シェイクスピア&ハサウェイの事件簿 第4話 あらすじ シーズン1第4話「この荒々しい魔術」

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ストラトフォードの昔気質のマジシャンの舞台で、客席から選ばれた女性が亡くなる。ライバルの妨害か、夫の犯行か。フランクとルー(ルエラ)が追う第4話を結末まで整理します。

それでは4話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

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シェイクスピア&ハサウェイ 第4話「この荒々しい魔術」のあらすじ

ストラトフォードの人気マジシャン、ローレンス・プロスのショー「アイアン・メイデン」で、観客の富豪ジル・シップレイクが舞台上で亡くなる。このエピソードの紹介には、『テンペスト』の、魔術を手放すと語る台詞が引用されている。

プロスと娘で助手のマギーは、競合するマジシャンのアントンが妨害したのだと考え、フランクとルー(ルエラ)に調査を依頼する。アントンは拘束衣を着たまま箱から脱出する芸を売りにしており、プロス親子とは商売敵の関係にある。

依頼人が疑うライバルの話から入りつつ、事件の本筋は被害者の周辺にあるのが面白いところ。

調べが進むと、ジルがその夜、夫のステファンや劇場の案内係と言い争っていたことが浮かぶ。フランクは、ジルが無作為に選ばれたとは限らないと考え、夫のステファンに疑いを向ける。

やがてステファンの敷地から彼に不利な書類が見つかり、足を引きずって劇場から去る姿を映した防犯カメラ映像も出てくる。ただし映像の日付は、彼がその場にいられなかったはずの日だった。証拠は夫の有罪を示しているように見えたが、フランクとルーは、ステファンとジルが劇場で席を入れ替えていたことに行き着く。

夫を指す証拠がそろった直後に、席の入れ替わりで見立てが裏返る流れが皮肉に響く。

真犯人は劇場の裏方アイリス・スウィフトン。数年前、ステファンが起こした交通事故で両親を亡くしており、その復讐としてステファン本人を狙っていた。ところが席の入れ替わりで、亡くなったのは妻のジルだった。

最初の計画が失敗に終わると、アイリスは今度はステファンに罪を着せる方向へ動いた。不利な書類や偽の防犯カメラ映像は、その工作である。フランクとルーは最終的にアイリスを真犯人として突き止めた。

復讐の矛先を外したあとに、別の形で相手を陥れようとした執念が重い。

事件の脇では、フランクが競合する探偵チェスター・パターソンと賭けをしていた。解決後、チェスターは探偵社の宣伝の看板を掲げた姿になる。プロスは調査の間、携帯用の酒瓶からたびたび口にしていた。

マギーは幼い頃から父の助手を務めてきたが、ストラトフォードの外の世界を見たい気持ちを言い出せずにいた。フランクとルーに励まされて打ち明けると、プロスは少し残念がりつつも、娘の心が魔術にないことに気づけなかったと認め、新しい人生へ送り出した。

シェイクスピア&ハサウェイ 第4話「この荒々しい魔術」の感想まとめ

今回いちばん効いていたのは、被害者の席という手掛かりだと思います。ジルが夫や案内係と言い争っていたことや、無作為に選ばれたとは限らない点から、フランクが夫に目を向けたのは筋の通った推理ですし、書類や防犯カメラ映像で一度は裏付けが取れたようにも見えます。その分、席の入れ替わりに気づいた瞬間に事件の構図が反転するのが気持ちいい。

偽の証拠が「彼が行けなかった日付」の映像だったという点も、見事な綻びです。完璧そうに見える証拠ほど、日付のような小さな事実が引っかかるものなのだなと感じました。

アイリスの動機は、親を亡くした復讐です。ただ、狙いを外してからも別の罪を着せようとした点で、同情だけでは済まない怖さが残ります。

もう一つの軸はマギーです。探偵たちが事件だけでなく、父に言い出せなかった本音を引き出す役割も果たしたのが良かった。プロスが娘を送り出す結末は、事件の後味を和らげていました。チェスターとの賭けの顛末が、最後に軽い笑いを添えているのも憎めません。

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