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クルミットです♪
今回は、風邪をひいたポワロが、自分の住むアパートで起きた殺人事件を調べます。鼻がむずむずしていても、なかなか休ませてもらえません。
始まりは、階下の住人から届いた一通の手紙。音楽の音を注意されると思って無視した相手が、事件の被害者になってしまいます。
そして、その女性と意外な関係にあったのが、上の階に住む若い女性の婚約者でした。結末まで触れながら、二人の間に何があったのかを追っていきます。
それでは5話を一緒に見ていきましょう!
名探偵ポワロ シーズン1「4階の部屋」のあらすじ
ポワロの住むアパートで、若い女性が友人と踊っています。部屋で鳴らしているのは、レコードをかけて音楽を聴く蓄音機です。
その下の部屋には、引っ越してきたばかりの女性がいました。音が気になるらしく、天井をたたいて静かにするよう求めます。
自分たちが楽しいと、下の部屋に響く音まで気が回らないんですよね。天井をたたきたくなる気持ちは分かります。
やがて、階下の女性から、会いたいという内容の手紙が届きます。しかし、若い女性は音楽の音に対する苦情だと受け取り、取り合いません。
すでに音を注意されていたので、会いたい用件も同じだと考えたのです。手紙を出した女性の話を、直接聞くことはありませんでした。
気まずくて後回しにしたくなるのは分かるけれど、会いたいと言われているのが引っかかります。何を伝えたかったの?
一方、ポワロは風邪をひいています。近所の部屋を訪れたときにも、くしゃみが出そうになってしまいました。
鼻に指を近づけ、大きく息を吸って、なんとかこらえようとします。ひとまず収まり、ほっとするポワロ。
ところが、少ししてから大きなくしゃみが聞こえてきます。どうやら、抑えきれなかったようです。
せっかくこらえたのに! 出そうで出ない時間まで落ち着かないし、これは地味につらいですね。
そんな中、ポワロは友人と殺人ミステリーの芝居を見に出かけます。舞台の事件についても、手元にある情報から犯人を考えていました。
ポワロが犯人だと見当をつけたのは、劇中の執事だった。しかし、芝居の結末は、その推理とは違うものになります。
しかも、真相を知るために必要な情報が、客席には知らされていませんでした。ポワロは、その種明かしに納得できません。
その情報、先に教えてくれないと! 一緒に犯人を考えていたら、私もそこが気になってしまいます。
そして、ポワロが実際に調べることになるのは、自宅と同じ建物で起きた殺人事件です。被害者は、若い女性に手紙を出していた階下の住人でした。
会いたいという申し出は無視されたまま、その女性は命を奪われてしまいます。音のことで揉めていた隣人同士の話が、ここで急に重くなりました。
手紙を出した人が殺されてしまうのは、やっぱり嫌な感じがします。まだ用件も聞いていないのに。
ポワロは風邪をひいたまま、友人と事件を調べます。そして明らかになるのが、被害者と若い女性の婚約者との関係です。
階下の女性は、婚約者の男の妻でした。男は結婚していながら、別の若い女性と婚約していたのです。
上の階の若い女性にとっては、婚約相手に妻がいるというだけでもつらい話。その妻が、自分のすぐ下の部屋に越してきていました。
結婚しているのに、別の女性と婚約していたの? 何も知らずにこの男を信じていた若い女性が、かわいそうです。
男は妻と別れたがっていました。しかし、妻は離婚に応じず、自分のもとへ戻るよう迫ります。
妻は、二人が結婚していることを婚約相手に明かすと告げていました。男にとっては、隠してきた関係を知られる状況だった。
階下に越してきた女性が、ただ音楽の音に腹を立てていただけではないことも分かってきます。若い女性に会おうとしたのは、この結婚を知らせるためだったようです。
あの手紙、そんな話につながっていたんですね。苦情だと決めつけずに会っていたらと思うと、もどかしいです。
妻は、自分たちの結婚が有効であることを確かめます。そして夫を部屋に呼び、その事実を持ち出して挑発しました。
離婚したい夫と、それを認めずに戻ってくるよう求める妻。二人の話し合いには、目撃する人がいませんでした。
その機会に妻を殺したのが、若い女性の婚約者だったのです。ポワロが突き止めた犯人は、この男でした。
妻が離婚に応じず、婚約相手に結婚を明かそうとしていたことが、殺人の動機でした。
妻の迫り方にきついところがあっても、殺していい理由にはなりません。隠していた結婚を、相手の命ごとなくそうとする男には腹が立ちます。
上の階の若い女性は、妻の存在を知らないまま、この男と婚約していました。階下から届いた手紙を無視した時点では、婚約者の結婚について知らされていなかったのです。
音楽の苦情だと思っていた相手が、実は婚約者の妻。そのうえ、婚約者がその妻を殺していたと分かります。
一つ知るだけでもつらいのに、こんなことが重なるなんて。手紙を読んで取り合わなかった自分まで責めないでほしいです。
犯人の男は逃げようとし、ポワロの友人の車を使おうとします。そこで友人は、自分の車の前へ飛び出しました。
男は彼を避けようとしてハンドルを切り、車をぶつけてしまいます。車の前の部分は壊れてしまいました。
車の前に出るのは危ないです! ぶつからずに済んだのはよかったけれど、今度は車がひどいことに。
事故のあと、ポワロの友人が向かったのは、逃げる犯人のほうではありません。壊れた愛車の様子を確かめに行きます。
犯人を追うよりも、まず車が気になってしまう友人。逃走に使われたうえに壊されたのだから、落ち着いてはいられません。
今は犯人のほうを、と言いたくなるけれど、大事な車をあんなふうにされたら気になりますよね。本人にけががなくて、そこはほっとしました。
男は逮捕され、事件は決着を迎えます。しかし、婚約者を信じていた若い女性には、つらい現実が残りました。
その女性に思いを寄せているのが、逮捕された男の友人である青年です。ポワロは青年に、彼女のもとへ行って慰めるよう促します。
犯人を突き止めたあと、傷ついた女性のことにも気を配るポワロ。青年の気持ちを知り、彼女のそばへ向かわせるのでした。
ここで一人にしないようにしてくれるのが、うれしいです。何を話すかより、誰かがそばにいてくれるだけで助かるときもあります。
名探偵ポワロ シーズン1「4階の部屋」の感想まとめ
いちばん心に残ったのは、最後にポワロが青年を促し、傷ついた若い女性を慰めに行かせる場面です。逮捕のあとに、彼女のことを気にかけてくれてほっとしました。
婚約者が殺人犯だったと分かっても、すぐ気持ちを切り替えられるわけがありません。結婚していたことまで隠されていたのだから、何を信じていいか分からなくなりそうです。
青年がそばに行くことで、すぐ元気になるとは思いません。でも、あのまま一人で抱え込むことにならなくてよかったです。
あの手紙も、あとから思い返すと気になります。騒音の苦情だと思って取り合わなかったという流れは、分からなくもないんです。
一度注意された相手から会いたいと言われたら、また怒られると思ってしまいそう。そんな小さな行き違いがあっただけに、用件を聞く前に相手が殺されてしまったのがつらかった。
もちろん、殺した男が悪い。若い女性が手紙を無視したことに、事件の責任まで背負わせたくありません。
妻にしても、夫を脅すように戻ってくることを求めていて、素直に肩を持てないところはありました。それでも、夫に命を奪われるなんてひどすぎます。
そして、重い話の合間に少し気が緩んだのが、ポワロのくしゃみでした。鼻に指を近づけてこらえたのに、結局出てしまうところが妙に身近です。
舞台の種明かしに納得できない様子にも、うなずいてしまいました。推理に必要なことを最後まで隠されたら、文句の一つも言いたくなります!
友人の車は、本当に気の毒でした。逃走に使われるだけでも腹が立つのに、前の部分まで壊されてしまうなんて、あれは先に車を見に行きたくもなります。
それでも最後に気持ちが戻るのは、婚約者に裏切られた若い女性のところです。彼女のそばへ青年を向かわせたポワロの気遣いが、うれしかったです。
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