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クルミットです♪
シーズン4の幕開けは、村にやって来たB級ホラー映画の撮影隊が舞台。悪魔の仮面をかぶった監督の死をめぐり、ブラウン神父が撮影所に隠された秘密に踏み込む。新任のマロリー警部補もこの回から登場する。
それでは36話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第36話 シーズン4第1話のあらすじ
ケンブルフォードでB級ホラー映画の撮影が始まる。マッカーシー夫人は騒音や内容に眉をひそめ、反対の署名集めに乗り気だった。ところが、フェリシアが知人のハリウッドスターを司祭館に連れてくると態度が一変する。スターに招かれ、夫人とブラウン神父は撮影現場を見学することになった。
署名集めに乗り気だった夫人が、本人を前にした途端ただのファンに戻ってしまいます。撮影隊への小言との落差が大きく、事件前のこの一幕が今回の笑いどころでした。
現場の空気は険悪だった。監督は主演を務める妻をけなし、売り出し中の若手女優を引き立てる。大手撮影所から誘いを受けた脚本家に対しても、契約を盾に手放そうとしない。監督のもとには、聞き慣れない名の差出人から殺害予告まで届いていた。
やがて、監督の部屋が施錠されたまま応答しなくなる。夫人が机から合鍵を見つけ、部屋に入ると、監督は悪魔の仮面をかぶった姿で死んでいた。この回から登場するマロリー警部補は、神父が差し出した変わった形の蝋のかけらにも取り合わない。
関係者の行動確認では、妻の指摘で若手女優が監督の部屋を訪ねていたことが分かる。彼女は次回作の契約に署名していたと説明するが、その役は妻が演じるはずだったもので、女優同士の対立は激しくなる。警部補は、ハリウッドスターも監督に脅されていたとにらんでいた。
実際、スターは若い頃に撮られた同性との写真のネガで脅されていた。フェリシアは、誘いに一度も乗ってこない彼の様子から事情を察しており、神父に打ち明けるよう勧める。ネガが警察に見つかれば彼は破滅しかねない。神父は真犯人を突き止めようと動き出す。
神父は妻を訪ね、殺害予告の差出人名が彼女の本名の並べ替えだと指摘する。彼女は十七歳で監督に目を付けられ、ほかの撮影所で働けなくすると脅されて結婚した過去を持っていた。神父は彼女から、監督が隠しカメラで女性を撮っていたという噂も聞く。
神父はシドを連れて監督の部屋を調べ、本棚の裏の隠し部屋でカメラを見つける。フィルムには、役と引き換えに迫られた若手女優が抵抗し、監督を殴り倒す姿が写っていた。ただ、神父は遺体に仮面をかぶせて予告の主に罪を着せる細工を、脚本家の仕業だと見抜く。
若手女優は自分が殺したと思い込み、細工で守ってくれた脚本家に恩を感じていた。だが神父によれば、殴られた時点で監督はまだ生きていた。脚本家が仮面の空気穴を蝋でふさぎ、窒息させたのだ。このやり取りは、監督自身が仕掛けた盗聴器を見つけた警部補に聞かれていた。
自分が殺していないと知った若手女優は、一緒に逃げるつもりはないと脚本家を突き放す。脚本家はすでに神父を殴り倒して始末しようとしており、拒まれると若手女優もろとも葬ろうとするが、駆けつけた警部補たちに逮捕された。神父と若手女優は助け出された。
決め手になったのが、人をのぞき見て縛ってきた監督の盗聴癖だったという皮肉が効いています。被害者が残した悪趣味な仕掛けが、最後は犯人の言葉を警察に届けてしまいました。
映像が残っていたことから、若手女優は罪に問われない見込みとなった。神父は隠し部屋にあったスターのネガを焼き捨てていた。何も知らされていなかった夫人には、写真の相手は人妻だったと説明される。妻は若手女優を自分の側に迎え入れた。
ブラウン神父 第36話 シーズン4第1話の感想まとめ
今回いちばん気に入ったのは蝋のかけらの扱いです。神父が最初に差し出したとき、マロリー警部補はありふれた物として相手にしませんでした。それが仮面の空気穴をふさいだ決め手だったと分かる流れで、初登場の警部補と神父の距離感もはっきり見えました。
若手女優が自分を殺人者だと思い込まされていた構図は、かなり怖いです。脚本家は罪を隠してやった恩人のふりをして、一緒に逃げる約束を取り付けていました。弱みで相手を縛るやり方は監督と同じです。悪魔を倒したつもりの男が同じ役回りに収まっていたところに、今回の苦さがあります。
神父がスターのネガを黙って焼いた判断も印象に残りました。証拠に手を加えたとも言える行為ですが、秘密を握られ続けた相手の苦しみを思えば筋は通っています。夫人を人妻との写真だとごまかす場面は、のけ者にされた夫人には気の毒ながら、フェリシアとの連係が笑えました。
結末で、妻が若手女優を迎え入れたのもよかったです。同じ男に人生を握られた者同士だと気づき、張り合う関係から手を組む関係に変わりました。完成した映画ではヒロインが自分で悪魔を仕留めます。相棒の神父役がずいぶん若くて細身の俳優になっていたのには、つい笑ってしまいました。
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