ブラウン神父 第48話 あらすじ シーズン5第3話 魔女の森の遺体と毒キノコ騒動、黒い目の一言が暴いた牧師の秘密

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シーズン5第3話は、村に現れた魔女集団をめぐる騒動の回。異教の人々を夕食会に招こうとする神父の前で、森から女性の遺体が見つかります。村の聖職者たちの反発も一気に強まっていきます。

それでは48話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第48話 シーズン5第3話のあらすじ

1736年の魔女法が廃止され、ケンブルフォードの森に魔女集団が現れた。議会は聖職者に、道徳的な脅威について報告するよう求めるが、ブラウン神父は自分で確かめると宣言する。神父はマッカーシー夫人、バンティと集団を訪ね、高司祭の男と森を相続した女祭司を、聖ヨハネ祭前夜の夕食会に招いた。

一方、森で行われた入会の儀式を、村の酒好きの男が殺人だと届け出る。マロリー警部補とグッドフェローは血痕を見つけるが、新入会員の女性が無傷で現れ、血は数滴の捧げ物だったと説明した。夕食会にはメソジストの牧師が反対していた。妻と娘を空襲で亡くしたと語る人物だ。

マッカーシー夫人の言いつけでキノコ採りに出たバンティは、彼女に好意を寄せる国教会の牧師と一緒に、森で女性の遺体を見つける。マロリーは頭を鈍器で砕かれたと見立て、宝石が残っていることから物取りの線を外した。

神父は、靴底にブルーベルの葉があるのに花がないことから、死亡は3月ごろと推測する。神父が見つけた手帳の最後の記入は謎の文字列だったが、のちに駅名の頭文字と列車の時刻だと分かった。手ぶらで旅立つはずがないと考えた神父は、バンティと森を探して荷物を見つける。

被害者は集団の元会員で、詩人の女性だった。呪文の書の出版をめぐって女祭司と対立し、3月29日に駅へ向かったという。荷物には小学校のスペリング(つづり)の賞状も入っていた。

植物の育ち方、時刻表、学校の賞状と、地味な手掛かりが一つずつ効いていく回です。派手な推理より、村の暮らしの知識で真相に迫っていくのが神父らしいですね。

捜査が進まないなか、メソジストの牧師にあおられた群衆が、松明を手に集団の家へ押し寄せる。国教会の牧師は止めようとし、駆けつけた神父が証拠を持つ者はいるのかと問うて群衆を解散させた。このときメソジストの牧師は、被害者を黒い目の魔女と呼んでいた。

夕食会が始まると、神父は席を外してメソジストの牧師を訪ねる。神父は、賞状にあった学校の標語がウェスレーの賛美歌に由来すること、そして会ったことがないはずの被害者の目の色を牧師が知っていたことを指摘した。部屋に娘の写真がないことにも触れる。家族の聖書からは娘の名が消されていた。

被害者は牧師の娘だった。娘は異教の道に入って勘当され、空襲で死んだことにされていた。10年後に再会した牧師は娘を連れ戻そうとしたが、笑い飛ばされる。牧師は聖書の一節を神の意志と受け取って娘を手にかけたと語り、さらに夕食会のキノコに毒キノコを仕込んだと明かした。

神父が駆け戻ると、スープはすでに食べ終えられていた。残された時間は長くて1週間と聞き、国教会の牧師はバンティに求婚する。ところがマッカーシー夫人は、バンティの採ったキノコを信用せずに捨てていた。キノコ採り自体が、バンティを厄介事から遠ざけるための用事だった。

全員の命が、バンティの目利きに対する夫人の不信感で助かるのがおかしいです。張り詰めた空気が一気に抜けていく、うまい落とし方でした。

逮捕されるメソジストの牧師は、宗教的な言葉をわめき続ける。マロリーとグッドフェローは、刑務所より精神病院行きになるだろうと見ていた。後日、バンティは信仰の違いを理由に、国教会の牧師の求婚を断った。

ブラウン神父 第48話 シーズン5第3話の感想まとめ

決め手が、群衆の前でこぼした一言というのが効いていますね。会ったことがないと言い張る人が、被害者の目の色を知っている。暴動を止める場面で流れていった言葉が、後半で犯人を追い詰める材料に変わります。この組み立てがうまいです。

序盤で空襲の遺族として紹介された牧師が、勘当した娘を自らの手で殺していました。神の意志を理由に語る告白は重いです。学校の標語や娘の写真のない部屋といった小さな手掛かりが、親子の断絶を浮かび上がらせていくのもつらいところでした。

その重さを、毒キノコの騒動が一気に裏返します。解毒法がないと聞いて食卓の面々が最期を意識し始めたのに、マッカーシー夫人はバンティのキノコを全部捨てていました。普段の二人の小競り合いが命拾いの理由になるとは思いませんでした。

国教会の牧師の求婚は、追い詰められて出た本音でしょう。群衆を止めようとした場面もあって憎めない人です。それでも、ここまでの押しの強さを思えば、バンティが信仰の違いを盾に、やんわりと、しかしはっきり断るのも無理はありません。

神父が貫いたのは、怖がる前に会って確かめるという姿勢でした。異教の人々を招いた夕食会が犯人の標的になったのは皮肉です。そのぶん、熱狂する群衆と冷静な神父の対比がくっきり出た回だったと思います。

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