名探偵ポワロ 第26話 あらすじ シーズン3第7話「二重の手がかり」 たばこ入れが明かした犯人と、伯爵夫人への切ない別れ

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今回は、事件を追うポワロの恋が気になるお話です。首飾りが盗まれた現場に残されていたのは、手袋とたばこ入れでした。

手がかりが二つもあれば、犯人にはすぐにたどり着けそう。それなのに、ポワロは伯爵夫人と過ごす時間を大事にしていて、周りの仲間たちも落ち着きません。

いつも頼りになる人だけに、こんなときは余計に心配になりますね。伯爵夫人に向ける気持ちを思うと、あまり急かしたくもないのですが……。

ここからは、犯人と結末にも触れていきます。
それでは26話を一緒に見ていきましょう!

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名探偵ポワロ シーズン3第7話「二重の手がかり」のあらすじ

物語は、伯爵夫人が駅に到着するところから始まります。この女性に、ポワロは心を引かれていくことになります。

しかし、宝石の盗難事件を抱える警部には、恋を見守っている余裕がありません。泥棒を捕まえられなければ、職を失いかねないところまで追い込まれていました。

警部の仕事がかかっているとなると、こちらも気が気じゃありません。いつも以上にポワロを頼りたくなる状況です!

首飾りが盗まれた現場には、手袋とたばこ入れが残されていました。どちらも、持ち主を調べれば犯人に近づけそうな品物です。

ところがポワロは、二つもそろっていることに引っかかります。持ち主の分かる物を一つ忘れることはあっても、二つとも偶然残したとは考えにくいのです。

そこで、どちらか一方は捜査を惑わせるために置かれたものだと考えます。

私は二つも見つかって良かった、と思ってしまった。ポワロは、見つかりすぎるほうを気にするんですね。

たばこ入れには、「BP」に見える頭文字が入っています。この文字に当てはまる男性がいる一方で、旧姓での頭文字が同じになる女性もいました。

女性の現在の名前だけではなく、結婚前の名前まで関わってくるため、文字だけを頼りに犯人を決めるわけにはいきません。

名前が合うだけで疑われるのは嫌だなあ。しかも今回は、誰かを疑わせるために置かれた物かもしれないんだから、なおさら慎重にしてほしい!

