刑事コロンボ 第62話 あらすじ シーズン10第7話「恋におちたコロンボ」 警部に近づく女性と、同じ椅子が写った二枚の写真

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「恋におちたコロンボ」では、捜査対象の女性がコロンボ警部へ積極的に近づきます。食事や親しげな会話の裏には、どうしても守りたい相手がいました。警部が気づく二枚の写真と、最後に示す判断が強く残る回です。

それでは62話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

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刑事コロンボ 第62話 シーズン10第7話「恋におちたコロンボ」のあらすじ

裕福な女性と若い女性は、同じ男性と関係を持っていました。二人はそのことを知っており、男性を殺す計画を立てます。男性は若い女性の方へ会いに行き、そこで待っていた年上の女性に撃たれました。

二人は強盗が入ったように部屋を整えます。そして遺体を電気毛布で温め、死亡時刻が実際より遅く見えるよう細工しました。年上の女性は自分のパーティーへ戻り、人前へ姿を見せます。

若い女性は部屋に残りました。あとから戻ってきた年上の女性が建物の管理人と話している間に、室内から銃声を響かせます。その直後に逃げ、今まさに殺人が起きたように見せたのでした。

銃声を聞いた時刻と、実際に撃たれた時刻は同じではない。管理人まで証人に使われていて、二人が用意した手順の細かさに驚きます。

コロンボは部屋の状態を確かめます。暑い日なのに暖房が入っていることや、冷蔵庫の氷が溶けていることが気になりました。事件を起こした人が、温度にも手を加えた可能性を追っていきます。

表向きの恋人として捜査を受ける年上の女性は、警部が自分を疑っていると気づきます。そこで彼女はコロンボに好意を見せ、親密な関係へ持ち込もうとしました。警部の注意を、自分へ引きつけ続けるのです。

女性は捜査の矢面に立ちながら、若い女性の存在を守ろうとしていました。二人がつながっていることを警部に知られなければ、もう一人の役割は見えにくいままです。

しかし電話の記録を追うと、被害者と若い女性の接点が分かります。コロンボは彼女の部屋を調べ、そこにある写真へ目を留めました。

写っている人物の横には、特徴的な古い椅子があります。警部は同じ椅子を、年上の女性の写真でも見ていました。別々の女性が、同じ場所の同じ椅子と一緒に写っていたのです。

写真の中の人物だけでなく、横の椅子を覚えているのがコロンボらしいです。二人が無関係だと思わせても、昔の写真までは隠しきれませんでした。

若い女性が事情を聞かれることになり、年上の女性はその様子を見ることになります。厳しい質問が続くのを見た彼女は、自分が殺したと認める代わりに、若い女性を行かせてほしいと警部へ申し出ました。

二人は、実は母と娘でした。母が守ろうとしていたのは共犯者というだけの相手ではありません。被害者は娘に暴力を振るい、刃物でも傷つけていました。そのことも殺害の動機につながっていたのです。

母は自分の犯行を認めますが、娘を共犯者として名指ししようとはしません。コロンボは事情を聞いたうえで、娘との関係を示す写真を破り、娘を逮捕しない判断をします。

娘はローマへ戻り、母が事件の責任を負う結末になりました。警部へ向けた好意だけで捜査をかわしたのではなく、隠していた母娘の関係が明らかになったところで、二人の運命が分かれます。

刑事コロンボ 第62話 シーズン10第7話「恋におちたコロンボ」の感想まとめ

一番引っかかるのは、コロンボが写真を破るところです。娘を守りたい母の気持ちは分かります。それでも娘が計画に関わったことまでなくなるわけではないので、私はすっきり喜ぶことができませんでした。

題名から想像する恋愛の駆け引き以上に、母が誰を守っているかが気になる話です。警部への接近も、二人のつながりを伏せたい思いと一緒に見ると意味が変わります。娘が追及される段階では、自分を守るための余裕が消えてしまいました。

椅子の写真は、小さな手掛かりとして好きです。電話で見つかった関係を、別の写真で確かめる流れにも納得できます。いつもの逮捕の気持ちよさより、写真を破った警部の手を思い出してしまう結末でした。

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