ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
今回は、ポワロがこれから起きる悲劇を止めようとするお話です。友人の息子に残された時間は、あとわずか。
そのうえ妻の裏切りを知ってしまった彼は、スズメバチ退治に使う毒を、恐ろしい復讐に利用しようとします。
つらい立場には寄り添いたくなるけれど、その計画には待ってと言いたくなりました。最後に彼がポワロへ伝えるお願いにも、じわっと来ます。
ここからは結末まで触れていきます。
それでは24話を一緒に見ていきましょう!
名探偵ポワロ シーズン3第5話「スズメバチの巣」のあらすじ
ポワロの友人の息子は、哲学者として暮らしている男性です。しかし、重い病気を患い、余命は数週間しかありません。
彼は残された時間にやりたいことを、リストにしています。自分の命が長くないと知ったうえで、これからの日々をどう過ごすか考えているのでした。
あと数週間と言われて、やりたいことを考えるのはつらいです。ひとつ書くたびに残りの日数が気になりそうで、彼のことが心配になりました。
彼の妻はファッションモデル。その妻と、彫刻家の男性との間には、夫に隠している関係があります。
そして彼は、妻が彫刻家と不倫していることを知ってしまいます。病気で先の見えないところへ、妻への信頼まで失う出来事が重なったのです。
病気だけでもきついのに、これはあんまりです。そばにいてほしい相手が別の人と通じていたなんて、彼が傷つくのも無理はないですよね。
この回には、少し身構えてしまうような医師も登場します。手にしているのは、頭蓋骨をかたどった飾りのある杖。
見た目は不気味ですが、医師としてはきちんと仕事をする人物です。怪しげな雰囲気だけで、悪い人と決めつけるわけにはいきません。
その杖は気になります! ただでさえ病気の話は不安なのに、つい飾りへ目が行ってしまいます。ちゃんとした先生だとわかって、少しほっとしました。
一方、ポワロの周囲では、写真を始めたり、体操教室へ通ったりする人たちもいます。おなじみの警部は虫垂炎にかかってしまい、今回は病気に悩まされる側になります。
写真や体操の話があると、少し気持ちがゆるみますね。警部の虫垂炎は困りましたが、まずは体を治してほしいです。
ポワロは、妻のカップを使って茶葉占いもしています。カップに残った茶葉の形などから、先行きを読む占いです。
そこでポワロが読み取るのは、暗い雲や荒れた水辺といった、不穏なもの。そしてカップには、二つの異なる口紅の跡も残っています。
占いだけで先を見通したというより、その跡から人間関係を察していたのかもしれません。
ポワロ、茶葉占いまでできるんですか? そちらに気を取られましたが、口紅の跡まであると聞くと、カップを見る目が変わります。
やがて問題になるのが、スズメバチの巣を退治するための毒です。友人の息子は、彫刻家に青酸カリを買ってもらいます。
表向きの目的は、あくまで巣の駆除。しかし彼には、彫刻家自身に毒を買わせておきたい理由がありました。
妻と関係を持った相手を、自分の死に巻き込むためです。自分で毒を飲んで命を絶ち、それを彫刻家による殺人に見せかけようとしていました。
ここで、彼が何をしようとしているのかがわかって、つらくなりました。傷ついた彼には同情していたけれど、そのために自分の命まで使ってほしくないです。
毒を買ったのは彫刻家。その毒で彼が死ねば、購入した人物に疑いが向くよう仕向けるつもりです。
巣の駆除を頼む行動そのものが、相手に罪を着せる準備になっていました。彫刻家は、頼まれて手に入れた毒によって、殺人犯にされかねない立場になります。
彼が望んでいるのは、彫刻家が疑われて困ることだけではありません。殺人の罪を負わせ、絞首刑に追い込むことまで考えていたのです。
自分に残された短い命を終わらせると同時に、妻の相手の命も奪おうとする計画でした。
そこまで考えていたのは、きつかった。妻との関係には腹が立つけれど、していない殺人の罪で死なせていいわけがありません。どうにか止まってほしい!
