ブラウン神父 第42話 あらすじ シーズン4第7話 死んだはずの夫の帰還と、吠えなかった犬

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シーズン4第7話は、八年ぶりに戻った男が結婚式を止めるところから始まる。家族の誰もが動機を持ちそうな中、手掛かりは床下のカードと一匹の犬。真相が分かった後の神父の選択まで、順を追って整理します。

それでは42話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第42話 シーズン4第7話のあらすじ

ブラウン神父がメグとジェフリーの結婚式を執り行っていると、八年前の戦時中に行方不明となり死亡扱いだったメグの夫ネッドが現れ、式は中断される。ジェフリーの兄であるネッドは、秘密情報部の仕事をしていたと説明した。

帰還を喜んだのは娘のミリーくらいだった。ネッドは妻も遺産も取り戻すと弟に言い放つ。空軍中佐の父アーサーはスパイの話を信じず、息子を脱走兵とみなしていた。

ネッドはミリーを乗せた小型機で家族の頭上を飛び回る。夜には父から再び消えるよう迫られるが、真実を話すと応じた。神父とは翌朝に告解をする約束をしていた。

だがネッドは告解に現れず、自室でこめかみを撃たれて死んでいた。拳銃を手にしていたものの火薬の焼け跡がなく、殺人と判断される。口元には口紅の跡が残っていた。

古井戸から血の付いた女性服が見つかり、マロリー警部補はメグを逮捕する。睡眠薬で眠っていたというメグの訴えは検査で確かめると返され、深夜に女が父の部屋へ向かうのを見たというミリーの証言は、眼鏡をかけていなかったことや犬が吠えていないことを理由に退けられた。

神父はネッドの部屋の床下から現金とパスポート、あるバーのカードを見つける。マッカーシー夫人と訪ねた店で、ネッドの写真を見せられたジャッキーは、そんな男は来たことがないと答えた。

入口の分からない店に入るため、合言葉のヒントを聖書の一節から解く場面は神父らしい見せ場。店の正体を神父だけが早々に察していて、マッカーシー夫人との温度差も楽しいところです。

神父はアーサーに、ネッドが女性の装いをしていたことを突きつける。病身の母に知られまいとした父が息子に姿を消させた、というのが神父の見立てだ。するとアーサーは、自分が犯人だと出頭すると言い出す。

祖父の件を知ったミリーは小型機で警察へ向かおうとし、止めに乗り込んだ神父ごと離陸する。機上で窓から入ってきた女を自分が撃ったと明かすが、犬が吠えなかった理由に思い至り、相手が父だったと気づいて固まってしまう。

操縦できなくなったミリーに代わり、高所が苦手な神父が無線で指示を出すジェフリーの助けを借り、祈りを唱えながら何とか機体を着陸させた。

マロリー警部補はアーサーの自白を受け付けない。神父の提案で証拠の服をメグに着せると、体にまるで合わなかった。警部補は夫の愛人の犯行と見立ててメグを釈放し、神父は真相を明かさなかった。

真相に気づいた瞬間のミリーと、素人操縦を強いられる神父の危機が同じ機内で重なり、この回でいちばん緊迫した流れになっています。

後日、改めて結婚式が挙げられ、今度はミリーが母を送り出す役を務めた。

ブラウン神父 第42話 シーズン4第7話の感想まとめ

今回いちばん感心したのは、犬が吠えなかったという手掛かりの使い方です。マロリー警部補がミリーの証言を退けるために持ち出した理屈が、そのまま彼女に真相を突きつける鍵になる。同じ事実が二度、まったく違う重さで効いてくる組み立てが見事でした。

ジャッキーの返答も好きなところ。嘘はついていないのに、聞く側の思い込みで意味がずれていく。神父がそれで十分だと引き上げ、マッカーシー夫人が納得のいかない様子なのも、二人に見えているものの差が出ていて面白いです。

一方で、結末の選択には少し引っかかりも残ります。神父はミリーを守るために真相を伏せ、警部補は架空の愛人を犯人と見なしたまま幕を引きました。服の試着でメグを救い出す手際は鮮やかでしたが、真実より家族を守ることを優先した決着で、そこを割り切れるかどうかで印象が変わりそうです。

そもそもの発端は、母に知られることを恐れて息子を消えさせた父の判断でした。秘密を守るための選択が八年後に最悪の形で返ってきて、今度は孫娘を守るためにまた秘密が重ねられる。二度目の式でミリーが母を送り出す姿は晴れやかでも、その重さを思うと手放しでは喜べませんね。

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