SHERLOCK(シャーロック) 第11話 あらすじ シーズン4第1話「六つのサッチャー」

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ワトソン家に娘が生まれた直後、閣僚の息子の死から始まる一話です。壊されるサッチャーの胸像を追ううち、事件はメアリーの過去とシャーロックの誓いに行き着きます。結末まで書くのでご注意ください。

それでは11話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

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SHERLOCK 第11話「六つのサッチャー」のあらすじ

ワトソン家に娘が生まれて間もない頃。メアリーは娘にロザムンド・メアリーと名付けた。シャーロックは、死んだとされるモリアーティの録音メッセージを聞き、死後に仕掛けられた計画が自分に向けられていると考えている。レストレードは閣僚デイヴィッド・ウェルズボローの息子の不審死を持ち込み、シャーロックは早い段階でこの死の真相にたどり着く。

続いて、亡くなった青年の父が持つ元首相サッチャーの胸像が壊される。同じ胸像は他にも次々と壊され、一件は殺人事件になる。シャーロックは、特定の一体に隠された物を探して破壊が続いていると推理し、犯人を捕まえるための罠を張る。

罠を張ったシャーロックは、この件にメアリーが関わっていると知って驚く。胸像の事件は、政府の工作員だったメアリーの過去につながっていた。六年前に失敗した作戦の関係者が、メアリーに裏切られたと信じて復讐を狙っていたのである。

小さな胸像の破壊事件が、ジョンの妻の過去という身近な問題につながっていく構成が巧みだと思います。

復讐者はアジェイという男だった。メアリーは、アジェイが自分を狙っていると知ると、ジョンと娘を守るために手紙を残して姿を消す。モロッコの隠れ家へメアリーが着くと、シャーロックがすでにいた。アジェイはモロッコの警官に背後から撃たれて即死し、メアリーは悲鳴を上げる。

狙った相手を倒せず、その相手が裏切り者でもなかったのだから、アジェイの復讐は皮肉な空振りでした。

本当の裏切り者は、議員の秘書ヴィヴィアン・ノーベリーだった。シャーロックはジョンとメアリーを水族館に呼び、ヴィヴィアンを誘導して公の場で自白させる。メアリーは相手を追い詰めすぎないよう警告していたが、シャーロックは責める言葉を重ねた。逆上したヴィヴィアンがシャーロックを撃とうとし、メアリーが弾の前に飛び込んで命を落とす。

ジョンはメアリーの死の責任をシャーロックに向け、二人の関係には亀裂が入る。シャーロックはハドソン夫人に、自分が思い上がったときは「ノーベリー」と言って止めてほしいと頼む。終盤には、メアリーが生前に録画した映像がシャーロックのもとに届く。

シャーロックが結婚式で立てた誓いが、この一話の重い伏線になっていました。

SHERLOCK 第11話「六つのサッチャー」の感想まとめ

一番引っかかったのは、メアリーが止めていたのに、シャーロックがヴィヴィアンを問い詰める言葉を重ねたところです。自白を引き出すという狙いは筋が通っています。ただ、相手を逆上させた結果、狙われたのはシャーロック本人で、撃たれたのはメアリーでした。胸像の手掛かりを読み解く推理の鋭さと、人の感情を読み違える甘さが、同じ場面に出ている気がします。

事件の組み立てにも注目しました。閣僚の息子の死は早く片付くのに、そこで見つかった胸像の破壊が殺人にまで広がり、最後はジョンの妻の過去に行き着きます。隠された物を探す動きだと見抜いたシャーロックが罠を張り、事件にメアリーが関わっていると知る流れは、事件が身内の問題に変わる瞬間をはっきり示しています。

ジョンの怒りも、理不尽とは言い切れません。シャーロックは結婚式の場で、ジョンとメアリーのそばにいると誓っていました。守れなかった約束を責めるジョンと、ハドソン夫人に「ノーベリー」という合言葉を頼むシャーロックでは、受け止め方が正反対です。自信家のシャーロックが自分の失敗を重く見ていることは、この頼みごとからうかがえます。それでも、二人の間に入った亀裂がすぐに埋まるとは思えません。

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