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クルミットです♪
第2シリーズの幕開けは、モリアーティとの対峙の直後から始まります。王室の写真をめぐってアイリーンとシャーロックが知恵比べをする回を、結末まで順に整理します。
それでは4話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
SHERLOCK 第4話「ベルグレービアの醜聞」のあらすじ
モリアーティに狙撃手を向けられたシャーロックとジョンは、モリアーティが電話を受けたことで解放される。その後、マイクロフトに呼ばれた二人はバッキンガム宮殿へ向かう。依頼は、ある王室関係者の際どい写真を取り戻すことだった。
写真は、アイリーンの携帯電話に入っている。彼女は富裕層や権力者の顧客から引き出した機密情報も扱う、冷酷で頭の切れる女性だ。シャーロックは身分を偽って家を訪ねるが、アイリーンは裸で現れ、観察から相手を読む彼の推理を封じてしまう。
服を着ないことで読み取る材料を与えない、というアイリーンの初手は大胆で周到です。
シャーロックは携帯を手に入れるが、解除コードがないと作動する仕掛けがあった。やがてCIAが彼女を追っていると知ったアイリーンは姿を消し、死んだとみられる。だが再び現れ、ジョンに、シャーロックの手にある携帯を取り戻してほしいと頼む。
CIAの捜査官たちはベーカー街でハドソン夫人を問い詰め、乱暴に扱った。シャーロックは捜査官を窓から投げ落として報復し、レストレードに救急車を頼む。別の場面では、CIA側がジョンを撃つと脅して金庫の番号を要求したが、シャーロックは寸前で数字を読み解いた。
数週間後、状況が落ち着くと、アイリーンはシャーロックを誘導し、別の有力な顧客から得た暗号文を解読させる。彼女はそれをモリアーティに送り、モリアーティはこれを使って英国の対テロ作戦を失敗させた。
携帯一台が、王室の件から国の安全保障にまで話を広げています。
アイリーンはマイクロフトを脅す寸前まで迫る。しかしシャーロックが携帯の合言葉を突き止め、彼女は身を守る切り札を失った。手を取り見つめ合う場面で脈拍の上昇と瞳孔の開きを読み取り、彼女が自分に惹かれていると見抜いたことが解読に生きた。合言葉にはシャーロック自身の名前が織り込まれていた。
事件の後、マイクロフトはジョンに、アイリーンがパキスタンのテロ組織に殺害されたと伝える。しかし実際には、シャーロックが密かに救出していた。処刑が迫る中、アイリーンが別れのメッセージを送ると、彼女が登録した着信音が室内で鳴り、シャーロックが正体を明かして彼女を解放した。
死んだと伝えられた彼女を、実はシャーロック自身が助けていた結末です。
SHERLOCK 第4話「ベルグレービアの醜聞」の感想まとめ
手掛かりの組み立てで面白いのは、合言葉の攻防です。シャーロックはジョンのブログのカウンターが止まっているのを見て、合言葉の手掛かりかと考えましたが、外れでした。一度外してから本命にたどり着くので、解けた時の納得感が強いです。
決め手は、アイリーン本人の反応でした。誘惑の最中に上がった脈拍と開いた瞳孔を読み取り、彼女の好意を合言葉の解読に結びつけています。金庫の番号が彼女の寸法だったのも、シャーロックが相手を値踏みすると読んでの仕掛けで、彼女の読みの深さがよく出ています。
シャーロックとジョンの関係では、ハドソン夫人が傷つけられた場面が目を引きます。普段は冷めた態度のシャーロックが、捜査官に激しい報復をしました。ジョンが銃で脅された場面でも、シャーロックは番号を読み解く道を選んでいます。相棒の危機にこそ頭が一番働く人だと感じました。
クリスマスの集まりでは、モリーの贈り物を得意げに分析した末に、宛先が自分だと気づいて、彼女を傷つけてしまいます。愛情を弱点とみなす彼の側面が、この小さな場面にも出ていました。
結末は、マイクロフトの報告と実際の出来事が食い違う形です。アイリーンを死なせずに救う選択をしたシャーロックに、この事件での彼の気持ちの動きがうかがえます。
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