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クルミットです♪
ダートムーアで父を怪物に殺されたと訴えるヘンリー・ナイトの依頼から、バスカヴィルの施設で続いていた計画の真相までを、事件の流れに沿って結末まで整理します。
それでは5話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
SHERLOCK 第5話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」のあらすじ
依頼人ヘンリー・ナイトがシャーロックとジョンに連絡を取る。ダートムーアで、父が巨大な猟犬のような怪物に殺されるのを見たという。約20年たった今も傷は癒えていない。シャーロックは、ヘンリーが「ハウンド」という古めかしい言葉を使った点に引っかかり、依頼を引き受ける。
二人は、怪物が目撃されたというデューアズ・ホロウと、近くにある国防省の実験施設バスカヴィルを調べる。シャーロックは兄マイクロフトの身分証で施設に入り込み、ジョンも大尉の身分証を示して案内を受ける。ただしシャーロックの偽装は、早い段階で見破られる。
身分証一枚で軍の施設に入ってしまうあたりは、いつものシャーロックの強引さだ。
やがてシャーロックとジョンは、それぞれ猟犬のような怪物を目にする。シャーロックはこれに強く動揺し、自分の能力への自信まで揺らぐ。ジョンも、見たものを信じられず取り乱す。
調べを進めた二人は、バスカヴィルの科学者フランクランド博士が、中止されたはずのハウンド計画を続けていると突き止める。軍事用の幻覚ガスを作る計画である。
怪物の正体は、宣伝に使われていた普通の犬だった。幻覚ガスのせいで、その犬が悪魔のような怪物に見えていたのだ。シャーロックも、自分の異様な反応にガスの影響が混じっていたと気づく。
冷静な探偵が自分の知覚を疑う回、というのが今回の肝だ。
ヘンリーの父を殺した「猟犬」も、実際にはフランクランドだった。赤いレンズのガスマスクを着け、計画の団体のロゴ入りTシャツを着ていたという。ヘンリーは薬を与えられ、目撃者としての信用を失わされてきた。
デューアズ・ホロウで犬とフランクランドに対峙した場面では、ジョンとレストレードが犬を撃つ。真相を知ったヘンリーはフランクランドにつかみかかろうとするが、レストレードに止められる。フランクランドは逃げようとして地雷原に入り、命を落とす。
最後の場面では、マイクロフトが、拘束されていたモリアーティを解放する。
SHERLOCK 第5話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」の感想まとめ
手掛かりの出発点が「ハウンド」という一語なのは、うまい入口だと思いました。ヘンリーの古めかしい言い回しにシャーロックが引っかかって依頼を受けるので、事件の背景にある不自然さが最初から示されています。
今回の核は、シャーロックが自分の目で怪物を見て揺らぐところです。観察と推理を拠り所にする人が、見えたものを信じきれなくなる。のちにガスの影響と分かるまで、本人にとってはかなり堪える体験だったはずです。
ジョンの立ち位置も印象に残りました。ジョンも怪物を見て取り乱しますが、依頼人が打ちひしがれている前でシャーロックが得意げに話した時には、間の悪さをきちんと指摘しています。身分証で施設に入る強引な相棒に対して、常識の側から声をかける役回りです。
フランクランドは愛想のいい博士が犯人という意外さもありますが、重いのはヘンリーの扱いです。薬で証言の信用を奪われたまま過ごした20年は、犯行そのものと同じくらい残酷だと思います。冒頭で触れられていた地雷原が結末の舞台になるのも、筋が通っています。
最後にマイクロフトがモリアーティを解放した場面は、今回の事件とは別の線として押さえておきたいところです。
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