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クルミットです♪
「死者のギャンブル」では、車に爆弾を仕掛けた男が、別の事件で狙った相手を失います。殺すつもりだった叔父が、先にひき逃げで亡くなっていたのです。残ってしまった爆弾が別の人を巻き込み、コロンボ警部の捜査は一つの死だけでは済まなくなります。
それでは61話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
刑事コロンボ 第61話 シーズン10第6話「死者のギャンブル」のあらすじ
賭け事で多額の借金を抱えた甥は、裕福な叔父に助けを求めます。叔父はプロのフットボールチームを持っていますが、何度も頼る甥をこれ以上救うつもりはありませんでした。
甥は叔父の妻とも関係を持っていました。しかし彼女からも、借金を片づけるだけの金は得られません。追い詰められた甥は叔父を殺そうとし、車の下へ爆弾を仕掛けました。
翌朝、叔父の屋敷へ行くと警察が集まっています。ところが叔父は、ジョギング中に車ではねられて死んでいました。甥が用意した爆弾は、まだ車の下に残っています。
仕掛けた本人だけが、別の危険が残っていると知っている。ここで事情を話せば済むのに、自分が捕まることを恐れて動けないのが腹立たしいです。
甥は爆弾を外そうとしますが、警察や警備の人がいて近づけません。やがて庭師が、取材陣の邪魔になっている車を移動させようとしました。車が爆発し、庭師が犠牲になります。
コロンボは叔父の死に加え、爆発も調べることになります。車のそばに残る地面の擦れ跡は、甥の靴と関係していました。甥は疑われても、犯行への関与を認めません。
取材の映像には、爆発する前の甥の様子が映っていました。彼は車が爆発する直前に、目を閉じていたのです。周りの人には突然の爆発でも、彼には何が起こるか分かっていました。
映像を戻して見ると、周囲と違う反応が残っている。音がする前に身構えてしまった体までは、ごまかせなかったんですね。
一方、叔父の妻は夫を亡くして取り乱す姿を見せながら、チームの所有者となった立場も楽しんでいました。甥は彼女が叔父の死に関わったと疑い、金を求めるようになります。
しかし、その甥も自分の小屋で撃たれて死にました。ここまで来ると、爆弾を仕掛けた人物を見つけるだけでは事件が終わりません。コロンボは甥が最後にどう動いたかを調べます。
甥の目覚まし時計は、午前8時ではなく午後8時に合わせてありました。夜通しカジノで過ごした彼は、勝って金を得て、朝食を済ませ、髪も切っています。朝起きるための目覚ましだという思い込みを外すと、行動の順序が変わりました。
叔父の妻の家には、甥の帽子が残っていました。その内側にあるのは、切ったばかりの短い髪です。散髪したあとに帽子をかぶり、その家へ来ていたことが分かります。
妻は甥を自宅で撃ち、遺体を小屋へ運んでいました。しかし帽子は運び忘れていたのです。死んだ場所を変えたつもりでも、その日の最後の訪問を示すものが残りました。
コロンボは、叔父のひき逃げについても妻の関与を指摘します。庭師の車を利用できるように動いていたことなどから、事件のつながりを説明しました。しかし彼女は、証明できるのかと迫ります。
そこで警部が逮捕の根拠にするのは、甥の殺害です。ほかの疑いをすべて立証しきらなくても、目の前の殺人については逃がさない。複雑に重なった事件は、帽子が結びつけた一件から決着へ進みます。
刑事コロンボ 第61話 シーズン10第6話「死者のギャンブル」の感想まとめ
爆弾が残った車に庭師が乗ろうとするところが、つらかったです。甥は危険を知っていても自分を守る方へ動いてしまう。叔父を殺すつもりだったという事情で、巻き込まれた人の死が軽くなるわけではありません。
最後の帽子も印象的でした。遺体を運ぶ大きな行動の陰で、切った髪が帽子の中に残っています。時計が午後に合わせてあったことと重なり、甥がその日にどこへ行ったかが絞られました。
妻が証明を要求しても、警部が全部の殺人を一度に証明しようとはしない結末がよかったです。疑わしいことを並べるだけで終わらせず、捕まえられる事件を押さえる。帽子を置き忘れたことは、彼女にとって小さな失敗では済みませんでした。
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