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クルミットです♪
名声の頂点にいたシャーロックが、モリアーティの仕掛けで詐欺師に仕立てられていく第6話。発端から屋上の結末までを、時系列で整理します。
それでは6話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
SHERLOCK シーズン2最終回(第6話)「ライヘンバッハ・ヒーロー」のあらすじ
ジョンはセラピストのもとへ戻り、親友シャーロックの死を語る。数か月前、シャーロックは名画の奪還などで名声の頂点にいた。転機は、ロンドン塔、イングランド銀行、ペントンビル刑務所に同時に起きた侵入事件だった。
犯人はモリアーティ。王冠の宝石を身につけた姿で捕まるが、裁判では弁護人もつけず、陪審員を脅して無罪を勝ち取る。その後シャーロックのもとを訪れ、彼を「燃やす」つもりだと告げ、最後の問題を解くよう挑発する。
同時侵入も裁判も、シャーロックを追い込むための前置きだったように思えます。盗みそのものより、評判を壊す仕掛けのほうが本番という印象です。
モリアーティはリチャード・ブルックという偽の人格を使っていた。一方、記者のキティ・ライリーは偽の証拠を信じて、シャーロックは詐欺師だという記事を出す。世間の風向きが変わるなか、レストレードは不本意ながらシャーロックを逮捕する立場に置かれる。
ジョンは手錠でつながれたまま、シャーロックと逃走する。別の場面で、ハドソン夫人が撃たれたという連絡がジョンに入る。シャーロックは同行せず、ジョンは彼を機械呼ばわりして離れる。だがハドソン夫人は無事で、モリアーティと一人で向き合うためにシャーロックが仕組んだ芝居だった。
最後まで味方だったジョンを、シャーロック自身が突き放す展開は痛々しいです。ハドソン夫人が無事と分かっても、ジョンの気持ちを思うと割り切れません。
病院の屋上で向き合ったモリアーティは、どんな扉も開く特別なコードは作り話だったと明かす。シャーロックの周囲に現れた国際的な暗殺者たちは、モリアーティが雇った者たちだった。シャーロックが自ら命を絶たなければ、ジョン、ハドソン夫人、レストレードが殺されると告げる。
シャーロックが逆転の手を打てないよう、モリアーティは自ら命を絶つ。シャーロックはジョンに電話をかけ、自分は詐欺師だったと認めて別れを告げ、屋上から身を投げる。友人を守るための嘘だった。ただし終盤、シャーロックが実は生きていることが示されて幕を閉じる。
SHERLOCK シーズン2最終回(第6話)「ライヘンバッハ・ヒーロー」の感想まとめ
手掛かりの中心は、モリアーティのコードの話です。どんな銀行にも入れるプログラムが存在するなら、盗んだ金より価値があるはずです。それでも本物と信じてしまうところに、複雑で賢い答えを好むシャーロックの弱点が出ています。実際は脅しなどで人を動かしていただけで、モリアーティは落胆していました。推理の鋭さが罠に利用された回です。
モリアーティとの対決で、シャーロックが「自分もモリアーティと同じく、必要なら手段を選ばない」と返す場面が印象的です。ただ、その覚悟が向かった先は、自分の評判を捨てて友人を守ることでした。モリアーティが自ら命を絶ったのは、この交渉の余地を消すためです。敵の側もシャーロックを正確に読んでいたと分かります。
個人的に一番きついのは、ジョンとの関係です。ハドソン夫人の件でシャーロックは、わざと冷たく振る舞ってジョンを遠ざけます。ジョンは世間の流れに逆らって擁護してきたのに、その場面で初めて背を向けます。だから屋上の電話では、嘘をつくシャーロックと、それを信じるしかないジョンの対比がより重く響きます。
ライリー記者の扱いも気になります。彼女は偽の証拠を信じて記事を書いた立場で、完全な悪者とは言いにくいです。シャーロックの態度が周囲の反感を積み上げていた点も含め、評判が崩れる過程は妙に現実的でした。
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