刑事モース 第7話 あらすじ シーズン2第3話「黒の絞殺魔」 消えた結婚指輪とサーズデイの戦時中の恋

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今回は、主婦たちがストッキングで絞殺される事件から始まります。被害者には、結婚指輪がなくなっているという共通点もありました。

捜査の先にあったのは、バリッジズデパート。そしてそこでサーズデイを待っていたのは、戦争中に愛した女性との再会です。

亡くなったと思っていた人が、目の前にいる。その驚きは分かるけれど、銀婚式を迎える奥さんのことも気になってしまいますね。

ここからは犯人と事件の結末にも触れながら、あらすじをたどります。
それでは7話を一緒に見ていきましょう!

刑事モース シーズン2第3話「黒の絞殺魔」のあらすじ

1966年11月のオックスフォード。戦没者を追悼するリメンブランス・サンデーが近づくなか、主婦が自宅で殺害されます。

ひと月の間に起きた、これで3件目の絞殺事件でした。いずれも既婚の女性が一人でいるところを襲われ、凶器にはストッキングが使われています。

そして、被害者たちの指には結婚指輪がありません。犯人は女性を殺害したあと、指輪を持ち去っていたのです。

家の中で襲われるだけでも怖いのに、指輪まで奪うなんて何のため? 残された手のことを思うと、嫌な気持ちになります。

モースとサーズデイは、同じ犯人による連続殺人として捜査を開始。女性たちのつながりと、凶器の入手先を探っていきます。

3人目の被害者は夫と別居していて、日記には名前を伏せた恋人の存在が残されていました。その女性と、別の被害者には、緑色の車に乗り込む姿を目撃されていたという共通点もあります。

ただ、被害者同士が知り合いだったわけではありません。モースは、犯人が使ったストッキングに目を向けます。

その銘柄をオックスフォードで扱っている店は、バリッジズデパートだけ。モースは店を訪れ、商品や購入客について調べ始めました。

そこでサーズデイが出会ったのは、店員として働くアームストロング夫人です。夫を亡くした彼女は、サーズデイが戦争中に恋に落ちた女性だった。

当時、彼女はイタリアで抵抗運動に加わっていました。サーズデイも現地で行動をともにしていましたが、その後、彼女は亡くなったものと思っていたのです。

これはサーズデイも動揺しますよね。生きていて良かった! そう思ったすぐあとに、奥さんの顔が浮かんでしまいました。

思いがけない再会は、サーズデイの家庭だけでなく、モースとの関係にも影響していきます。捜査で訪れた店で、こんな過去に出会うことになってしまいました。

一方、デパートでは警備担当のジェリコが不正を働いています。女性客に万引きの濡れ衣を着せ、警察を呼ぶと脅して金を受け取っていたのでした。

盗んだように見せかけるため、証拠まで仕込む手口です。疑われた女性が怖くなってお金を払うと、ジェリコはそのまま解放していました。

そして、次に狙われたのがサーズデイの妻。ところが彼女は、ジェリコの脅しに屈しません。

やって来たモースが不正を見抜き、ジェリコは解雇されます。

買い物に来ただけなのに、泥棒扱いされるなんて腹が立つ! 警察という言葉で怖がらせるやり方も嫌でした。奥さんが引き下がらなくて良かったです。

モースはストッキングの購入客を一人ずつ訪ねていきます。しかし、その途中で新たな女性の遺体を発見。

4人目の被害者も、バリッジズデパートの客でした。商品をたどって関係者に近づいていても、殺人は止まっていません。

捜査では、ストッキングの卸業者であるジョーイ・リスクが浮かび上がります。モースは彼にも話を聞き、被害者たちとの関係を探ります。

そんななか、今度はデパートの在庫担当、ノーマン・パーキスが殺害されました。店内で、刃の長いはさみによって刺し殺されていたのです。

これまでの被害者は女性で、殺害方法は絞殺。今回は男性が刺されており、同じ事件として扱っていいのか、すぐには分かりません。

疑いを向けられたのは、前日に解雇されたジェリコでした。しかしモースは、ノーマンの死も連続絞殺事件とつながっていると考えます。

ジェリコの悪事を知ったあとだと、つい疑ってしまいます。でも、嫌な人だから犯人だと決めつけずに調べるモースには、ここで頼もしさを感じました。

町では、花火の夜を迎えます。イギリスでは11月5日に花火などを楽しむ行事があり、この夜は警察も警戒に当たっていました。

私服で巡回していたストレンジは、リスクがデパートの店員グロリアに暴力をふるっているところを発見。リスクを逮捕します。

ストレンジ、ここで見つけてくれて良かった! グロリアが襲われているところは、本当に嫌な気分になります。

リスクは、殺害された女性たちと関係があったことを認めました。ただし、殺人については否認します。

被害者たちにつながる男性が見つかり、疑いは濃くなっていきます。しかし、デパートの従業員まで殺されたことで、店の内部にいる誰かがリスクに罪を着せようとしている可能性が見えてきました。

女性たちと関係を持っていたことと、その女性たちを殺したこと。その二つが同じ人物の行動とは限らなかったのです。

捜査が続く一方で、サーズデイ夫妻の銀婚式祝いが開かれます。銀婚式は、結婚して25年の節目のお祝いです。

サーズデイはそこで、警官の苦労は語られても、その妻の苦労にはなかなか触れられないという話をします。長く警官の妻として過ごしてきた奥さんへの言葉でした。

ただ、サーズデイにはアームストロング夫人との再会があります。昔の恋を知ってしまったあとでは、お祝いの場でも夫婦のことが気にかかります。

奥さんの苦労に触れてくれるのは、うれしいです。でもサーズデイ、その言葉を聞くと、余計に奥さんを大事にしてほしくなるんです。

事件を解く手掛かりの一つになったのは、被害者の家の壁に残っていたチョークの跡でした。モースには、数学で使う無限大の記号に見えていました。

一方、同僚はそれを「8」のようだと受け取っていました。そして実際に関係していたのは、箱にチョークで書かれた数字の「8」です。

その箱が横向きに置かれ、壁に接したことで跡が残っていました。数字の向きが変わり、別の記号のように見えていたのでした。

あの難しそうな跡が、箱に書かれた「8」だったんですか? モースの考えにつられていたので、同僚の見方にちょっと感心してしまいました。

この手掛かりが、デパートの配達員と被害者たちを結びつけます。女性たちを殺していたのは、バリッジズデパートで働くその配達員だった。

動機は、リスクへの復讐です。リスクは、配達員の妻とも関係を持っていました。

妻との不倫に怒った配達員は、リスクと関係のあったほかの女性たちを調べ、殺害していたのです。

警察が被害者の交友関係を追えば、共通する相手としてリスクに行き着く。そのつながりを利用し、彼が連続殺人犯として捕まるように仕向けていました。

リスクへの恨みで、別の女性たちの命を奪うなんて身勝手すぎます! 奥さんに裏切られたことを持ち出されても、この犯行にはうなずけません。

リスクが女性たちと関係を持っていたのは事実でした。しかし、それを殺人の証拠に見せようとしたのが配達員です。

モースは、被害者たちの男性関係だけでなく、家に残された跡とデパートとのつながりをたどり、犯人に行き着きました。

刑事モース シーズン2第3話「黒の絞殺魔」の感想まとめ

いちばん残ったのは、銀婚式祝いでサーズデイが妻の苦労に触れるところです。あの言葉だけなら素直にうれしいのに、アームストロング夫人との再会を知っていると、少し落ち着かない気持ちになりました。

亡くなったと思っていた人が生きていた。しかも、戦争中に愛した相手だった。

サーズデイが揺れるのは分かります。アームストロング夫人との再会を、ただ悪いことのように受け取るのもつらいです。

でも、どうしても奥さんのほうが気になってしまうんですよね。25年も一緒に過ごしてきて、そのお祝いをする時期に昔の恋人と再会するなんて、こちらまで複雑な気分になります。

ジェリコの万引きの脅しに屈しなかった奥さんは、頼もしかった! あんなふうに悪意を向けられても引き下がらない姿は、見ていてほっとするところでした。

事件のほうは、配達員の動機を知って腹が立ちました。リスクに罪を着せるために、女性たちを殺していたというのがきつかったです。

もちろん、グロリアに暴力をふるったリスクにも腹が立ちます。ストレンジが止めてくれた場面は、この回で安心できたところでした。

壁に残った「8」の跡も好きでしたね。難しい記号だと思っていたものが荷物の数字だったと分かると、急に配達の場面が頭に浮かびます。

ただ、事件の真相が分かったあとにも、サーズデイ夫妻のことは胸に残ります。銀婚式で妻の苦労に触れたサーズデイには、奥さんをちゃんといたわってほしいです。

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