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クルミットです♪
人気の腹話術師が劇場へ戻ってきたものの、稽古中に人形が不穏な話を始めます。亡き妻と劇場主の関係を持ち出した直後、その劇場主が殺されました。人形が勝手に動くはずはない。それでも持ち主自身が、自分の記憶を信じられなくなっていきます。
それでは134話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第134話 シーズン13第4話のあらすじ
ブラウン神父たちは、公演を控えた腹話術師を訪ねる。彼は稽古の最中、人形を通して劇場主と亡き妻の関係を口にした。人形が自分とは別の意思を持つように感じるといい、神父は過密な仕事が負担になっていないか心配する。
劇場主は、昔から舞台に出る喜劇役者にも厳しい態度を取っていた。芸が戻らなければ仕事も住まいも失うと脅す。一方、腹話術師の姪でマネージャーでもある女性は、休ませた方がよいという神父の言葉に反し、公演を続けさせようとしていた。
劇場に忘れられた人形を取りに行った神父は、劇場主の遺体を発見する。そばには人形があり、手袋には血がついていた。凶器のかみそりは腹話術師の物だった。楽屋にも血が見つかり、サリバンは彼を逮捕する。
腹話術師が妻の秘密を知ったきっかけは、古い恋文だった。人形が持っていたというが、自分がどう行動したのか記憶の抜けた時間もある。本人まで、自分が殺して忘れたのではないかと不安を抱く。神父との面会でも混乱が深まり、病院へ移されることになった。
覚えていないことを、何かした証拠のように受け取ってしまう。本人が自分を疑うほど、真相を確かめる人が必要になっていました。
被害者の妻は、家族から継いだ劇場を夫に渡していた。経営が悪くなれば売却されかねず、二人の間には対立があった。夫の死で妻が劇場を継げば、解雇と立ち退きを恐れていた喜劇役者にも利益がある。神父はそれぞれの事情を調べる。
姪が公演を強行しようとした理由も明らかになる。劇場主は彼女の露出の多い写真を撮り、それを使って脅していた。彼女が書類を捜していた跡を、腹話術師は人形の仕業と思っていたのだ。神父は彼女に、悪いのは立場を利用した劇場主だと伝える。
神父はお茶をきっかけに、古い恋文が本当に昔の物なのか疑い始める。紙は古く見せるために加工されていた。筆跡を確かめた神父がたどり着いたのは、喜劇役者だった。彼が恋文を作り、腹話術師へ殺人の疑いを向けていたのだ。
役者は、かつて映画に出る機会を劇場主の嘘でつぶされ、自信まで奪われたと恨んでいた。さらに、友人の腹話術師ばかりが人気を得ることにも不満があった。神父に告白を促されると襲いかかり、追跡は舞台上にまで及ぶ。姪が人形で気をそらす中、役者は倒されて逮捕された。
腹話術師の薬は薄められていた。適切な状態で服用するようになり、彼は舞台へ戻る。劇場主の妻は、姪を苦しめていた写真のネガを返した。腹話術師は人形とともに再び芸を披露し、事件で止まった公演が動き出す。
人形に隠れていたのは超自然の力より、人間の嘘と悪意でした。写真を返してもらう姪にも、ようやく脅しから離れられる区切りがあります。
ブラウン神父 第134話 シーズン13第4話の感想まとめ
腹話術の人形は、演者と別の人格があるように見せる道具です。今回はその芸が、持ち主自身の不安につながっているのが切なかったです。自分の声なのか、人形が勝手に話しているのか。客席を笑わせるための関係が崩れると、毎日そばに置く人形さえ怖くなる。神父が単に奇妙な話として片づけないところがよかったです。
古い恋文は、そこに書かれた内容ばかり読んでしまいそうでした。けれど神父が確かめたのは、それを古いと思った理由です。誰かを傷つける言葉が証拠として差し出されると、その傷の大きさに真偽の確認が追いつかなくなる。腹話術師が自分を責める前に、紙そのものへ戻れたことが救いでした。
犯人が劇場主に受けた仕打ちはひどく、仕事と住まいを握られた立場の苦しさも分かります。それでも、友人を身代わりにする選択には同情しきれません。腹話術師は彼の才能を認めていたのに、当人には相手の成功が許せなかった。恨みの矛先が、直接の相手だけでなく身近な友人にも向いていたのが悲しいです。
姪が叔父を働かせていた事情にも、最初の印象だけでは分からないものがありました。写真で脅されていることを言い出せず、行動だけを見れば冷たく見えてしまう。神父が恥をかくべきなのは彼女ではないと伝える場面には安心しました。犯人の逮捕とともにネガも返されることで、彼女の受けた被害にも答えが用意されていました。
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