ブラウン神父 第81話 あらすじ シーズン8第1話 決勝へ向かう聖歌隊のバス妨害と、ソロ歌手が隠してきた過去

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シーズン8の幕開けは、マッカーシー夫人率いる聖歌隊がコンクール決勝の会場を目指す道中の物語。マロリー警部補も乗り込んだバスが足止めを重ねる裏には、ソロ歌手が隠してきた過去があった。

それでは81話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第81話 シーズン8第1話のあらすじ

前回の三州合同聖歌コンクールで最下位だったケンブルフォードの聖歌隊は、今年マッカーシー夫人が率いる。前回王者ハンブルストン聖歌隊のローレンスに嫌味を言われながらも、オードリーのソロで決勝進出を決めた。

決勝当日、応援に来たフェリシアは病欠者の代わりに隊へ加わる。マロリー警部補はグッドフェローとの会話で、娘がジュニア部門で歌う日だと思い出した。妻の怒りを恐れた彼は、聖歌隊のバスに同乗する。

昼食に寄った店で、オードリーの婚約者ニコラスの母で前任の指導者バーバラがローブの出来を比べた。夫人は、ローレンスならソニング刑務所の女性受刑者に縫わせられると言い返す。彼はそこの教誨師なのだ。まもなく、女子トイレで頭を打って倒れたオードリーが見つかった。

しばらく走ったバスは故障し、バンティが燃料パイプの穴を見つけた。疑いはまずウェスリーへ向かう。神父の助言で、一行は数マイル先の駅を目指して歩き出す。近道の牧草地では牛に追われ、フェリシアは靴を片方なくし、バーバラは足首をくじいた。

雨宿りの納屋で、ニコラスは神父に、若い頃のオードリーが青年と写った写真の話をする。彼女はその青年を兄だと言うが、兄がいると聞いたことはなかったという。

牛に追われ、靴を落とし、雨に降られて納屋へ。決勝に向かうだけの道のりにここまで足止めを詰め込むので、事件そっちのけで少し笑ってしまいました。

神父が悲鳴を聞いて駆けつけると、オードリーが壁の文字を指さしていた。今夜歌えば死ぬ、という脅しだ。ローレンスと、姿の見えないウェスリーが疑われた。ウェスリーは農夫とトラクターを連れて戻り、一行は駅にたどり着く。だが最終列車には乗れなかった。

グッドフェローが村の警察署から警察車両を借りてきて、一行はウスターへ向かう。到着は登録の締め切り直後だったものの、フェリシアが顔を利かせて主催側の聖職者を動かし、出場が認められた。ただしマロリーは娘の出番に間に合わなかった。

出番を告げに行った神父は、バスの妨害も壁の脅しもオードリー自身の仕業だと指摘する。服の汚れはバスの下に潜ってパイプを切った跡で、トイレの窓から戻る際に滑って頭を打った。脅し文句も、見つけた本人が書いたとしか考えられないという推理だった。

神父は、花束に差し込まれた封筒の筆跡がローレンスのものだと気づいていた。彼女の告白によれば、両親を早くに亡くし、酒に溺れ塞ぎこんだ兄を世話していた。刃物で襲ってきた兄をフライパンで殴り、死なせてしまったという。警察は遺産目当てと見て彼女を逮捕し、彼女は過失致死でソニング刑務所に10年服役した。

教誨師だったローレンスはこの過去を知り、出場すれば暴露すると脅していた。オードリーは初恋の相手ニコラスを失うのが怖く、誰にも打ち明けていなかった。神父はローレンスには裁きが下ると告げ、ニコラスに話すよう促したうえで、まずは歌うよう送り出す。

昼食の店でのローブをめぐる口げんかに、ソニング刑務所の名前がさらりと出ていました。オードリーの過去がそこにつながるとは、まったく予想していませんでした。

ケンブルフォードは優勝して帰郷する。グッドフェローは皆に最後の頼みごとをし、沈んだ様子のマロリーを聖マリア教会へ連れていく。そこでは、娘が父のためにもう一度歌うことになっていた。その賛美歌に、マロリーは涙を浮かべる。

ブラウン神父 第81話 シーズン8第1話の感想まとめ

今回いちばん意外だったのは、妨害の犯人が、狙われているように見えたオードリー本人だったことです。トイレで倒れていたのも、壁の脅しを見つけたのも彼女でした。被害者の位置にいた人物が、実は自分で足止めを作っていたわけです。服の汚れから組み立てた神父の推理は筋が通っていて、すっきりしました。

一方で、脅迫の主はライバル聖歌隊のローレンスでした。内部の犯行を疑った神父の読みも、ライバルを疑ったマッカーシー夫人やマロリーの読みも、どちらも当たっていたことになります。二つの疑いがひとつの過去で結びつく作りは気持ちがいいですね。

ただ、オードリーのやり方はかなり危ういものです。燃料パイプを壊せば仲間全員が立ち往生しますし、道中ではバーバラが足首を痛めています。それでも、かつての受刑者の過去を脅しに使ったローレンスの方が、ずっと冷たく映りました。服役した過去を婚約者に明かさずにいたことも、事情を知ると責める気になれません。

締めくくりはグッドフェローです。警察車両を調達して隊を会場へ運んだうえに、娘の歌を聞けなかったマロリーのため、もう一度歌う場まで用意してしまいます。重い告白のあとに上司が涙ぐむこの場面が置かれているので、後味がずいぶん柔らかくなりました。

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