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シーズン7第6話は、グッドフェローがマロリーをかばって撃たれる事件から動き出します。捜査に来たのはサリバン警部補。警官殺しの逃亡犯、消えた手帳、病室での急変と、事件は警察内部へ向かっていきます。
それでは76話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第76話 シーズン7第6話のあらすじ
警官殺しで指名手配中のティレットらしき男が、空き家になっていたコテージに侵入したとの情報が入る。手柄を狙うマロリー警部補は、刑事部長の息子である新人巡査に応援の手配を任せ、グッドフェローを連れて現場へ向かう。
応援を待たずに踏み込んだところで発砲があり、グッドフェローがマロリーをかばって背中に被弾する。男は逃げ、二人とも病院へ運ばれた。マロリーが現場で読んでいた手帳は、証拠品として届かないまま行方が分からなくなっていた。
捜査の指揮に派遣されてきたのは、公安部で警察の腐敗を追い、偽名で動くサリバン警部補だった。弾の残った銃を捨てて逃げたのは怯えた男の行動だと見るブラウン神父を、サリバンは自ら相棒に誘う。狙いは、バーミンガムの組織に買収された警官の名前だった。
神父を追い返すどころか、一緒に現場へ連れて行くサリバン。ずいぶん柔らかくなったものだと思いました。
コテージに残った食べ残しと注射の痕跡から、二人は男が糖尿病でインスリンを切らしていると推理する。病院であえて夜に薬を盗ませる罠を張り、ティレットを確保。彼は誰も撃っていない、はめられた、警察に入れられれば殺されると訴えた。
ティレットは足を洗うため、殺された巡査部長に汚職警官の名前と引き換えの保護を頼んでいた。巡査部長は上司に相談すると言ったが、翌晩ティレットの家で遺体になっていたという。彼が差し出した帳簿には賄賂の支払いと警官の頭文字が並び、消えた手帳と照らし合わせられるものだった。
手帳は刑事部長が持っており、本人を含む十数人の名前が記されていた。発砲したのが刑事部長なら、グッドフェローは顔を見ていた証人として狙われかねない。神父が駆けつけた病室で、グッドフェローの呼吸が乱れ出す。看護師は婚約者の新人巡査に引き止められ、30分ほど持ち場を離れていた。
グッドフェローにはペニシリンのアレルギーがあり、神父はその隙に注射されたと推測する。急変の少し前に刑事部長が見舞いに来ていたとマロリーから聞くが、上官を追及するには証拠が足りない。
サリバンはティレットと一芝居打ち、刑事部長を呼び寄せて二人きりだと思わせる。神父も潜んで聞くなか、刑事部長は組織の側にいることを明かした。ただし自分で撃つほど愚かではないとも口にし、発砲した人物は別にいると分かる。
黒幕と撃った人物がここで分かれるのが面白いところ。証拠がそろった途端に、次の危険が見えてくる流れでした。
一方、退院したマロリーは新人巡査の運転で手帳を探しにコテージへ向かう。意識の戻ったグッドフェローは撃ったのが巡査だったと思い出し、神父は巡査がよく行く湖へ急ぐ。そこでは巡査がマロリーに銃を向けていた。
刑事部長は息子から目撃情報を受け、証拠の回収を命じていた。先にコテージに入っていた巡査は、手帳を読むマロリーに銃を向けた。そこへ飛び込んだグッドフェローを撃ってしまったのだという。湖では、遅れて着いたサリバンたちに囲まれ、巡査はなす術をなくす。
署では刑事部長が、撃ったのは自分だとして息子の釈放を求め、汚職警官らの名前を証言すると取引を持ちかけた。グッドフェローには刑事部長が逮捕されたと伝えられ、巡査は警察を去ることになる。神父とサリバンも、この決着を受け入れた。
ブラウン神父 第76話 シーズン7第6話の感想まとめ
今回いちばん印象に残ったのは、手掛かりの積み上げ方です。食べ残しと注射の痕跡から糖尿病を割り出し、病院で待ち伏せる。逃亡犯の体調そのものを罠に使う発想で、闇雲に追い回すより確実なやり方だと思いました。
犯人像の切り替えも効いていました。凶悪犯として追われていた男は実は保護を求めていた側で、手帳を握っていた刑事部長が黒幕。それでも発砲したのは彼ではなく、冒頭で応援の手配を任された息子でした。あっさり任された連絡役が、実は先に現場にいたという配置です。
結末は正直もやっとしました。グッドフェローは撃った相手の顔を覚えているのに、表向きは父親が罪をかぶり、息子は警察を去るだけです。神父は息子の行いを父親の罪のせいだと受け止めていて、そこは神父らしいと思います。ただ、撃たれた本人が納得できるかは別の話ですよね。
一方で、マロリーとグッドフェローの関係は少し前に進みました。退院後に部下の病室へ寄り、こういうことは苦手だと口ごもりながら感謝を伝えようとし、家族が来るまで付き添う。勤務外だから名前で呼べと言うのは、無謀な突入で部下を撃たせた人なりの、ぎこちない償いにも見えました。
サリバンが警察の腐敗を追う立場で戻ってきたのも、今回の事件の軸にぴったりでした。最後に神父と同じ側にいられて楽しかったと漏らす姿には、ちょっと笑ってしまいます。
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