名探偵ポワロ 第15話 あらすじ シーズン2第5話「ダベンハイム失そう事件」 外へ出ないポワロと、刑務所に隠れた失そう者

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今回は、ポワロが自分の部屋から出ずに失そう事件を解くお話です。そのぶん現場を歩き回る相棒の大尉には、気の毒な出来事が重なっていました。

裕福なダベンハイムが姿を消し、疑われるのは商売敵の男性。一方のポワロは手品を練習し、預かったオウムにも振り回されています。

お部屋で過ごすポワロを見ていると、大尉の苦労も少し分けてあげたくなりますね。失そうの仕掛けと結末まで、順番にたどっていきます。

それでは15話を一緒に見ていきましょう!

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名探偵ポワロ シーズン2第5話「ダベンハイム失そう事件」のあらすじ

立派な屋敷で暮らすダベンハイムが失そうします。彼には商売上で張り合う男性がおり、その男性はレーサーとしても活動していました。

この事件をめぐり、警部はポワロに賭けを持ちかけます。自分の部屋から出ず、一週間以内に事件を解けるかという勝負です。

賭け金は五ポンド。ポワロは条件を受け入れ、外で調べる役を相棒の大尉に任せます。

部屋を出ないと約束したのは、ポワロ本人だけでした。大尉に現場の様子を聞いてもらえば、必要な情報は集められます。

その条件で忙しくなるのは大尉なんですね。ポワロは平気でも、お使いを頼まれるほうは大変です!