そんな捜査の最中も、ポワロは伯爵夫人をもてなすことに時間を使います。事件よりも彼女との時間を優先しているように見え、助手や秘書、警部は心配するようになります。

普段とは違うポワロの様子に、仲間たちも戸惑いを隠せません。

今は伯爵夫人と過ごしていて大丈夫? 警部の立場を知っているだけに、私は仲間たちのほうに気持ちが寄ってしまう。

ポワロには、結婚について尋ねられる場面もあります。そこで持ち出すのが、自分の知る夫婦間の殺人事件の数でした。

献身的な夫が妻を殺した事件は五件。献身的な妻が夫を殺した事件は二十二件あるとして、結婚は自分には向かないと答えます。

結婚の話で、その数を出してくるんだ! いかにもポワロらしい返事だけれど、伯爵夫人に心を引かれている様子を見ていると、それだけで済ませないでほしくなる。

一方、助手と秘書には危険な出来事が起こります。二人が出会った浮浪者姿の男が、銃を取り出すのです。

秘書は助手に銃の存在を知らせますが、男は発砲。助手は逃げる際に額を傷つけます。

命は助かるものの、捜査の途中でけがまで負ってしまいました。

ここは助手が気の毒だった。銃を向けられて、逃げるだけでも大変なのに! 命に別状がなかったことには、ほっとしました。

この男の正体は、ポワロが伯爵夫人のために雇った私立探偵の一人です。助手と秘書が出会った相手は、ポワロと無関係な人物ではありませんでした。

ポワロが雇った探偵だったと分かると、ちょっと待って、と言いたくなる。助手の額のけがまで思い出すと、素直に受け流せなかった。

やがて事件を解く鍵になるのが、たばこ入れの頭文字です。「BP」に見えていた二文字には、別の読み方がありました。

ロシア語などで使われるキリル文字として読むと、ラテン文字の「VR」に当たります。文字の形が似ていても、同じ読み方になるとは限りません。

そして、この読み方で浮かび上がるのが、伯爵夫人の名前と姓の頭文字です。

同じ文字を見ていたのに、読み方から違っていたとは! 名前が合う人を探すことばかり考えていたので、ここですっかり足が止まった。

首飾りを盗んだのは、ポワロが心を引かれていた伯爵夫人でした。「BP」という頭文字で疑われた男性も、旧姓が手がかりに当てはまった女性も、犯人ではありません。

たばこ入れは、伯爵夫人自身の持ち物だったのです。

疑われた二人が犯人ではなくて良かったです。でも、ポワロが好きになった相手に行き着くのはつらい。分かってしまう本人のことを考えると、喜んでばかりもいられない。

ポワロは真相を突き止めますが、伯爵夫人を逮捕へ導くことはしません。彼女を見逃す代わりに、二人が二度と会わないことを条件にします。

恋心を抱いていても、このまま関係を続けることはできません。ポワロは、彼女との別れを選びます。

二度と会わない、という条件が寂しい。会いたい気持ちがある相手に、自分からそれを伝えるのはきつかったと思う。

盗まれた首飾りは戻ります。しかし、ほかの三件の盗難は未解決のまま残ります。

伯爵夫人を見逃したことで、すべての事件が片づくわけではありません。泥棒を捕まえるよう求められていた警部の心配まで、ここできれいになくなるわけでもないのです。

首飾りが戻ったのは良かった。でも、警部はこれで大丈夫? ポワロの恋には寄り添いたいけれど、仕事を失いかねない人がいることも、どうしても引っかかる。

ポワロは伯爵夫人に、彼女のたばこ入れを返します。現場に残された二つの品に始まった「二重の手がかり」は、頭文字に二通りの読み方があったことにもつながります。

犯人を指し示した品物が、最後にはその本人のもとへ戻ることになります。

たばこ入れを返す相手が伯爵夫人だと分かったあとでは、最初に見つかったときとは気持ちが違う。ポワロには、つらい持ち物になってしまった。

そして、伯爵夫人は旅立ちます。最後に二人が別れる場所は、彼女が到着したときと同じ駅です。

ポワロと伯爵夫人は、互いに手を振って別れを告げます。二度と会わないという条件を残したまま、二人の時間は終わります。

手を振り合ってお別れなんですね。あの条件を聞いたあとだと、別れ際の挨拶まで寂しくなってしまう。

名探偵ポワロ シーズン3第7話「二重の手がかり」の感想まとめ

いちばん心に残ったのは、駅でポワロと伯爵夫人が手を振り合う場面でした。犯人が分かったときより、このお別れのほうに気持ちを持っていかれました。

ポワロが彼女を見逃すことには、少し驚きました。事件を解けば、いつもどおり犯人を逃がさずに終わると思っていたので。

でも、二度と会わないと決めたポワロには、寂しさを感じます。せっかく一緒に過ごしたいと思える相手だったのに、これから先の約束ができないのがつらい。

結婚の話では、夫婦間の殺人事件の数まで並べていたポワロ。あの返事には少し笑ってしまったけれど、誰かに心を引かれることまで避けられるわけではないんですよね。

ただ、警部のことは最後まで気になった。三件の盗難が残っていると聞くと、首飾りが戻って良かった、とだけは言えません。

助手も額にけがをしていますし、周りの人たちには落ち着かない事件だったと思います。ポワロ、そちらも気にしてあげてほしい!

伯爵夫人にも、やっぱり盗みはしないでほしかった。彼女に引かれるポワロを見ているからこそ、犯人だと分かったときには少し腹が立ちます。

たばこ入れの文字の読み方には驚かされましたが、見終わって残ったのは、別れを選ぶポワロのことでした。真相を知っても、すぐに気持ちが消えてくれるわけではないと思うので。

駅で手を振り合う二人には、やっぱりもう少し一緒にいてほしかったです。

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