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クルミットです♪
戦時中の仲間が集う記念行事は、誇りだけでなく隠された痛みも呼び起こします。元隊長の殺害をめぐり、ディヴァイン夫人の息子に疑いがかかりました。シーズン11の最終回で神父が向き合うのは、長く語られなかった少年の死と、生き残った人の罪です。
それでは120話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 シーズン11最終回(第120話) シーズン11第10話のあらすじ
ケンブルフォードでは、戦時中に不発弾の処理に関わった人々をたたえる集まりが開かれる。ディヴァイン夫人の息子エディも、亡き父の勲章を身につけて参加していた。父は爆弾で大きな被害を受けており、その頃を知る元隊長や隊員も会場にいた。
元隊長は、戦争に反対した男性や、未亡人に関心を寄せるように見える元隊員を人前で侮辱する。エディは父の事故に関する話を元隊員から聞き、危険を父に押しつけたのではないかと元隊長を責めた。サリバンが間に入るほどの騒ぎになる。
翌朝、元隊長が銃で撃たれて死亡しているのが見つかる。行事会場からはライフルがなくなっており、ディヴァイン夫人の家の物置で見つかった銃がエディへの疑いを強めた。息子を信じる夫人は捜査するサリバンと衝突し、二人の関係にも影が差す。
夫人にとっては大切な息子の疑いでも、サリバンは仕事を離れられません。お互いの気持ちが分かるだけに、言い争いが苦い場面です。
神父は元隊長を恨む他の人々を調べる。戦争に反対した男性は、元隊長のせいで仕事を失っていた。夫と幼い息子を失った女性には、戦時中に元隊長と関係を持った過去がある。元隊長は、その秘密を村に知らせると脅していた。
エディは逃れていたものの、神父に説得されて出頭する。森で身を隠した際に父の勲章をなくしたため、ディヴァイン夫人が捜しに行く。見つかったのは勲章ではなく、行方不明になった少年の自転車だった。そこには弾丸が残されていた。
少年の母親は、息子が自分と元隊長の関係を知って家から走り去った日のことを話す。神父は戦時中の当番記録を調べ、元隊員と向き合う。彼が未亡人を気にかけていたのは恋愛のためではなく、息子を死なせた罪悪感からだった。
元隊員は、敵の潜入を警戒していた勤務中に少年を誤って撃っていた。少年には聴覚の障害があった。持ち場を離れていた元隊長は事件を知って隠し、その後は元隊員を脅す材料にしていた。再び追い詰められた元隊員が、元隊長を殺したのだ。
真相を明かした元隊員は、爆弾とともにその場で死のうとしていた。神父は逃げずに言葉をかけ続ける。知らせを受けたサリバンとエディも駆けつけ、被害を抑えようと力を合わせた。爆発の後、神父と元隊員は無事に姿を現す。
事件後、神父は仕事を失った男性の新しい勤め先を見つける。サリバンは夫人に話そうとするが、彼女は皆の前で言ってほしいと譲らない。彼が親しげに話していた女性は宝石商で、婚約指輪を用意していたのだった。夫人は求婚を受け入れ、エディも二人を祝福する。
息子を疑った相手として離れかけた二人が、最後には家族になる話をしている。事件を挟んで揺れた関係に、ようやく明るい返事が届きました。
ブラウン神父 シーズン11最終回(第120話) シーズン11第10話の感想まとめ
記念行事で語られる誇りの裏に、語れなかった人の記憶がある回でした。元隊長は他人を臆病者や役立たずとして扱いますが、その言葉を口にする自分の過去は隠している。肩書や人前での振る舞いだけで功績を受け取ると、傷ついた側の話がこぼれてしまうのが怖いです。
森から自転車が出てくるところで、今の殺人と昔の失踪がつながります。母親にとって、息子が何の説明もなく消えた時間は終わっていませんでした。元隊員の気遣いも、真相を知らないままでは別の意味に見えてしまう。人を気にかけていることが、打ち明けずにいる罪の代わりにはならないのだと感じました。
神父が元隊員のそばを離れない場面は、犯人を追い詰めて終わりにはしない姿勢がよく出ています。したことを説明した後にも、生きて責任を引き受ける時間が必要です。少年を失った母親に真実を返すためにも、その場で本人まで死んでしまっては取り返せないものが増える。危険の中で神父が言葉をかける理由を、私はそう受け取りました。
サリバンの求婚にはほっとしました。夫人が疑った女性との会話は指輪の相談だったわけですが、息子の捜査で傷ついた気持ちまで、それだけで解決するとは思いません。それでも危機の際にはエディと協力し、最後には本人から祝福を受ける。二人だけで進める恋愛から、家族も関わる関係へ変わったことが、最終回の良い区切りになっていました。
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