機卿を前にしたブラウン神父の態度です。教会の最高位に近い相手に命じられても、人を死に追いやることには加担しないと突っぱね、破門まで覚悟する。フランボウの罪を許すのではなく、公正な裁判を求める線を譲らないところが神父らしいと思いました。

決着の手掛かりが、冠を見つけたどさくさに弾を抜いておくという地味な一手なのも好きです。冠を見つけた混乱の最中にそこまで手を回していたとは。派手な格闘ではなく、神父の冷静さでひっくり返す展開にすっきりしました。

一方で、フランボウが自分を差し出した場面は、弾が抜かれていなかったら本当に身代わりになるつもりだったのか、はっきりしないまま残ります。最後に冠のルビーだけをちゃっかり持ち去るので、なおさら本心が読めない。この食えなさこそフランボウの持ち味ですね。

フェリシアさんの別れのキスも、つい流された感じがあって微笑ましかったです。夫との喧嘩がきっかけで来ていたわけですが、口説かれながらも、根っこでは夫を想っていそうな雰囲気がありました。

枢機卿がヴィンチェンツォとぐるではなく、騙されていただけと分かったのには正直ほっとしました。教会側まで黒かったら、神父の立場があまりに苦しくなりますからね。

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