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クルミットです♪
イザベルが陪審員を務めることになったのは、陶器工房の主人が殺された事件。被告はすでに自白していたはずが、法廷で一転して無実を訴えます。短く済むと思われた裁判の裏で、有罪にしたい誰かの働きかけが始まっていました。
それでは138話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第138話 シーズン13第8話のあらすじ
ブラウン神父の知人でもある工房主が刺殺され、工房の従業員だった男性が裁かれる。事件当日に解雇され、工房の現金を持って逃げ、上着には血が付いていた。過去に人を死なせた罪で服役したこともあり、男性には不利な事情が重なっている。
ところが男性は自白を撤回し、弁護士を断って自分で弁護すると告げる。金は工房主から受け取ったもので、様子がおかしいと感じて戻ったら、すでに刺されていたというのだ。神父は本人と話し、何が起きたのかを調べ始める。
工房主の娘は父と疎遠になっていた。父の遺産は従業員に渡る予定で、その従業員が絞首刑になれば娘に戻る。娘の夫には借金があり、工房を買いたがっている別の経営者との関わりもある。神父は、誰が有罪判決で利益を得るのかにも目を向ける。
陪審員のイザベルは、過去に罪を犯したから今回も犯人だと決めつけることに異を唱える。しかし別の陪審員から強く同調を求められ、さらに覆面の人物に襲われる。夫のサリバンの命を脅かされ、有罪にするよう迫られていた。
証拠を検討するはずの人が、身近な相手の安全まで人質に取られる。イザベルが一人で抱え込んでしまう状況が、事件の捜査とは別の緊張を作っていました。
警察は血の残った放置車を見つけ、持ち主の密輸業者が行方不明になっていることを調べていた。神父が工房の窯から見つけたのは金歯だった。同じ陶器を二度焼いたという不審な出来事が、失踪事件とつながっていく。
工房主の娘の夫は、行方不明の密輸業者を殺し、その遺体を窯で処分していた。娘もその場に関わっており、工房主は二人を目撃してしまった。彼が口外しないと言っても、夫は秘密を知る義父を生かしておけず、殺害したのだった。
神父は工房の地下室で娘と向き合い、夫が父を殺したことを認めるよう促す。娘は現れた夫に抵抗し、神父とともに彼を地下室へ閉じ込める。法廷へ急がなくてはならない一行を運ぶのは、グッドフェローから運転を習っていたブレンダだ。
娘は法廷で証言を求め、夫が父を殺したことと、自分が知っている事実を話す。裁判長は審理を打ち切り、娘の身柄を拘束させる。従業員を犯人だとする筋書きは崩れ、彼女はその男性に謝る。イザベルが脅迫された件についても、サリバンが動き始める。
ブレンダの運転練習が、必要な証言を法廷へ届けるところで役立つのがうれしいです。神父の調査だけでは足りない最後の距離を、彼女が埋めてくれました。
後日、イザベルが車の紛失を訴えているところへ、ブレンダがその車で戻ってくる。運転試験に合格したという知らせだった。重い裁判のあとに、彼女が一つできることを増やした報告で話が終わる。
ブラウン神父 第138話 シーズン13第8話の感想まとめ
今回は、自白したうえに不利な証拠もある人を、まだ疑ってみる必要があるのかというところから始まります。私は、過去の罪については責任を認める男性が、今回の殺人については否定する点が気になりました。過去をなかったことにしたいのではなく、今起きている別の事件を正しく扱ってほしい。その訴えを神父が聞き分けることが、調査の出発点になっていると思います。
イザベルの立場も苦しいです。自分の判断を守ることと夫の安全が、同じ方向を向かないように脅されてしまう。いつもならはっきり言える人でも、すぐに助けを求められるとは限らないのだと感じました。彼女の意見を孤立させる陪審員の存在もあり、法廷の外で誰かが結論を作ろうとしている怖さがあります。
工房主の娘が真実を話す場面は、単に証人が間に合ってよかったという爽快さだけでは受け止められません。彼女自身も事実と向き合い、身柄を拘束される立場になります。それでも無実の人の処刑に黙って同意する結末からは踏み出せた。父との関係を取り戻すことはできなくても、さらに別の人を犠牲にする流れを止めたことに意味を感じます。
窯の金歯は小さくても重い手掛かりでした。陶器の失敗として語られていた二度の焼成を、もう一度考え直すことで別の殺人が見えてくる。ありふれた仕事上の出来事に見せかけられた秘密を、神父が拾い直す仕掛けがよかったです。最後にブレンダの合格報告が入ると、法廷への運転も、彼女自身の成長につながった出来事として振り返れました。
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