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クルミットです♪
今回アレクサンドラが向き合うのは、そっくり同じ姿で見つかった双子のサーファー。催眠術のショーから始まる一日は、研究所の玄関前での思わぬ足止めへと続く。
それでは16話を一緒に見ていきましょう!
※この回は犯人や結末には触れず、事件の発端と見どころをまとめています。
マダム・エール シーズン6最終回(第16話)「ミラー効果」のあらすじ
街角で開かれた催眠術ショーに参加していたアレクサンドラのもとへ、遺体発見の一報が届く。駆けつけた先はラカノーの海辺の近く。離れた場所で、二人の男性が同じ体勢で亡くなっていた。
二人はこの土地でよく知られたサーファー、グラモン兄弟。しかも一卵性の双子だった。研究所にとって、そっくり同じ二つの遺体を同時に扱うのは前例のないことで、アレクサンドラ自身にとっても初めての経験になる。
まず設定からして異色。同じ顔の遺体が二つ見つかるだけで、ふつうの事件とは違う空気が漂う。
アレクサンドラは現場で毒殺を疑い、解剖のために法医学研究所へ戻る。ところが、なぜか玄関のドアが開けられない。催眠術がまだ解けていなかったのだ。事件の重さと、どこかとぼけた場面が同居する出だしである。
調べが進むと、兄弟は同じ晩に、約一時間の間隔を置いて毒の被害に遭ったことが分かってくる。目立ったトラブルのない二人を、なぜ両方とも消す必要があったのか。動機はまだ見えてこない。
一時間の差が妙に引っかかる。偶然で片づけるには、あまりに整いすぎている。
一方で、標的を取り違えた犯人があとから狙いを修正したのではないか、という見方も浮かぶ。双子という条件が、この可能性を生んでいる。ただし、あくまで仮説の段階にとどまる。
研究所の仲間たちが解剖で導いた事実と、聞き込みで集まる証言は、うまく噛み合わない。食い違いを前に、アレクサンドラは頭を悩ませる。
解剖の所見と証言がずれていく展開は、謎が深まる感じがして好きです。
マダム・エール シーズン6最終回(第16話)「ミラー効果」の感想まとめ
今回の軸は、二つの遺体の「そっくりさ」と「一時間の差」でしょう。見た目が同じ二人が同じ晩に毒の被害に遭い、時間だけがずれている。このずれが犯人の計画の名残なのか、双子ゆえの偶然なのかで、事件の見え方が大きく変わりそうです。
標的の取り違えという線は分かりやすい反面、取り違えたあとで狙いを修正したのなら、犯人は最初の時点で何かに気づいたことになります。そのきっかけがどこにあったのかを考えると、兄弟の周辺の人間関係を洗う意味が見えてきます。
アレクサンドラの捜査の仕方も注目どころです。解剖で分かる事実と聞き込みの証言を並べ、食い違いを放置せずに悩み抜く。遺体から読み取れることを証言と突き合わせる作業が、今回は特に効いてくる回になりそうです。
催眠術が解けず玄関で立ち往生するくだりは、重い事件の合間に肩の力が抜ける部分です。この落差も、この回ならではの持ち味でしょう。
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