ポワロは、その危険に気づきます。事件が起きてから犯人を捜すのでは遅く、友人の息子が計画を実行する前に手を打つ必要があります。
そして彼は、青酸カリをあらかじめ洗濯用の炭酸ソーダにすり替えていました。友人の息子は、そのことを知りません。
男性は、毒を入れたつもりの飲み物を口にします。そして、やって来たポワロと、最期になるつもりで話をするのでした。
本人が死ぬつもりで飲んでいるのが、見ていてつらいです。ポワロが先に動いてくれていて、本当によかった!
もし本当に青酸カリを飲んでいたら、ポワロが到着するまで命はもちませんでした。こうして話ができるのは、すでに毒がすり替えられていたからです。
ポワロは、彼が自分の死を利用して、彫刻家へ殺人の罪を着せようとしていたことを明らかにします。復讐のための仕掛けは、見抜かれていました。
しかし、ポワロが彼に向ける言葉は、計画を暴くためだけのものではありません。彼を知るポワロは、本来こんなことをする人間ではないと信じています。
そして、残された人生には、まだ生きる理由があると語りかけるのです。
ここまでしてしまった彼を、まだ信じてくれるんですね。止めてくれたうえに、これからの時間の話までしてくれる。その言葉には、彼も救われた気がします。
自分の計画が失敗したと知った男性は、怒るのではなく、ほっとします。死ねなかったことや、復讐を果たせなかったことへの安堵が残る結末でした。
結局、誰も命を落としません。彫刻家が、犯してもいない殺人の罪を負わされることもありませんでした。
友人の息子は最後に、数週間後にもう一度会いに来てほしいと、ポワロに伝えます。命を終わらせようとしていた彼が、先の再会を望むのです。
そのお願いが聞けて、ほっとしました! 余命の話を知っているだけに、数週間後という言葉は切ないけれど、ポワロに会いたいと思ってくれたのがうれしかった。
名探偵ポワロ シーズン3第5話「スズメバチの巣」の感想まとめ
いちばん心に残ったのは、友人の息子が、数週間後に来てほしいとポワロへ頼むところです。ついさっきまで死ぬつもりだった人から、次に会う話が出たことに、私はほっとしました。
その数週間が、彼にとってはとても長い約束なんですよね。気軽にうなずけるような日数ではないので、うれしいのに少し胸が苦しくなります。
彼の病気を思うと、助かってよかっただけでは気持ちが収まりません。それでも、妻と彫刻家への恨みで、残りの時間まで終わらせずに済んだことはよかったです。
妻の裏切りには、私も腹が立ちました。病気で弱っている彼のことを思うと、どうしても彼の側に気持ちが寄ってしまいます。
でも、彫刻家を絞首刑にするつもりだったとわかったところは、さすがについていけなかった。自分で毒を飲むほど追い詰められていても、相手に殺人の罪を着せる計画にはうなずけません。
その彼が、計画を止められて安心している。あそこを見て、止めてもらえてよかったねと、ようやく思えました。
ポワロが先に毒をすり替えていたことも、ありがたかったです。本人の気持ちが変わるのを待っていたら、話す時間すらなくなっていたかもしれません。
まず命を助けて、それから本人と話をする。今回は、その順番にどれだけほっとしたことか!
そしてポワロは、彼がひどい計画を立てたと知っても、彼自身を見放しませんでした。本来はこんなことをする人ではないと、知っていてくれる人がそばにいたんです。
あれこれ責められるより、その信頼のほうがこたえそうです。彼が怒らずに安堵したところを思い返すと、私まで少し肩の力が抜けます。
茶葉占いや頭蓋骨の杖には気を取られましたが、読み終わるような気持ちで残ったのは、彼がポワロに再会を頼んだ場面でした。
残された数週間の先に会う約束を求めた彼を見て、その日まで生きていてほしいと、素直に思いました。
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント