オックスフォードミステリー ルイス警部 シーズン6最終回(第24話) あらすじ シーズン6第4話「消せない染み」

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シーズン6第4話(通算第24話)「消せない染み」。犯罪学部の講演会に招かれた学者が殺され、会場の誰もが怪しく見える一編です。ルイスの歯痛とホブソンをめぐる小さな波乱も並行し、結末には過去の因縁が待っています。

それでは24話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

J:COM BSで放映されるまであと1日です!

ルイス警部 シーズン6最終回(第24話) シーズン6第4話「消せない染み」のあらすじ

オックスフォードの大学で、犯罪学部の教授たちが広報活動の一環として講演会を開く。招かれたアメリカの学者ポール・イエランドは、遺伝研究を使えば犯罪を起こす可能性を予測できるという持論を語る。聴衆の多くは、少数民族が標的にされかねないと懸念する。

会場には反人種差別団体が乱入し、女子学生もイエランドの主張に正面から反論する。講演の後、イエランドは宿泊先の部屋で死体となって見つかった。ホブソンは自殺の線をすぐに退け、睡眠薬を盛られたうえで絞殺されたと判断する。睡眠薬は講演後に飲んだワインに入れられており、首を絞めたのは彼自身のネクタイだった。

講演の中身そのものが動機の種になっていて、抗議した人も反論した学生も怪しく見えます。容疑者が最初から会場に勢ぞろいしている滑り出しです。

現場の指紋から過激派のペトルが容疑者に浮上する。一方、防犯カメラの映像からは、犯罪学部の職員リリアンもイエランドを訪ねていたことが分かる。脅迫メールを送りつけていた女性たちもいて、ルイスとハサウェイが追う線は増えていく。

ランド教授と、その夫で同じ学部の教授は関与を否定する。しかし抗議団体の乱入は宣伝目的で自分たちが手配したものだと、やがて認める。夫の教授はイエランドに反論したあの女子学生と不倫しており、ランド教授は彼女に関係を断つよう脅しをかけていた。

イエランドには収集品を売買する副業があり、客をだました疑いも出てくる。さらにリリアンは、イエランドが捨てた娘だった。本人と向き合うために講演の招聘を上司たちへさりげなく働きかけ、真実を告げる手紙も送っていた。だが彼の死後、その手紙は消えていた。

女子学生の幼なじみで同居人の男子学生は彼女に思いを寄せ、夫の教授を脅していた。物語が3分の2ほど進んだところで、その女子学生が森で遺体となって発見される。

ルイスは事件の間ずっと歯痛を抱えているが、20年前の嫌な経験から歯医者を避け続けている。ホブソンが自分の歯医者を予約しても、帰ってしまう。そのうえホブソンが例の講演会に、以前ルイスたちを苛立たせた別の刑事と出かけていたと知り、面白くない。

歯痛と嫉妬がいっぺんに来ているルイスの私生活パートは、容疑者が散らばっていく重い捜査の中で、ちょうどいい息抜きになっています。

犯人は犯罪学部のリプトン教授だった。かつて彼とイエランドはリリアンの母親をめぐって張り合い、イエランドが彼女を射止めた。しかし妊娠を知ると彼女を捨て、母親は後年自ら命を絶った。リプトン教授はその復讐としてイエランドを殺した。

女子学生が殺されたのは、リリアンの母親がイエランドに宛てた手紙を見つけたからだった。リプトン教授は告白の中で、当時彼女のために十分に戦わなかった臆病さを、一生消えない染みのように抱えてきたと語る。最後は警官たちが教授の家に規制線を張る。

ホブソンは例の刑事からの食事の誘いを断っており、自分のタイプではないとルイスにはっきり伝える。結末では、ハサウェイが自分のかかりつけの歯医者にルイスの予約を入れ、車で送っていくと告げる。

ルイス警部 シーズン6最終回(第24話) シーズン6第4話「消せない染み」の感想まとめ

今回いちばん効いているのは、犯人が最後まで疑いの外にいた点です。抗議団体、不倫、脅迫メール、副業のトラブルと怪しい線がこれでもかと積まれる一方で、リプトン教授にはイエランドへの不満がほとんど示されません。だからこそ動機が明かされたときの反転が大きく感じられました。

動機が講演の主張とは無関係で、かつての恋と、見捨てられた女性の死だったのも皮肉です。犯罪を起こす可能性を予測できると語った人物が、自分自身の過去の行いによって殺される。予測モデルでは測れない恨みが真相だったという構図は、タイトルともきれいにつながっています。

リリアンの立ち位置も切ないところです。父親と向き合うために講演会を裏で後押ししたのに、その場が父の死につながり、手紙まで消えてしまう。防犯カメラに映った彼女が疑われる流れは自然です。ただ真相を知ると、発端に深く関わりながら、望んだ形とはほど遠い結末を迎えた人に見えます。

女子学生の死も重いです。イエランドに対し、発明の使われ方まで作り手は予見すべきだと言い切った彼女が、手紙を見つけたというだけで口を封じられる。不倫や同居人たちの恋愛模様がさんざん疑われた分、まったく別の理由で殺されたことがやりきれません。

一方で、ルイスの歯痛とホブソンをめぐる小競り合いは今回の救いでした。歯医者から逃げ回るルイスを、最後はハサウェイが予約から送迎まで押さえてしまうのが可笑しいです。相棒のほうが一枚上手だと分かる締めくくりでした。

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