ポワロは知人から預かったオウムの世話をしながら、手品の練習にも取り組んでいました。本や舞台で覚えた手品を、自分でも試しています。

オウムは鳴いたり口笛のような音を出したりするだけでなく、人の言葉までまねします。ポワロのそばには、なかなかにぎやかな相手がいるのでした。

一方、大尉はダベンハイムの屋敷へ向かいます。そこで夫人に話を聞いている間、警部は階下で使用人の女性に聞き込みをしていました。

夫人にも使用人にも、ダベンハイムが消えた理由はわかりません。大尉と警部は、それぞれ別の相手から事情を聞き出そうとします。

やがて大尉は使用人に会おうと階下へ向かい、警部は夫人に会おうと上がってきました。二人は階段ですれ違います。

同じ屋敷に来ているのに、ずいぶん手間がかかっています。夫人たちも、何が起きたかわからないまま話を聞かれて、落ち着かないですよね。

賭けで張り合っているため、大尉と警部は協力して捜査を進めていません。そのせいで、警部が大尉を商売敵の男性と取り違え、話を聞こうとする行き違いまで起こります。

そしてポワロから大尉には、細かな調査の注文が届きます。ダベンハイムの浴室にある物を、一つずつ書き出すよう求められました。

大尉は金庫を開けようとしているところまで見つかってしまいます。頼まれた調査をこなす間にも、気まずい目に遭っていました。

浴室にある物を全部ですか?何を探しているのか教えてもらえないまま調べるのは、私なら途中でため息が出そうです。

大尉の災難は調査だけにとどまりません。乾いていないペンキの上に座ったり、鳥の餌を食べてしまったりと、散々だった。

商売敵の男性に近づくためには、車を買いたい客のふりもします。相手は大尉を購入希望者だと思い、試乗させるところまで話が進んでいました。

しかし、そこへ本当に車を買いに来た客が現れます。大尉のふりは通じなくなり、レーシングカーに座っていたことを怒られてしまいました。

もう少しで車に乗れそうだったのに、本物のお客さんが来てしまうなんて!大尉にとっては、ついていないことが重なる一日だった。

大尉は、自分が一日にどれほど恥ずかしい思いに耐えられるか、ポワロが試しているのではないかとこぼします。それほど、任される仕事には苦労がつきまとっていました。

ところがポワロからは、大尉と親しくしないようにと、オウムへ注意する嫌味まで飛び出します。その言葉に、大尉は傷ついた様子を見せるのでした。

そこは大尉をねぎらってあげてほしいです!走り回ってくれる相手にその言い方は、ちょっときつかった。

事件のほうでは、ダベンハイムの金庫が破られ、彼の衣服が湖に捨てられていたことがわかります。商売敵の男性には、その衣服に関して疑わしい点がありました。

警察が発見を公表する前から、男性は服が湖にあったことを知っていたのです。本人はうわさで聞いたと説明しますが、疑いを招いてしまいます。

そこへ関わってくるのが、目が見えないふりをして盗みを働く浮浪者の男でした。警部は、この男に商売敵の男性を見分けさせようとします。

行われるのは、複数の人を並べ、その中から該当する人物を選ばせる確認です。身なりを整えた男性たちの中から、男はダベンハイムの商売敵を選びました。

無実なのに疑いを向けられた男性は激怒します。その場では浮浪者の男が怒鳴られ、床へ組み伏せられる騒ぎにまでなります。

服の話に続いて、今度は人まで自分を選んでくる。身に覚えがない側からすれば、怒りたくなるのも無理はありません。

しかし、この失そうを仕組んだのはダベンハイム本人だった。浮浪者として現れた男こそ、姿を変えたダベンハイムだったのです。

ダベンハイムは数か月にわたって銀行の金を盗み、高価な宝石を買っていました。表向きは妻への贈り物ですが、実際には逃亡するための資金に換えるつもりでした。

自分の金庫からその宝石を盗み出し、商売敵に罪を着せて姿をくらます計画です。失そうした人物を捜していたら、その本人が別の姿で捜査に関わっていたことになります。

奥さんへの贈り物まで、逃げる準備に使っていたなんて!夫人の気持ちを思うと、ここは腹が立ちます。

金庫を破るときには、序曲『一八一二年』を利用していました。この曲に入る大砲の音に重ねて、金庫を壊す音を隠したのです。

人に盗まれたように見せるため、持ち主が自分の金庫を破っていました。商売敵に向けられた疑いも、その計画の中にあったものです。

変装では、ダベンハイムはひげをそり、上等な服を着古した服に替えています。上品な話し方も変え、浮浪者として振る舞っていました。

彼は失そうより前にも、浮浪者の身分で刑務所に入っていました。その服役後から失そうまでの間は、付けひげを使って普段のダベンハイムの姿を装っていたのです。

そして、失そう後の隠れ場所に選んだのも刑務所でした。軽い罪で捕まり、別人として中に入ってしまえば、ダベンハイムを捜す目から逃れられるという考えだった。

隠れるために、自分から刑務所へ入るなんて!捕まった人の中に失そう者がいるとは、なかなか思いつきません。

目が見えないふりをした男は、無関係な目撃者ではありませんでした。自分で姿を消しながら、商売敵へ疑いが向くように動いていたわけです。

ポワロが部屋を出るのは、最後に真相を明らかにする場面だけでした。事件を解いたポワロに、警部は賭け金の五ポンドを支払います。

ポワロが勝ったのはさすがです。でも、その五ポンドを見ると、大尉にも少し分けてあげてほしくなります!

そして最後には、ポワロがオウムを手品で消そうとします。ところが、オウムは消えずにそこにいました。

試してみる価値はあったというポワロの言葉を、オウムがまねして返します。事件は解けても、この相手は思いどおりにはいかないのでした。

名探偵ポワロ シーズン2第5話「ダベンハイム失そう事件」の感想まとめ

一番残ったのは、浮浪者の男がダベンハイム本人だとわかるところです。商売敵の男性を選んでいたあの男が、捜されている本人だったとは驚きました。

自分は別の姿で刑務所に入り、外では相手が疑われるようにする。そのために何か月も準備していたことには、じわじわ腹が立ちました。

特に、妻に贈る宝石まで逃亡資金にしていたのが嫌だった。夫人には失そうの理由もわからず、商売敵の男性には身に覚えのない疑いが向くのですから、巻き込まれる人が気の毒です。

そして今回は、大尉の疲れた気持ちにも寄り添いたくなりました。浴室を調べ、車を買うふりをし、行く先々で困ったことになるのに、ポワロからは嫌味まで飛んできます。

オウムに向かって、あんなことまで言わなくてもよくないですか?大尉が傷ついた様子を見せるところは、笑って流せませんでした。

それでも、最後にポワロの手品が失敗する場面では、少し気が緩みました。難しい事件を解いて五ポンドを受け取ったあとに、オウム一羽が消えてくれないのが可笑しかったです。

消えずに残ってポワロの言葉をまねるオウムには、ちょっと笑ってしまいました。

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