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クルミットです♪
第2話の舞台は介護施設です。妨害工作の調査を頼まれた矢先に、依頼人の施設長が屋上から落ちて亡くなります。結末まで触れるのでご注意ください。
それでは2話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
シェイクスピア&ハサウェイ 第2話「真夜中の鐘」のあらすじ
フランクとルー(ルエラ)は、介護施設シェイディ・ヌックスを夫のオーウェインと営むペネロープ・ピンコットから、施設で続く妨害工作の調査を頼まれる。セバスチャンは介護助手として潜入する。
ところが昼食の時間、職員も入居者も食堂に集まっている最中に、ペネロープが屋上から転落して死ぬ。セバスチャンがオーウェインと話している最中に、二人の背後の窓の外を遺体が落ちていった。
全員が食堂にいたのに屋上から落ちる、という状況がまず厄介です。
妨害工作の犯人は、潜入したセバスチャンが突き止める。入居者のジョニー・フォルスタッフで、施設暮らしが気に入らず、息子に迎えに来てもらおうと騒ぎを起こしていた。元軍人の彼に押さえ込まれたセバスチャンは潜入を明かすが、フォルスタッフはペネロープ殺しを否定する。
容疑者はほかにもいた。職員のスージーはオーウェインに好意を寄せ、バレンタインに手紙を送り続けていた。妻が亡くなった今なら一緒になれると本人に迫るが、オーウェインはきっぱり断る。
動機のありそうな人物が次々に出てくる中、焦点は転落のからくりに絞られます。
フランクは、すでに亡くなっていたペネロープの遺体が、全員が食堂にいる時間に屋上から落ちた仕組みを解く。フランクとセバスチャンは犯人の仕掛けを試し、転落を自殺のように見せる装置だと確かめる。ペネロープの死因は頭への一撃だった。
凶器に気づいたのはルーだ。その日の昼食の献立が、急にキッシュからオムレツに変わっていた。生地をのばす作業が要らなくなったことから、調理場の麺棒が凶器だと見抜く。
もう一つの手掛かりは、ちょうど一年前に入居者が亡くなっていたことだ。その息子イアンは、母の死をペネロープのせいだと考えていた。イアンは半年後に施設の料理人になり、母の命日にペネロープを殺していた。
動機は、母の死の経緯にある。一年前、緊急用の呼び出しボタンが使えなくされ、母は本当に具合が悪くなった時に助けを得られず亡くなった。止めたのは実はオーウェインで、ペネロープは施設を守るために責任をかぶっていた。イアンはその彼女を恨んだ。
事件後、イアンは捕まり、オーウェインも自らの重大な過失を認めざるを得なくなる。ルーとフランクは入居者と話し、まともな後任の経営陣が来ることを願う。
シェイクスピア&ハサウェイ 第2話「真夜中の鐘」の感想まとめ
一番うまいと思ったのは、献立の変更という小さな手掛かりです。キッシュがオムレツに変わっただけで麺棒に結びつけるルーの着眼点は、抜群の記憶力という人物像に合っています。
食堂に全員がいる中で遺体が落ちるという不可能状況は、フランクが仕組みを解き、セバスチャンと一緒に実際に試す流れで納得できます。ルーが凶器、フランクが仕掛けと、二人の役割が分かれているのも凸凹コンビらしいところです。
一年前の死と、半年後に料理人になったイアンという時間の置き方も効いています。犯人が調理場に自然にいられる立場だったので、麺棒と献立の手掛かりがそのまま犯人に繋がります。
イアンの動機には同情できますが、ボタンを止めたのはオーウェインで、恨みを向けた先は責任をかぶったペネロープでした。この食い違いが苦いです。
一方で、フォルスタッフとセバスチャンのスクーター競走や、スージーの手紙の件は軽く、重い真相との落差があります。妨害工作の犯人が事件とは別だったという整理も、すっきりしていました。
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