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クルミットです♪
シーズン13の締めくくりは、ブラウン神父が村を離れるかもしれないという騒動から。そこへフォックスの失踪が重なり、神父は自分を遠ざけようとする相手を捜すことになります。事件の解決に加えて、ブレンダが自分の将来を選ぶ回です。
それでは140話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 シーズン13最終回(第140話) シーズン13第10話のあらすじ
ローマから戻り、司教に就くことになったフォックスを祝う会が開かれる。ところが彼は、ブラウン神父をスコットランドの教区へ送る人事を発表する。交換で聖マリア教会へ来る神父は自分の秘書を連れてくるため、イザベルの仕事まで脅かされる。
ブラウン神父が村への思いを伝えても、フォックスの意思は固い。ブレンダも反発するが、ほどなく事態が変わる。フォックスが泊まっていた屋敷の部屋は施錠され、そこには血の跡があるのに、本人がいなくなっていた。
神父を捜査から引き離したい人が、その神父に捜してもらう側になる。異動話への腹立たしさを残したまま、フォックスの身を案じる展開になりました。
ブラウン神父は、フォックスの甥であるリンジー神父と手掛かりを追う。屋敷の主人には、十一年前に戦死したとされる息子がいた。ブレンダが見つけた戦争省の古い書類は、その息子に関わる秘密を考え直すきっかけになる。
ブラウン神父は屋敷の暖炉の奥に隠された場所を調べ、監禁されていたフォックスを発見する。誘拐したのは屋敷の主人だった。彼は、死んだと思っていた息子が生きていることを知り、フォックスから居場所を聞き出そうとしていたのだ。
フォックスは告解の秘密を明かせない。銃で迫る主人に対し、ブラウン神父は、息子が戦争だけでなく父親自身を恐れていた事情に触れる。ここで人を殺せば、息子と再会する可能性まで失う。主人は銃を下ろし、のちに身柄を拘束される。
普段のフォックスには腹が立っても、告解の秘密を守る姿勢まで一緒に否定はできません。神父との相性の悪さと、聖職者として守るものが分かれているのがいいですね。
フォックスの叙階式は行われるが、事件が解決しても人事は簡単には戻らない。そこでリンジー神父が、ブラウン神父の代わりにスコットランドへ行くと申し出る。ブラウン神父はケンブルフォードに残れることになった。
一方、教区秘書になることを望んでいたブレンダは、リンジー神父とともに旅立つ道を選ぶ。荷物を持って別れを告げ、ブラウン神父たちに毎週手紙を書くと約束する。村を離れるのは神父ではなく、新しい仕事へ向かうブレンダだった。
ブラウン神父 シーズン13最終回(第140話) シーズン13第10話の感想まとめ
フォックスを助ければ、異動の話も取り消されるはず。私はついそんな決着を期待してしまいましたが、そこであっさり願いが通らないのが、この人らしいです。救助のお礼と人事の変更が交換条件にならず、最後はリンジー神父の申し出が状況を動かす。ブラウン神父一人の手柄ですべて収まらないところに、仲間のいる物語の良さを感じます。
屋敷の主人の行動には、息子の消息を知りたいという気持ちと、相手を従わせたいという姿勢が同居しているように思えます。息子が父を恐れていたと分かると、監禁して答えを要求するやり方そのものが痛ましいです。再会したい相手が何を恐れていたのかを聞かずに、居場所だけ知っても、親子が近づけるとは限りません。銃を下ろした後にこそ、難しい時間が残ると感じました。
ブレンダの旅立ちは、神父の異動がなくなった安心と同時にやってきます。同じ顔ぶれの暮らしに戻ってほしい気持ちはあるのに、彼女が自分にできる仕事を見つけたことはうれしい。だから私は、引き留めたい寂しさより、行っておいでと言いたい気持ちのほうが最後には強くなりました。誰かの都合で去らされる話から、自分の希望で出発する話へ変わる結末が好きです。
特に、ブレンダが以前の自分を振り返りながら、新しい仕事ならできると思っているところが頼もしいです。得意なことを周りに決めてもらう段階を越えて、本人が手を挙げられるようになった。その自信を神父たちが受け止める別れなら、離れることまで喪失として数えなくてよい気がします。
毎週手紙を書くという約束も、この別れによく合っています。もう顔を見られないと大げさに閉じるのではなく、離れてからも近況を伝え合える余地がある。神父が村に残る安心と、ブレンダの新生活を応援する気持ちを、どちらも持ってシーズンを終えられました。
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