シェイクスピア&ハサウェイの事件簿 第18話 あらすじ シーズン2第8話「私の記憶にカギをする」

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シーズン2第8話は、記憶を失った男の身元探しから始まる。腕時計と鍵を頼りに調べるうち、事件はホテルの内側に広がっていく。真相と結末まで順に整理する。

それでは18話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

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シェイクスピア&ハサウェイ 第18話「私の記憶にカギをする」のあらすじ

マーロー警部に頼まれて張り込みをしていたフランクとルーの車の前に、頭に傷を負った記憶喪失の男が現れる。身元を示す物はなく、持っていたのは高価な腕時計とロッカーの鍵だけだった。ルーは腕時計に気づき、報酬が見込めるとフランクを説得して、身元調べを引き受ける。

腕時計に目を留めたルーの勘は、持ち物から人を読む探偵らしい一手でした。報酬の皮算用つきというところも彼女らしいです。

グロリアの助けで得た手掛かりをたどると、調査はデューク・ヴィンセント・ホテルに行き着く。そこには男が客として泊まった形跡と、管理人として働いていた形跡の両方が残っていた。ところがホテルの従業員たちは、男のことは知らないと口をそろえる。

男の記憶は少しずつ戻っていく。調べを進めるうち、男の顔写真が付いた職員証も見つかった。写真の男は眼鏡とひげを着けていて、管理人バーティ・クラドバークと記されている。実際の男はホテルの持ち主アルフレッド・ディアンジェロで、身分を伏せて管理人として潜り込んでいたのだった。

アルフレッドの狙いは、支配人クローディア・ファレルの横領の調査だった。クローディアはホテルの収入から金を抜き、秘密の口座に移していた。理由は、従業員に相応の賃金を払いたかったからだ。その結果、ホテルの運営はむしろうまく回っていた。

ただし、アルフレッドも褒められた人物ではなかった。横領を知った彼は、クローディアの若い娘イザベルに、関係を迫る形で脅しをかけていた。イザベルは結局、それをやり遂げることができなかった。

横領を暴く潜入調査が、卑劣な行いと隣り合わせだったという二重構造が、この話の苦いところです。

一方で、アルフレッドの命を狙う試みが何度かあった。手掛かりは、ベルボーイのダレンがイザベルに好意を寄せていること、ドアの取っ手に付いた機械油、バルコニーから落とされた鉢植えの土、手を汚したくないという言い回しだった。さらに、ダレンの白手袋だけは汚れていなかった。手袋の下には、車に細工した際の火傷の跡が隠れていた。

捕まったダレンは、殺そうとしたことは悔やんでいない、失敗したことだけが残念だと言い放つ。従業員のうち二人は、クローディアへの忠誠から、罪の暴露とイザベルへの脅しを止めようとして、アルフレッドを殺そうとしていた。

記憶を取り戻したアルフレッドは、かつての自分を嫌悪する。従業員たちには、バーティとして二週間働き、良い部下に恵まれていると知ったと語り、クローディアが約束した正当な賃金を払うと誓う。イザベルは雇い続け、母親には良い弁護士を付け、今後は仕事の関係に徹すると約束する。

シェイクスピア&ハサウェイ 第18話「私の記憶にカギをする」の感想まとめ

手掛かりの組み立てがきれいな回でした。腕時計から始まり、職員証の写真、ホテル側の知らないという態度へと、一つずつ記憶が戻る速度に合わせて身元が絞られていきます。ルーが腕時計を見逃さなかったことが、探偵社の仕事の入口を作っています。

犯人探しでは、ダレンの白手袋が目を引きます。機械油や鉢植えの土といった汚れの手掛かりが並ぶ中で、一人だけ手が汚れていないという対比が効いています。しかも手袋の下にある火傷が、細工の跡という具体的な裏付けになっています。好意を寄せる相手の母と娘を守ろうとする動機も、従業員たちの忠誠心とつながっています。

フランクとルーの掛け合いでは、依頼人の特定をめぐる言い争いから始まった賭けが楽しいところです。ルーが変装でフランクを欺けるかという勝負で、フランクは最初の二回を見破りますが、最後はルーが勝ちます。事件の重さとは別に、二人の距離の近さが出ていました。

アルフレッドが自分が嫌な人間だったらと怯える場面で、グロリアが鏡の前に立たせて励ますのも印象的です。結末は、賃金とイザベルの処遇という具体的な償いの約束で終わるので、苦さの中に筋が通っています。

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