ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
今回は、叔父の絵画コレクションを手に入れるために、人の命まで奪う美術評論家が登場します。しかも、自分が殺した叔父の元妻に、その罪を押しつけるつもり。
相手を心配するふりをしながら、裏では証拠を仕込んでいるんです。この甥の親切そうな態度には、じわじわ腹が立ってきました。
そんな男をコロンボがどう追い詰めるのか、盗まれた絵の行方とともに、結末までお話ししていきます。
それでは4話を一緒に見ていきましょう!
刑事コロンボ シーズン1「二枚のドガの絵」のあらすじ
美術評論家の甥が、叔父の屋敷を訪れます。叔父がピアノを弾いているところへ近づき、銃で撃ち殺してしまいました。
直後に玄関のベルが鳴ります。訪ねてきたのは、甥の恋人である美術学生でした。
彼女は事件を知らずに来たわけではありません。叔父を殺した甥と一緒に、犯行を隠すための作業を始めます。
叔父を撃ったばかりなのに、もう次の作業に移れるなんて。恋人まで手伝いに来るのが嫌ですね。
二人は屋敷の中を荒らし、コレクションから絵を持ち出します。そして、叔父の遺体には電気毛布をかけました。
これは遺体を温かいままにして、実際よりも遅い時刻に殺されたと思わせるため。遺体の温度が死亡時刻を調べる手がかりになることを利用した仕掛けです。
甥は屋敷を離れ、展覧会へ向かいます。そこで人々と顔を合わせ、自分が会場にいたことを印象づけていきました。
一方、恋人は屋敷に残り、警備員が見回りに来る時刻を待ちます。時間になると電気毛布の電源を切って片づけ、銃を一発撃つのです。
そのうえで、ハイヒールの足音を聞かせながら裏口から逃走。警備員には、そのとき銃撃が起き、女性が逃げたと思わせる段取りだった。
本当の殺害時刻と、警備員が銃声を聞いた時刻にはずれがあります。その間に、甥は人目のある展覧会に姿を見せていたのでした。
電気毛布に銃声、それに靴の音まで! 叔父のために使う気遣いはないのに、こういう準備には手をかけるんですね。
展覧会では、甥の別の顔も見えてきます。画家には愛想よく接しながら、その作品を批評では厳しくこき下ろすつもりでいるのです。
事件の捜査に入ったコロンボに対しても、甥は自分に都合のよい方向へ話を運ぼうとします。その先にいるのが、叔父の元妻でした。
叔父は生前に遺言を書き直していました。高価な絵画コレクションを受け継ぐのは、甥ではなく元妻です。
離婚はしていても、叔父と元妻の関係は悪くありませんでした。そして甥は、遺言の内容を初めから知っていたのです。
狙いは、叔父を殺すことだけでは終わりません。元妻に殺人の罪を着せ、彼女が相続できなくなったところで、自分が絵を手に入れる算段だった。
この事件では、人を殺した本人は被害者の遺産を相続できないという決まりが、甥の計画に組み込まれています。
絵が自分のものにならないから、叔父を殺して元妻まで犯人にするなんて。そこまでして欲しいんですか?
甥は元妻の味方であるかのように振る舞います。彼女にはそんなことはできないと口にしながら、捜査の目が向くように仕向けていくのです。
しかし、コロンボはその誘導に乗りません。元妻が犯人だとは思えないという姿勢を崩さず、甥の思惑どおりには動かない。
元妻をかばう言葉を重ねるほど、甥は自分から強く疑いを向けにくくなります。コロンボが彼女を疑わないことが、甥には困るのです。
元妻をかばってくれるコロンボに、ほっとしました。甥の親切そうな言い方を聞いていると、余計に腹が立ちます!
そして甥は、犯行を手伝った恋人まで殺してしまいます。石で頭を殴り、山道から車ごと転落した事故に見せかけるのです。
彼女には愛していると伝え、絵の才能も褒めていた甥。ところが、口を封じるためには、その相手の命も奪ってしまった。
コロンボに彼女のことを尋ねられても、甥は知り合いだと認めません。それどころか、彼女の描いた絵までけなします。
彼女も犯行を手伝ったけれど、こんなふうに殺されていいわけがない。亡くなったあとに絵まで悪く言うところは、きつかった。
コロンボは、恋人が暮らしていた下宿でも話を聞きます。下宿の大家が写真を探す場面では、彼女と中年の男性とのつながりが見つかりそうになります。
しかし、写真に写っていたのは甥とは別の男性でした。この写真から、二人の関係を確かめることはできません。
ここで甥の顔が出てくれたら! 写真の相手が別人だったのは、私もちょっとがっかり。
捜査の途中、コロンボが甥の家を訪れたときには、別の出来事もありました。甥が持っていたケースの中の絵に、コロンボが手を伸ばすのです。
甥は話をそらし、絵を取り出して見られることを避けます。コロンボは、それが盗まれた絵だと目で確かめるところまではいきません。
ただ、そのとき絵には触れていました。この接触が、あとになって甥を追い詰めることになります。
中身を見せずに済んでも、触ったことまでは消せないんですよね。ここでコロンボの手が届いていて良かった!
甥は盗んだ絵を叔父の元妻の家に隠します。そして、彼女の疑いを晴らすためという口実で、家を捜索するようコロンボに勧めるのです。
絵が見つからなければ、安心して容疑者から外せる。そんな筋道を示しますが、コロンボは捜索に乗り気になりません。
二人とも彼女が犯人ではないと思っているのなら、わざわざ調べる必要はないという態度です。甥は、仕込んだ絵を見つけてもらえず焦ってしまう。
疑いを晴らすため、なんてよく言えます! 家の中に何があるか、自分がいちばん知っているくせに。
そこで甥は弁護士を通し、コロンボより上の立場の警察官へ働きかけます。こうして、元妻の家で捜索が行われることになりました。
凶器が自分の敷地で見つかり、元妻は動揺します。懸命に訴えようとしても言葉がつかえ、落ち着いて説明できません。
甥は、そんな彼女に疑いが向くことも計画に入れていました。家からは、隠しておいた絵も見つかります。
身に覚えのない凶器が家で見つかったら、慌てますよ。言葉がうまく出ない彼女を見ているのがつらい。
甥は、コロンボが捜査から外れたつもりでいました。ところが、その場を指揮していた警察の幹部は、事件の担当は今もコロンボだと告げます。
そしてコロンボは、見つかった絵の指紋を調べさせます。探しているのは、甥の指紋ではありません。
コロンボ自身の指紋です。
以前、甥の家でケースの中の絵に触ったことを、コロンボは覚えていました。その指紋が残っていれば、盗まれた絵を甥が持っていたことにつながります。
探すのは自分の指紋だったんです! あの家で絵に手を伸ばしたことが、ここで役に立つとは。
指紋が確認されると、甥は反論します。コロンボが今この場で絵に触り、指紋をつけたのではないかというのです。
そこでコロンボが見せた手には、手袋がありました。元妻の家では、最初から手袋をしていたのです。
捜索の間、コロンボはコートのポケットに手を入れていました。甥が言い逃れをしようとしたところで、その手を出してみせます。
その手袋、ずっとしていたんですね! 元妻に押しつけようとした疑いが、ちゃんと甥に戻ってきてくれました。
甥の家で触れた絵が、元妻の家から出てきた。今ここでコロンボが指紋を残したという反論も、手袋によって退けられます。
元妻に罪を着せるために隠した絵が、甥自身の言い逃れをふさぐ証拠になったのでした。
刑事コロンボ シーズン1「二枚のドガの絵」の感想まとめ
いちばん残ったのは、やっぱりコロンボが手袋を見せる場面です。甥が指紋のことで反論したあと、あの手が出てきたときには、ほっとしました。
元妻が言葉につまりながら訴えていたのが、ずっと気にかかっていたんです。絵も凶器も見つかったら、本人がいくら否定しても苦しくなってしまう。
それでも、コロンボは彼女の取り乱した様子につられませんでした。落ち着いて話せないだけで犯人にされなくて、本当に良かった。
甥には最後まで腹が立ったまま。叔父を殺し、恋人を殺し、そのうえ元妻の世話を焼くような顔までしている。
あの家の捜索を自分から勧めていたことを思うと、余計に嫌になります。元妻は、そばにいる甥が自分を陥れているなんて知らないのに。
恋人の絵をけなすところも、後味が悪かったです。才能を褒めていた口で、亡くなった相手にそこまで言えます?
彼女が犯行に加わったことは消えないけれど、甥に利用され、命まで奪われたことはやっぱりつらい。
だからこそ、最後に甥の言い逃れが通らなかったことがうれしい。コロンボがポケットから手袋をした手を出すあの場面に、ようやく胸のつかえが取れました。
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント