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クルミットです♪
フランクとルーそっくりの詐欺師が現れ、苦情と3万ポンドの被害で二人は逮捕されてしまう。シーズン2第6話は、探偵コンビが自分たちの名前を取り戻す回。結末までまとめます。
それでは16話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
シェイクスピア&ハサウェイ 第16話「与えられた虚構」のあらすじ
冒頭の引用は『間違いの喜劇』から取られており、題名の「与えられた虚構」もその一節に由来する。
フランクとルー(ルエラ)にそっくりな二人組の詐欺師が出回り、本物の二人には苦情が殺到する。被害額は数日間で3万ポンドに上り、高齢の女性から金が盗まれる件も起きていた。
キーラー巡査部長は、新しい事件の似顔絵に二人の顔を見つけて驚く。マーロー警部には、手元の証拠では二人を逮捕するしかないと告げる。こうして二人は連行される。被害に遭った高齢女性の息子は、母が人探しに大金を払った件で、本物の探偵に怒って詰め寄った。
探偵のほうが容疑者になる幕開けで、のっけから皮肉が効いています。
保釈された二人は、スパイダーの協力で自分たちのオンライン上の口座などが何者かにハッキングされたと確認する。偽者の正体は、仕事のない俳優のフィルとローメイで、誰かに雇われていた。二人を追い詰めると追いかけっこになるが、フランクも偽者も足が速くなく、途中で息を整える。
息切れして休みながらの追跡は、状況だけで笑えます。
俳優たちは当初、匿名で頼まれた手の込んだいたずらだと思っていたと主張する。しかし、違法だと気づいたはずだと問われると、脅されて加担したと認める。フィルは、閲覧履歴を妻に知らせると脅されたという。黒幕はハッキングで個人情報を盗み、俳優を脅して二人の評判を傷つけさせていた。
フランクとルーは、セバスチャンの役者としての腕とスパイダーの力を借りて罠を仕掛ける。ところが罠は裏目に出て、フランクは復讐を狙う人物を探すことになる。
黒幕は、ルーの偽者を演じていたローメイ自身だった。本名はルーシー・ネル。かつてフランクが調べた件で、既婚男性との不倫が明るみに出て人生が狂ったと恨んでいた。彼女は不倫相手の立場で、動機はフランクへの復讐だった。
偽者の一人が黒幕という入れ子の構図が、題名の「虚構」とよく響き合います。
終盤、二人は盗まれた金を高齢の女性に返し、探している人物は海外に行ったので海外の案件は扱えないと伝える。息子は礼を述べ、その人物はずっと裏庭で庭仕事をしていたと打ち明ける。フランクはルーに、最初の依頼を断ったのは家庭内の問題を引き受けないからだと、苦笑まじりに思い出させる。
シェイクスピア&ハサウェイ 第16話「与えられた虚構」の感想まとめ
今回の面白さは、偽者が二人組の詐欺師に見えて、実は片方が黒幕だった二重の仕掛けにあります。俳優たちが匿名のいたずらだと思っていたと話した時点では、脅された被害者にしか見えません。ところが追及されて脅迫を認めた先に、ルーの偽者本人が黒幕という本命が待っていました。
フィルが妻に知られたくなかった閲覧履歴の件も、脅しの材料として具体的で、ハッキングという発端ときれいにつながります。スパイダーが再登場して、フランクの口座の侵入を確かめる役回りも手堅いですね。
動機は少し苦いです。フランクの調べで不倫が明るみに出たローメイ、本名ルーシー・ネルは、愛人の立場でありながら人生を壊されたと恨んでいました。探偵という仕事が人に恨まれうる面を、軽いコメディーの中で突いてきます。
高齢女性の件では、金を返しつつ海外案件は扱えないと伝えるフランクとルーの対応が探偵社らしいところです。息子が、探されていた人物は裏庭で庭仕事をしていたと明かすオチで、重くなりかけた空気がふっと軽くなります。最後にフランクがルーの最初の依頼を断った理由を持ち出して苦笑するやり取りは、二人の関係の始まりを思い出させて楽しいです。セバスチャンとスパイダーの罠が裏目に出たのも、万能ではない探偵たちらしい愛嬌でした。
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